一体感とは!?
~吉兆の幕開け~
これは、私が2007年3月に九州でリクルートの組織長をしていた際に
当時のメンバーへ向けて伝えたレジメを参考にしています。
背景をお話しすると、
このタイミングで、2/3が入社1年以内の新人という組織構成。
ベテラン社員の後を担うのは19~33才の営業経験の乏しい面々。
この時、彼&彼女たちが知らなくてはいけない必須情報が3つあった。
■1■
マーケット・・・我々が仕事をする街や消費者・読者のこと
■2■
クライアント・・・ここで言うと、広告を依頼するお客様のこと
■3■
コーポレート・・・自社や商品の特徴や強みなど
そして、この3つを一番知っているのが同僚であり、先輩でもある
一緒に仕事をする仲間だった。
ただ、一向に一体感は高まらず、関係性の距離が縮まるには
時間がかかることは明らかだった。
私としては、組織の新陳代謝とは別に前年以上の業績コミットが
ある中で、組織の一体感を高めることが急務だった・・・
そこで私は、メンバー全員の泊まり込み研修を企画&実施した。
基本、一体感や関係性を高めるためのコミュニケーションは、
『質より量』
『コミュニケーションは、量からしか質を生まない』
という信念を持っていたが、限られた時間の中で、
自分1人が仕掛けられる費用対効果から「集中と選択」をした。
ここから3話に渡って紹介するのは、そんな研修を通して伝えた
メッセージ「吉兆の幕開け」である。
▼2011年5月 投稿記事
門田政己
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