どうも、そこそこな料理をそこそこな頻度で、たっぷりの美味しいと思ってもらいたい気持ちで作っている加賀シェフです。又々レシピを掲載してくれと代表に頼まれたので、駄筆ながらにしたためようとおもいます。

まずはお魚から!今回は順子さんが買ってきてくれたマグロの2台巨頭、テールとカマです。

 

マグロのテール煮込み

 

 マグロのテール 2枚

 薄口醤油   大さじ3

 濃口醤油   大さじ3

 日本酒    大さじ4

 みりん    大さじ3

 生姜スライス 8枚程度

 水      被るまで

  

解凍したテールを直径で入る鍋に入れ、酒、両方の醤油、生姜、みりん、日本酒を入れ水を被るまで張り、中火にかけて、沸騰し鮪の色が変わってから40分ほどアクを取りながら煮込む。

 

 

マグロのカマ 塩焼き

 マグロのカマ

 生姜スライス

 ごま油

 塩、コショウ

     

解凍したカマを油を敷いたフライパンにスライスした生姜と共に並べて、両面に焼き色を付けながら蓋をしつつ蒸し焼きにする。火を止めてから塩コショウを振る。

(今回は冷凍のカマだったのでちょっぴりお湯につけて解凍を促しました)


そして、おさかなにあう野菜料理もつくっちゃいました。

 

簡易野菜炒め

人参

玉ねぎ

キャベツ

日本酒

鶏ガラスープの素

ごま油

 

人参は櫛切り、玉ねぎはスライス、キャベツは一口大でザックリと切る。

油を敷いて根菜二種を入れ、軽く炒める。

キャベツと日本酒を入れ、蓋をして蒸す。

野菜の嵩が減ってきたら鶏ガラスープの素をふりかけて混ぜて、上下をひっくり返すようにして再度蒸し焼きにする。


 

大根ステーキ

大根  今回は頭の方2つ

オリーブオイル

小ねぎ

人参

片栗粉、水

 

大根は皮を剥いて 1cm幅に輪切りにし、 格子状に両面に隠し包丁を入れ、塩を降って15分ほど置く。

 

人参はみじん切りに、小ねぎは小口切りにする。

 

 

大根からでてきた水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、オリーブオイルを敷いたフライパンで蓋をしながら弱中火で両面に焼き色をつける。

 

そのままのフライパンに大根を並べ水を被るくらい入れ、大根の中に火を入れる。

火を入れた大根を器に取り出し、フライパンに残った水分に人参を入れて、中火で人参が柔らかくなるまで煮込み、小ねぎを加えて塩で味を整える。水溶き片栗粉に少量の塩を入れフライパンに投入、とろみを付けた餡を器の大根にかけて完成。


 

豆腐と油揚げ入の海苔の味噌汁

 

豆腐(木綿)  2丁

油揚げ    一パック(3〜5枚)

焼き海苔

味噌

鰹だし

 

鍋に張った水に、豆腐と油揚げ、焼き海苔を入れて火にかけて、沸騰したら火を弱めて、鰹だし、味を見ながら味噌を溶かし入れて完成。

ちょっと古くなったな、湿気ちゃったなと思うノリを思いっきりおいしく食べるお味噌汁です。簡単にできて満足感がありますよ。

 

即席ジンジャーエール

 

水1リットルに対して、三温糖500g

水:砂糖分=2:1

生姜 今回は根生姜 20スライス強

黒胡椒 ホール

 

生姜、黒胡椒以外の材料を鍋に入れ中火にかける、鍋の縁がフツフツとなるくらいになったら、残りの材料を入れ、弱中火で25分程度火にかけて、弱火に変え、15分煮立たせる。

火を止めて、2時間冷ましてシロップに香りを移す。(より長く冷蔵庫などで冷やしてより強く香りを移しても良い。)

本格的にしたいならば、砂糖分をザラメ糖(中双糖)に、冷ましたあとの仕上げにレモン汁を少量入れると良いと思います。

好きなスパイスを入れてもいいかも。

 

(黒コショウが入っているとは意外!でも本当にさっぱりしてマグロのこってりと言い相性の飲み物でした。加賀シェフありがとう。)

 

 

下り坂になる前の晴天の日。もうすぐ桜も咲きそうで、さて、どうしようかな、と思っている様子。

火曜日は雨が多いけれど、今日は久しぶりに晴れた。

 

今日は普通にやっていこうねと今日のワークショップのファシリテーターのはるかさんと話していた。

 

ただ、ちょっと違うのは、明日がトミーさんと加賀さんの誕生日ということ。そして、先週の火曜日に小宮さんが旅立ったということ。カドベヤに入るときに、どんな気持ちで入ったらいいのかわからなくって、戸惑っている自分がいる。

 

はるかさんとゆーすけさんがもういらしていて、ワークショップの用意をしているし、加賀さんと長澤さんはご飯の準備をしているし、いつもの光景なんだけれど、ああ、カドベヤだというちょっと不思議な気持ちになる。庭田さんも仕事の後にいらして、みんながそれぞれのやることをこの中で見つけて動いている。

 

順子さんがいらしてくれて、ものすごく大きなマグロのテール部分とカマを大きな保冷箱に入れて持ってきてくれた。

 

 

 

 

6時にはお米も宅配で届いた。姫が「来たよ~」と言って入ってくると、小宮さんの写真を鏡にペタペタ貼ってくれる。黙ってもちゃんと場所が立ち上がっていくのは不思議で、それでもいつでもこんな感じなんだよね、と思いつつ、そのことに気がつかなかった自分に驚いている。

 

 

いるのにいないような、取り残されたような気持。それもまた悪くない。今、小宮さんはこんな気持ちなんだろうか。ずっとずっと咲き続けてくれていたガーベラがとうとうしぼんだ。一つひとつ目に入るものを確認していく。

 

 

ときどき、思い立ったように、加賀さんの手伝いをしたりして、一本の大根があっという間にきれいなわっかになっていく様子を見ている。生きていたものが、今度は私たちの命の一部になっていく。

 

 

 

前もそうだったけれど、こういう時の私は、とにかくぼんやりしてしまって、いつものことだけれど、何を話しかけられても馬耳東風になってしまう。小宮さんを亡くして1週間。この場で沸き起こっているいろいろな空気の中にいい感じで置き去りにされている。皆が小宮さんをどうやって送ろうか、と真剣に話してくれているのに、私は上の空だ。私の中ではまだまだ「送る」ことができない。さよならも言っていない。どこにさよならを言ったらいいのかもわからない。

 

(長澤さんはさっそく小宮ダンスを考えてくれました)

 

これは悲しいとか言うのとは違う。わからないことをわからないなりに淡々とこの時間を受け止めているだけだ。家族でないというだけで何も教えてくれない行政に対する怒りはある。やるせなさもある。そしてまた怒りがこみ上げる。でもここに来ると、ただ、「いない」という現実がある。1週間ぶりのカドベヤの空間にふんわり浮いている感じ。

 

今日はこんなふわふわした気持ちにぴったりのワークショップをはるかさんが展開してくれた。今日の気持ちをゴッホのひまわりの絵の中のひまわりにたとえてみようというアイスブレイクから始まった。私はちょっとうしろからこちらを見ているひまわりの気持ち。こっちを見ているけれど、横目で向こうも見ている。ゴッホのひまわりの絵はいくつもあるけれど、よく見るとどの絵の中のどのひまわりも一緒ではない。皆が個性を発揮している。私の気持ちははるかさんの気持ちと一緒だった。

 

 

(まずは、今日のおしゃべり鑑賞会の手順を説明。皆が思ったことを語り合う。皆でしっかり聞く。なるほど!と納得する。そこからまた語りあう。)

 

続いて今日の一枚は、散乱する髪の毛の中で黄色い椅子に座る人物の像。自画像なのだが、短い頭髪に手にははさみ。もう一方の手にはやはり切り立てなのか髪の房が握られている。いろいろな意見が飛び交った。この絵がフリーダ・カーロの作品と知っている人も知らない人も、一回自分の知っていることをわきに置いてとにかく絵と向き合ってみる。

 

 

この人物は男?女?来ているものは男の服だけれど、靴はハイヒール。

これは部屋の中?野外?

この人物は今どんな気持ち?

この椅子は何だか複雑な建築構造のよう

切られた髪はそのまま時間を表しているのじゃないかな。最初は手前の三つ編み。一番重みがありそう。その後は風に流されていった髪の毛?

 

ひとしきり話し合った後は、この絵がフリーダ・カーロの自画像と知っている人たちから、これがいつ頃書かれたものか、とかこの絵の構造のすばらしさについてあらためて会話が交わされた。誰もこの絵の真意はわからない。わからないなりにああでもない、こうでもないと話しながら、受け止めていく時間。

結局1時間ではとても終わらずみんなで8時半まで話し合っていました。「もう時間だよ」という小宮さんがいない、ということに気がついてあとではるかさんともにっこりしてしまう。

 

でもそれでちょうどよかったのは、台所では加賀シェフを中心にマグロと大格闘していたから。大きな車輪のようなテール部分はしっかり煮込みます。取り出して、加賀さんがケーキのように切り分けてくれました。

 

カマは塩と胡椒で軽く味付けしてしっかり焼く!

 

 

お誕生日なのに大活躍の加賀シェフ。庭田シェフも美帆シェフもみんなでスーシェフを務めます。

 

お魚だけでも大変だけれど、今日はだいこんのステーキとたっぷりの野菜炒め、ヤマトイモのすりおろしまで!

 

 

海苔とお豆腐のお味噌汁。

 

しかもこれは何???

 

 

なんと加賀シェフお手製のジンジャーエールです。炭酸水で割って飲みます。こってりしたお魚にさっぱりのジンジャーエール。何とも言えない素敵な組み合わせです。

 

 

 

小宮さんと一緒に食べます。

 

 

マグロのテールもカマもとろけるようなおいしさです。

 

今日は加賀さんとトミーさんのためにケーキを買っていこうと思っていたら、仕事が遅れて、大好きなお店のシフォンケーキは全部売り切れていた。代わりに目についたのが、小宮さんの笑顔を想わせる「生ドーナツ」。真ん中からにんまりとクリームがのぞいている。小宮さんの笑顔みたいでしょ。今日もたくさんの人が来てくれたので、半分に切りました。

 

 

まわりに順子さんが持ってきてくださったクッキーをあしらうと、なかなかの素敵なお誕生日プレートになった。

 

トミーさんと加賀さんのためには四角いホイップアンパンを用意しました。

願い事をして、思いっきり吹き消す!今年も素敵な1年となりますように。

今日はゆっくり過ごしたカドベヤの時間でした。

 

ガーベラはどうしようかな、と思いながら、結局持って帰った。空いた海苔の缶の中に小さなガーベラがちょこんと収まる。

外に出ると、空気が湿っている。帰りがけに長澤さんが小宮さんの住んでいたアパートに連れて行ってくれた。

 

横浜方面の電車を待っている時に、ずっと黙っていた庭田さんが一言いった。

 

小宮さんがここまで沢山の方に支えられ、想われ、祈られる中で亡くなられたのは本当に幸せなことだったのではないかって思うんです。

 

私はこの言葉に今日救われた気がしました。

送り方ではない、送られるのでもない、最後の時を迎える人の気持ちになって今一度考えること。そして、私たちも小宮さんと一緒にいて幸せだったということ。

 

明日からまた雨だそうだ。

 

 

火曜日は雨が多い。今日も朝から雨。江草さんと原田さんと共にNPOの総会に向けての話し合いを行ったあとに、石川町に向かう。まずはいつものように掖済会病院へ。原田さんのメッセージと4月のカドベヤのチラシを持って受付の前で待っていると、窓口の人は電話に出ていてこちらとは目を合わさない。ほかの人達もPCに向かったままこちらを見てくれない。たまたま帰りがけの事務の方が気がついて、声をかけてくれた。対応してくださった男性の方に、いつものように、508室の小宮茂さんに届けたいものがありますと告げると、はい、といったものの、いつものように届け物用の用紙を渡しかけて、ファイルを見ている。おもむろにこちらを向くと、「小宮茂さんですね」「はい。」「小宮さんは退院なさいましたよ。」「え・・・?」しばらく唖然としてしまう。「家に帰られたのですか」と聞くと、「詳しくはケアワーカーさんにたずねてください」とのこと。

 

嬉しいはずがキツネにつままれたような気持になる。すでに5時を過ぎている。もうケアワーカーさんに電話する時間ではない。すぐに小宮さんに電話したもののもちろんつながらない。SMSを使って、「小宮さん、退院したの?会いたいです!」と送る。江草さんとなんだか腑に落ちないままカドベヤへ。

 

雨の中でもカドベヤはほっこりと暖かい。加賀さんが家からわざわざ靴のためにシートを持ってきてくれていた。ありがたい。

 

今日は小宮さん、来るのかな…。まだ無理かな・・・。

なんだかそわそわが止まらない。今日来ることができなくても「退院」したんだもの。またほかの病院に移ったのか、気持ちはカドベヤに向かっているかしら。皆でいろいろと話し合う。「退院、だもの、きっと治療に入ったのだよ」と誰かが言う。「ほかの施設に入ったのなら、教えてもらえないのかな。」

 

久しぶりに戻ってきた庭田シェフはおいしいダールカレーをもう用意している。トマト、ニンニク(今回はニンニク入りとなしを作ってくれました)ショウガにたくさんのスパイス、そしてムングダルという特別なお豆。今回はひよこ豆も使います。

フライパンのうしろから小宮さんのガーベラがちょこんとのぞいている。

あ、やっぱり小宮さん来てくれているんだ!

 

(小宮さんがしっかり覗いている鍋の中。「うまそ~だな」「ほら、小宮さん、ちょっとがまんがまん!」)

 

5時過ぎには「つむおと」の南さんと角さんも来てくださって、本格的なコンサート会場が設営されていく。キッチンも同じようににぎやか。

 

今日はインドからの留学生のUさんがいらっしゃるので、みんなでインド料理でおもてなししようということになった。加賀さんはお得意のナンを豆乳で作ってくれる。(Uさんはヴェジタリアンなのです。)

 

 

 

 

長澤さんも手伝ってくださって、庭田さんの指導の下、トマトときゅうりと玉ねぎのカチュンバルというサラダをたっぷりつくる。

 

 

たっぷりのスパイスをこちらにも入れますよ!

 

雨の中来てくださったUさんも料理の本格的な出来栄えにただただ驚いている。

ご飯はもちろんサフランを入れて・・・。

 

カドベヤのつむおとは7時10分前に開始。皆の知っているアニメ・ソングや朝ドラのテーマ曲など、なじみの歌に思わず体が揺れる。角さんはコントラバスで南さんのギターに力強く寄り添う。

 

 

つむおとの次に素晴らしい音を奏でてくれたのは、「あげだしとうふとかぷちーの」の3人組。メンバーの「きくらげ」さんが叩くのは、ただの箱じゃない。「カホン」というペルー発祥の打楽器です。南米に連れてこられたアフリカからの奴隷たちは、コミュニケーション手段にもなる太鼓をたたくのを禁じられたそう。だから手近にあった木の箱を叩くことから始まったのがこのカホンだとか。後ろに丸いサウンドホールが開いていて、なんともいい音を出す。小宮さんが喜びそうな楽器です。

「あげだしとうふとかぷちーの」の皆さんもおなじみの朝ドラの歌やアニメソングを披露してくれた。

 

 

続いてつむおとと「揚げカプ」の5人で大セッション。最初は、Uさんも一緒に唄えるようにとビートルズの「ブラックバード」。これは私の大好きなビートルズの歌なのです。

そのあとは、加賀さんのリクエストも皆で歌い、続いて美帆ちゃんがボーカルを取って、「鬼滅の刃」の「残響散歌」。難しい歌だなあ。

そして、Uさんと一緒に「Hey!Jude」をみんなで熱唱しました。

 

音楽は本当に不思議。皆をきちんと紡いでくれる。

 

ということで、今日の豪華歌のラインアップは・・・

 

【つむおと】

①どんなときも。(槇原敬之)

②これさえあれば(T字路s)

③残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)※アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌

 

【あげだしどうふとかぷちーの】

①アイラブユー(backnumber)

②にじいろ(絢香)

 

【オープンマイクの曲】

①Blackbird(Beatles)※横山リクエスト、ありがとうございます!

②祝福(YOASOBI)※かがさんリクエスト

③残響賛歌(Aimer)※みほさんリクエスト (美帆ちゃんがボーカル!)

④Hey Jude(Beatles)※Uさんリクエスト(Uさんがボーカル!)

 

そのままのあったかい気持ちで次はご飯でつながる時間。

 

 

 

・ダールカレー

・こんがりナン

・カチュンバル

・サフランライス

・デザートは江草さんが持ってきてくださった羽二重餅

 

 

Uさんも「まるで家にいるみたい」と大喜びです。

 

今日のご飯は黄色が主体。カレーだものね。

 

カレーはかけてもよし、別添えにしてもよし。

 

 

これが小宮さんのガーベラによく似合う。ガーベラ、本当にずっとずっと咲いていてくれる。まるで小宮さんの代わりのように。

 

結局ガーベラの分身である小宮さんの姿は見ることはできなかった。病院にはいない。ではどこにいるの?どこにメッセージを届けたらいいの?

今日のこの光景は小宮さんがいつでも大好きだったカドベヤの光景。

なんとなく、ここにいてくれるという気持ちがするのはなぜでしょう。

 

 

火曜日のカドベヤに生息するお料理ニート。加賀シェフです。

 

今回のメニューが思いの外反響が良かったように感じました故に、レシピ等を残しておこうとフライパンやお玉のような調理道具ではなく筆を持った次第であります。今週も小宮さんがいたらきっと喜ぶ料理を用意しました。参考にして、みんなも作ってみてください。

 

では、

メインディッシュ兼主食の「鮭としらすの炊き込みご飯」から。

 

普段自宅で作る際には、鮭の缶詰(マルハニチロの水煮缶)を用いて作るのですが、甘口鮭の切り身でレッツ、クッキング。

今回の分量は

米    6合

甘口鮭  3切れ

しらす  一パック 200グラムいかない位かな?

 

小ねぎ  一袋

薄口醤油 大さじ6

日本酒  大さじ6+適量

 

1.まずは、適量の日本酒で甘口鮭を三十分ほどつけておきながら、しらすと小ねぎの小口切りと米を研ぎ、炊こうと思っている合数同じ数字の大さじの日本酒と薄口醤油の用意をします。

 

2.鮭の水気をキッチンペーパーなどで切り、内釜に研いだ米、用意した調味料、鮭の順番に入れ、その合数の水を張り炊飯スタート。

3.いい匂いを室内に充満させながら、炊飯後に鮭を取り出し、骨を頑張って取り除き(横山先生ありがとうございます)、しらすと小ねぎを混ぜて少し蒸らして完成です。

※内釜に匂いが残ることがあるので、ご容赦下さい。 (横山のコメント:ちゃんと生臭みを取ってくれていたので、大丈夫でしたよ~)

 

 

 

 

次鋒、切り干し大根。行きます。

 

作った分量は

切り干し大根 戻す前50g

       戻したあとはどれくらいになるのか知らない(笑)、でも結構たっぷりできました。

日本酒:薄口醤油:砂糖(今回は三温糖)が50ml:50ml:50g

※戻す前のグラム数と同じ量を限界値にすれば、失敗しづらいです。

かつお顆粒だし 600mlに一袋 ✕2

人参      1.5本 

油揚げ     3枚分

みりん     鍋の直径2回

お湯      できれば熱湯

水道水     洗える位

 

1.買って来た切り干し大根を流水で洗い、鍋に、できれば熱湯と共にかぶるくらい入れ、人肌な温度になるまで戻している間に、人参(画像は太い方の半月切りの弦を下にした後の細切りを上限に揃えた物)と油揚げ(横向きの上下で切った後に5mm〜1cm位でカット)を切っておきます。

 

2.鍋に切った具材と、かつお顆粒だし、戻す前の分量と同量の日本酒と薄口醤油と三温糖を入れ、中強火にかけ、沸騰してきたら吹きこぼれないように火加減を調整し、混ぜながら鍋の淵がグツグツとなるくらいで水気を飛ばしていきます。鍋の直径で十字を切るように2回みりんをかけることを忘れずに。鍋底が見え始めたら完了。

 

 

 

次点、オクラの赤酢合え

オクラ 今回は3パック 大体20本位かな?

赤梅ポン酢  10ml

三温糖   適宜

水      適量

塩      板ずり分

 

 

1.最初に、オクラの両端を切り、上部の黒い部分をピーラーや包丁で取り、まな板に塩を振り板ずりする。

 

2.鍋に湯を沸かし、板ずりしたオクラを入れ、火を通す。

 

3.赤梅ポン酢を三温糖と水で甘酢に調整し、温かいままのオクラを和えて少し置いて出来上がり。

※自分としては赤梅ポン酢が酸味きつかったので、茹でた肉と合いそうだと思いました。

 

最後に、汁物。

最初は味噌汁にする予定でしたが、切り干し大根の人参が多かったのとキャベツを買っていたので、ポトフ風のコンソメスープで言い張ろうとしようといたところの、今回のワークショップで来てくれていたミナトさんの「芽が伸びっちゃった紫玉ねぎ」の助け舟があり、野菜スープ(コンソメ)の経緯があったのでございます。

 

人参   1.5本  5mm半月切り

キャベツ 半玉  ひと口大

紫玉ねぎ 一個  四等分後に繊維をぶった切るように細切り

コンソメ   取り合えずピース四個 

水      キャベツと人参が沈むくらい

 

全部鍋にぶち込んで、弱火で一時間位煮込む。

 

 

こうして、「入院中の小宮さんに捧ぐ混ぜご飯他」という横山さんの希望に沿った一汁三菜が出来上がったのでした。そうそう、そして先週いらしたOさんが持ってきてくださったピーナツの甘露煮も出しました。箸休めにぴったりでした。

(加賀シェフ)

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ここから横山です。本当にどれもこれもおいしくって・・・。みんなで食べるとこんなにまたおいしいのかと思う。最近レシピを教えてくださいっていう声も多いので、加賀さんに頼んで作り方を書いてくださいました。料理がだめな私でもわかるようにしっかり書いてくれて感謝です。

皆さんもぜひとも庭田シェフと加賀シェフのお味をご家庭で試してくださいね。

 

さて、そしてデザート。

この日は湊さんがお庭の夏ミカンを持ってきてくださいました。

そしてトミーさんがみんなに持ってきてくれたメープルシロップのバームクーヘン

 

 

こーたさん差し入れのチョコパイと夏ミカンをあしらってちょっぴりかわいいひまわりの花を作ってみた。

 

早くカドベヤにもひまわりが戻ってきますように。

 

 

すごい雨になった。関内に着くととにかく大雨。小宮さんの入院先の掖済会病院に着くと、それだけでびしょびしょに。ちょうど5時。これからシフトが終わって帰る病院の方々も。みんな、「すごい雨」と言いながら出ていく。今日の小宮さんは窓からこの雨を見ているかしら。考えながらみんなの寄せ書きを受付に届ける。寄せ書きはプラスチックケースに入れていたけれど、包んでいた紙が濡れて上の方がボロボロになってしまった。小宮さん、ごめん。

 

カドベヤに着くと、玄関には大きな紙とちょっと奥にビニールが敷いてある。加賀さんの気遣いだ。雨でみんなが濡れてくるだろうから、ついたらここで塗れたバッグを置いてもらって、そこで体もふいてもらうといい、という思いやり。ありがたいなあ。

バッグを置くと、そのまま下が水たまりになってしまったもの。

 

すでに夕ご飯の準備も進んでいる。切り干し大根。人参。そしてオクラ。そしてサケの切り身。小口切りのねぎとシラス。やさしい色どりだ。そんな中に小宮さんの代わりの花はまだけなげに黄色の色を振りまいてくれている。

 

 

今日も小宮さんが好きだったご飯を作ろうと加賀さんが考えてくれたのは、鮭とねぎとシラスの炊き込みご飯。切り干し大根と人参。そしてスープは何にしようかな、オクラを買ってきたけれど、これはどうしようかな、と加賀シェフの創造力がまたフル回転だ。

 

 

こんな雨だけれど、ぽつぽつとみんなが集まってくれる。雨の中をカラフルなレインコートで来てくださったAさん。今日初めていらしたSさん。Sさんは今日のワークショップリーダーのアーティストUさんとこの間一緒に踊ったそう。こーたさんやすずさんたちも来てくれて、いつものメンバーが集まった。雨の中、みなさんありがとう。

 

こんな天気の中、電気を消して、まずは火災に気を付けて水を用意して、ほんのりとつけた、ろうそくのやさしい小さな明かりの中でゆっくり息をしてみる。ただ黙って立っている。足が床についているその側面を感じてみる。暖かいという人。私は足がすっかり濡れてしまっているので、とっても冷たい。ついている足の感覚。左と右とは違う。

 

 

そこから少しずつ動き出してみる。自分が動きたいように動く。そこで明かりを全部消してみると、みんなが自由に動き出す。

私はなんとなく暗い中、窓から外を見てみた。雨に濡れた道路に街灯の光が反射してきれいだ。川のほとりに枯れて、それでも立っているグラジオラスの大きな葉っぱが時々揺れて、まるで人が手を振っているように見える。今まで見たことのない外の世界。後ろでみんなが動いているけれど、私はずっと立ったまま外を見ている。

後ろでみんなが動いている気配が外に広がっていく。

 

 

振り返ってみるとみんなが一人の世界からだんだんと互いに呼応しながら動いているので、思わず床をたたいたり、音を出してみた。真っ暗な中からその音に呼応してくれる音がある。長澤さんだ。いつもは小宮さんがいる場所で呼応する音が響いてくるのを聞いていると、そこにちゃんと小宮さんの存在があるようで気持ちもいっぱいになってくる。

 

そんな中で炊飯器がメロディを奏でた。ご飯の炊きあがり。

 

炊飯器をもって台所へ。カドベヤの中でもここの世界とあっちの世界がある。ここの世界から一歩出ると、また違う目でもとの世界を見ることができる。あっちの世界では加賀さんとトミーさんが協力しておいしいご飯の用意をしてくれている。

 

そこからまたほんのり暗い世界に戻っていく。だんだん暗さになれてきたところで、アーティストUさんが最後に体の動きに声を足そうといってくれる。みんなの小さな声がだんだん大きくなったり高くなったりして声のジャングルだ。その中に入ったり出たり、声とバイブレーションに身をゆだねる。そこにまた床や壁をたたく音が加わって、カドベヤはまた未知の世界となった。

 

こうやって終わった今日のカドベヤ。ろうそくが消されて明かりがともると、なんとなくほっとしたりして。

こうして、カドベヤはほっこり笑顔の時間となるのでした。つまり、夕飯の時間! 今日の夕食も大好評。

今日のメニューは、加賀シェフのブログにお任せしようと思います。いっぺんにいろいろな体の感覚を味わったワークショップ。次は外から来るおいしい食事を味わう時間。さて、今日のご飯は・・・ということで、ブログの第2に行きましょう!

 

 

今日は午後早くから雨が降り出し、なんとも寒い一日となりました。でもカドベヤは大盛況。ディスカッションリーダーの松岡尚文さんの導きで15名の参加者が「問い」を通じて自分自分のアートを語り合いました。

まずは、今回のワークショップの概要を松岡さんがまとめてくださいました。

 

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このワークショップの「問いから始めるアート」というタイトルは、アートは答えより問いが大事という観点から付けました。アートは答えが一つではないから自由であり、素晴らしいとも言えます。

私たちが生きている社会では答えが一つということはありません。でも、多くの人がアートに答えだけを求めたがり、現代アートは良く分からないから、答えが分からないから面白くないと誤解されたりしています。そうではなく、良く分からないから面白いのです。そして、「問う」という行為は鑑賞者が受け身ではなく主体的に作品に関わるということでもあり、そのことによって作品と鑑賞者との双方向性が生れ、作品の本当の素晴らしさ、リアリティを感じるきっかけにもなります。

今回は「アートとは何か」というテーマでレジュメを配布し、日常の延長からもアートを考える形でワークショップを行い、以下についての話をしました。

 

・アートとは何なのか。アートは定義できるのか

(芸術、美術という言葉は明治初期に外国語のアートから翻訳された言葉であり、時代とともにアートの定義は更新されている)

・様々な分野でアート的と考えられることについて

・物なのか事なのか

・アートの場、キュレーションについて

・作品の構成要素 (素材×技術×コンセプト)

・作品と鑑賞者の関係性 (作品は単独ではなく鑑賞者との双方性によって成立する)

・アートは役に立つのか

・アーティストとは

 

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もう少し詳しく今日の内容を見ていきます。

まずは7時の開始前にアイスブレーク的に、皆さんから、最近これはアートだなと思ったことを、それぞれ話してもらいました。

本当にいろいろな意見が出ました。

良い天気の中で洗濯物が揺れている様子

夕日にシルエットが浮かび上がる景色

お弁当の飾りつけのインスタ画面

ディオールの服などのファッション

ギャラリーの飾りつけ

最近みた映画「ボーは恐れている」(色々な解釈が可能とのこと)

ゲームの世界も本当に芸術的になっている

カドベヤの空間

アートとは西洋文化から来たものじゃないか

人がびびっと感じるもの

純喫茶

人の生き様

押し出すもの、表現する(expressとは、外に(ex) 押す(press)するという意味)

  語源を調べたら、このpressとは、もともと絞り出すの意味だったみたいです。

人とつながる術(すべ)

生きること

人生

踊り

料理

などなど。

 

アートとは、という問いには、決まった答えはなく、「自分がアート」と思ったものがアートなのだ、という方がたくさんいらしたし、話し合いが進んでいくと、だんだんと自分の中のアートの形に気がついて、「自分の中の内部爆発なんだと思う」というアーティストの方もいらっしゃいました。そう、岡本太郎も「芸術は爆発だ」と言っていましたね。

 

それぞれの方のアートに対する捉え方が予想外に範囲が広く、皆さん日常の延長でアートを感じている。

また、皆さんに共通していたのは、アートは物だけではなく事もアートと考えていたことです。

 

ある体験をして、何か電気のように自分の中に稲妻が走り、何かが変わったという瞬間。この言葉には、多くの方が、「あるある」とうなづいていらっしゃいました。芸術ではなくとも、何か自分の中の無意識の部分が大きく揺り動かされる瞬間。それはほかの人達にはなかなか説明しづらい。でもそれもその人にとっての大きな「アート」や創造の瞬間なのでしょう。

 

今回は参加者の人数も多く、話もとても活発だったので、1時間では足りないほどでした。この松岡さんの回はあと2回続けていきますので、皆さんも自由にご参加くださいね。

 

今回の話の中では「カドベヤはアートか」ということも話題になりました。一番最初の「何がアートか」の中で今回初めて参加してくださったOさんが「カドベヤにはじめてきて、最初はほとんど人がいなかった。どうなるのかなと思っていたら、だんだん人が集まり始めて、何か形を成していく。この光景がアートなんだと思った」とおっしゃってくださったことは、今日の私の心の中に不思議に落ち着きました。そして、カドベヤでは料理だってアートなんだと言ってくれたのは、久しぶりに来てくれた姫。

 

カドベヤは毎回来てくれる人によっていろいろな絵ができるのですが、毎回そこにある要素(人や物)に様々な要素が積み重なってどんどん絵が出来上がる。遅く来た人もちゃんと居場所があって絵の重要な要素となる。その一つ一つの要素が支えあって、どこか額縁の外にしかいることができないような場面はない。でもいつもうまくいくわけじゃない。毎週やっているから、うまくいくときもうまくいかないときもある。要素と要素がぶつかってしまうときもある。色と色、形と形がぶつかるようなもの。でもそこからまた何かが動くかも。居場所ってそんなものかもしれません。

 

今日久しぶりに来てくれた昔のメンバーも新しいメンバーと自然に言葉を交わしている。この光景はちょっぴり不思議です。

 

 

今日ここに来ることができない小宮さんの代わりには、小宮さんに似ているなと思った黄色い花が場所をしめてくれているし、長澤さんが描いてくれた小宮さんが相変わらずみんなを見守ってくれている。大切な要素がないとなると、誰かがちゃんとその人を思わせるものを用意してくれる。いないからますますその存在が大きくなる。それもまた想像のなせる業なんだと思います。

 

 

松岡さんが、アートとは、素材と作る人と見る人の協働の作業だとおっしゃったのですが、その通りです。いない人への思いはいる人よりも強かったりする。

 

「鑑賞」という言葉は英語にはぴったりのものがありません。あえて言うのならappreciateとかenjoyになる。カドベヤのアートは松岡さんも示唆していらっしゃるけれど、「鑑賞」ではなく「干渉」なんだと思う。距離を置いてみて、一方的に楽しむではなく、かかわりあうこと。

この人とはあわないなと思っても、とりあえず一緒にいてみると、なんとなく良さがわかって、干渉したくなる。

いない人も嫌というほど私たちの心の中に干渉してくる。だからこそ、いない人にどうにかしてたどり着きたいと思う。

 

この干渉の道が閉ざされること。このことほど、アートを殺すものはない。少なくとも病院にいる小宮さんに感染症対策のために会えない私たちはつながる術をなくすまいとあれやこれや工夫する。小さなことだけれど、それもまた、アクティビストのアートなんだと信じています。だからアートは私たちをつなげる手段だし、つながろうとする術を見つける行動です。

 

そんなことを鬱々考えながら過ごした「問い」の時間でした。とがってしまっている気持を加賀さんのご飯がやさしく癒してくれる。今日は庭田さんがお休みなので、その分を長澤さんとさやかさんがこれもまたサポートしてくれた。

 

おいしいものを食べることはリセットでもあるし、「問い」をいったん横に置いて、新しい一歩を踏み出すことでもある。ネガティブ・ケイパビリティ。わからないものはわからない。だからそのままわからないままに受け止める。

今日のご飯はそんなリセットのご飯でした。

さあ、料理のアートを「鑑賞」する時間。素材が目の前で作り手によってどんどん変わる瞬間。

 

・虹色畑からもらった大根は何とも優しいふろふきだいこんになった

・順子さんの持ってきて下った大根餅は台湾のご友人の愛情の表現

 

 

お味噌汁のだしを取った鰹節と、だいこんと人参を甘酢和えにした一品は口の中で優しくとろける

 

・小宮さんが大好きな炊き込みご飯は、加賀さんのやさしさで、お肉を食べない方のためにも野菜だけのものも用意されました

 

・ほうれん草とおふのおいしい白みそ

・豆腐と牡蛎の煮込み。その場にたまたまあった要素同士の奇跡の邂逅なんちゃって!

 

・原田さんが虹色畑のご近所から持ってきてくださった大きな夏みかん

・トミーさんの差し入れの赤が美しいケーキ

 

・のんちゃんが持ってきてくれたその名も「暴々茶」!名前とは全く裏腹に、本当にやさしいお味の花の入った中国茶でした。

 

今日もお皿の上に大きな絵が描かれました。

 

食べることは鑑賞でもあり、究極の干渉でもあり、完食なのだ。

 

今日もこうして集まって一緒に食卓を囲めることの奇跡。

これもまた一つの絵なのです。

 

(よこやま)

 

 

 

しばらくぶりに戻ってきたカドベヤ。本当にみんなの顔が懐かしい。虹色畑でたくさんのお野菜をとってきてくださった江草さんの車でカドベヤに向かうと、すでに加賀さんが料理を開始。今日は一日働いてきた庭田さんの労をねぎらって台所で頑張ってくださっています。

 

しばらく日本食を食べれなかった私のために、フライパンでシャカシャカ作ってくださっているのはたっぷりのきんぴら!

 

鍋の中でぐつぐつ言っているのは、タコひもで縛ったチキンをハムにしているところ。

 

それだけじゃないぞ。

すでに冷蔵庫の中で待っていたのは・・・・

 

今日のデザート用になんと、クロテッドクリームを作ってくれている!なんと生クリームから作れるのだそう。

 

みんなでちょっぴり食べてみたら本格的なお味です。

 

そう、今日はみんなでイギリスのスコーンを食べようというわけ。そこで、加賀さんが作ってくれたのはこのクロテッドクリームとベリーを煮詰めて作ったプリザーブです。

 

お野菜が届いたところでさっそくこちらも調理を開始。

今日の虹色畑のお野菜は、

 

ブロッコリーとスティックセニョール

カーボロネロ

黄色の花が美しい紅菜苔

そして、のらぼうな

 

です。菜の花の季節なんですね。

 

カーボロネロはカリカリに焼いて

 

 

のらぼうなはマヨネーズあえに

そして黄色の花の美しい紅菜苔は

 

 

先ほどのチキンを煮たスープの中に玉ねぎを入れて、そこに投入。

 

豆腐を入れるとわかるのですが、なんとおつゆが紫色。豆腐の白が引き立ちます。

ブロッコリーも炒めていい匂い。

 

その一方で集まったみんなは今日のゲームに突入。

ゆーすけさんがいつものようにゲームマスターを務めてくださいます。

 

今日やるのは、

そう、前もやったことがあるかもしれませんが、みんなで会話をしながら協力するITO。

 

お題を選びます。今日選んだのは、

 

・人気のおにぎり

・買いたいペット

・カバンの中に入っていたら嬉しい物

 

各自カードをひきます。そこには1から100までの数字が書いてある。

数字が高いほど、例えば「人気」のおにぎりになります。

ここから低い数字から高い数字とみんなで並べていくことになります。

大切なのは、引いた数字から自分のおにぎりが何になるか、を語ったり、会話をしながら、相手のカードが自分より高い数字か低い数字かどうかを当てていくことです。

結構これが楽しい。

 

 

 

出された数字より自分がちょっと上だと思ったら、思い切って出してみる。

今回は協力体制もばっちりでした!

 

あっという間に1時間が立って、さっそくご飯に準備。

 

 

加賀シェフに今日のご飯を説明してもらうと食欲もぐっと増す。

 

 

いただきます、といったものの、誰かが足りない・・・・

そう、もうご飯の時間なのに小宮さんと長澤さんの姿がありません。

この二人がいないと寂しい食卓。3週間ぶりの小宮さんと長澤さんの顔がそこにない。小宮さんの笑顔がそこにない。

 

小宮さんにさっそく電話をしてみると・・・・

「入院しちゃったよ!」と声だけはいつもの通り。そう、2週間前のカドベヤの後で小宮さんは入院となってしまったのです。

2週間前もつかれているようで横になっていた小宮さん。庭田さんがおかゆを作ってくれたのだけれど、それもちゃんと食べれなかったと聞いた。

『ビッグ・イシュ―』も立って売ることができないので座っていると言っていた。

ずっと心配だったのですが、とにかくちゃんと病院に入ることができたのなら、それはそれで一安心です。これから治療に専念して早く良くなってほしい。小宮さんのいないカドベヤはおいしい夕食のないカドベヤ、いやそれ以下だ。ITOで言ったら「1」です。

 

長澤さんもお体大丈夫かな。

 

あらためてカドベヤの大切な二人のことを考えます。

一緒に食べたかったのは、スコーン。

 

クロッテドクリームとベリーをたっぷりかけていただきます。

今日はロイヤルミルクティーも作りました。それだけじゃない。ベリーのシロップを紅茶に入れていただくフレーバーティも一緒にいただきました。加賀さんのアイディア。

 

順子さんの持ってきてくださったチョコレートがけのマジパンとも相性ばっちり。

 

二人が早く元気になることを祈って今日のカドベヤは終わりました。

主のいないカドベヤも寂しそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜいたくな2日続けての体ほぐしの2週目!今日も順子さんにレポートしてもらいます。

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ワークショップは今日も少なかったけれど、虹色畑の原田さんも加わって、いろいろなムーブメントを繰り出しました。これはこれで素敵なダンスです。

うれしかったのは、先週花粉症の体調不良でお休みだった庭田さんが復活したこと。色とりどりの野菜、そして虹色畑のお味噌を使った具だくさんの味噌汁を作ってくれました。

先週のトミーさんのリクエスト.手羽と大根の煮物を加賀さんが作ってくださいました。八角と生姜の香りが食欲をそそります。大根の残りをや細切りにして豆板醤とマヨで和え物、またほうれん草と豆腐の白和え、それに小松菜と油揚げの炒め。

といつもながら、嬉しいメニュー。

 

小宮さんのために、庭田さんが炊けたご飯を御粥にしてくれました。

虹色畑の原田さんもチョコ持参でお手伝い、長澤さんもチョコクッキー持参、暫く話しをして帰りました。風邪が治りきってないそうです。

トミ-さん、お菓子(パチンコ景品)を差し入れ後(寿町センターの)シャワーに行き、再度、ちくわ、こんにゃく、鯖缶、エプロン持参で、訪ねて来て、キッチンで炒め物の一品を作り、人数分を小鉢に分けてくれました。

トミーさん自身がこんにゃくが食べたかった、と話していました。

小宮さんは7時に参加。今日も藤沢に行ったそうですが、立っているのが辛いからベンチに座り売っていたそうです。御粥は食べられるので、白和え等と一緒に持ち帰ってもらいました、小宮さん、朝も食べずに、無糖缶コーヒーだけ、とも話しており、体調が気になります。 

 

 

今日のブログは体ほぐしのワークショップを担当してくださった。遠藤順子さんが書いてくださいました。

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昨日は関東でも久しぶりの大雪。でも今日はあらかじめ予想されたような路上の凍結もなく、雪の被害は首都圏ではなくなったようです。

とはいえ、気候不順のこの頃。皆さん体調を壊し勝ち。6時半頃、長澤さんが、ポカリスエットに似たドリンクを差し入れに来てくれました。そんな長澤さんも彼自身も体調不良で、そのままお帰りになりました。ということで、今日のからだほぐし、参加者は小宮さん、初めは私と2人きりで手足をバタバタさせたり、音楽に合わせて和紙やスカーフで動いていました。

    

 

 

後半からみにょさんが参加、3人で雪景色の再現のように白いスカーフを使って動きました。

 

食事を始めて半分ぐらい経った時にトミーさんがやってきて、シュークリームなどのデザートをたくさん買ってきてくれたんですが、私たち4人しかいなかったので1人2つずついただいてしまいました。彼はもう食事は残っていないと思ったので、お弁当を買って持参しており、それを食べながら、結局、加賀さんが作ってくれた出来立ての野菜料理を思いっきり食べてってくれました。心配なのは小宮さん。ワークショップの時はいつもの笑顔でしたが、今日もあんまり食べられない。8日の日に胃カメラ検査に行くと言ってました。気になります。この寒さもあるでしょうけれど、長澤さん、小宮さん、ともに早く回復すると良いですね。

さて、今日のお献立。この寒さですので、加賀さんが冷汁のアイデアを温めて豚汁に作り変えてくれました。とても美味しかったです。いつもながらの丹念な準備で、鳥を茹でたスープをベースにして、虹色畑の皆さんで作ったお味噌をなんとオーブンで焼いて!そしてそれを混ぜて暖かい味噌味スープをつくり、ご飯に、鶏肉、炙った油揚げ、炒めた長ネギ、味付けした生姜、をそれぞれ乗せてその上から温汁をかけました。白菜を炒めて別にしめじを炒めたものを上からあんかけにした野菜の一皿、細切りの人参を 塩昆布で和えた鮮やかな一品。丁寧な手作りの夕飯を仲間と食べられるひとときに いつもながら感謝、素晴らしいです! 

ということで、ここで加賀シェフにバトンタッチです。

 

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加賀シェフの「今日のキッチンブログ」

 

本日もなんとか終わりました。メニューとしては、

・冷汁ならぬ温汁(この寒さですものね!)

 (ゆでた鶏むね肉、素焼きした油揚げ、ごま油で炒めた長ネギに、むね肉の茹で汁と虹色畑の味噌とハナマルキの味噌を白ごまと混ぜてオーブンで焼いたものを合わせた汁)

・人参と塩昆布の和え物

・白菜のえのきあんかけ

・余った生姜できんぴら風

 

となりました。

 

やっぱり気になる事といえば、小宮さんがあまり食べずに、温汁一杯と、富井さんが買ってきたシュークリーム一つで済ましていた事です。 数日後に胃カメラをする事と食べ過ぎると戻しちゃうと言っていたのが、心配です。富井さんが次回のメニューとして炊飯器で作る手羽先と大根の煮物を希望していたので、美味しいのを作って待ち構えてやろうと思います!

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頼もしすぎるお二人でした!そして、長澤さん、小宮さん、本当に皆さんに愛されていますね。

早く元気になってほしいです。