東証新規上場、ピーク時の6分の1 | 蟻と象とお金と

東証新規上場、ピーク時の6分の1

 東京証券取引所で、2010年に新規上場する企業は、上場予定も含めて25日時点で東証1、2部で計20社、新興市場マザーズ6社の計26社だ。ピークだった00年の160社の約6分の1まで落ち込んでいる。

 落ち込みのきっかけは、06年のライブドア事件だった。市場に対する信頼が損なわれて新興市場への資金流入が大きく減った。加えて、「投資家を呼び込み、市場を活気づけるスター企業も現れない」(東証幹部)状況が続いている。

 東証のプロ投資家向け市場「TOKYO AIM」(東京エイム)は、09年6月の開設から1年半近くたつが、上場は1社もない。大阪証券取引所は10月、傘下のジャスダック、ヘラクレスの両市場を統合し、アジア最大級の新興市場として新生ジャスダックをスタートさせた。だが、盛り上がりは今ひとつだ。

 大和総研の川村雄介専務理事は「新興市場の信頼回復が進まなければ、本当に日本市場が空洞化しかねない」と警告している。




[読売新聞ニュース]より




 新しく上場しようという元気な企業はないってことでしょうか?それとも資金の調達方法に上場という方法を取らなくなったのでしょうか?確かに、ライブドアの頃はマネーゲームという意味でも株がもてはやされていた時期もありましたね。




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