標準治療と信頼関係 | 乳癌とともに生きること

乳癌とともに生きること

乳癌のこと、振り返りながら、今日もいっしょ…

主治医との関係において、当初は、
コミュニケーションどころか、
”女性にとって胸は大事ですが、
 そこに発症したガンは
 乳房ごと摘出しなければなりません。”
という説明にしては事務的すぎて、
正直、焦りましたしあせり
不安と緊張は募るばかりでしたショボーン

主治医からの説明は
これまでも今後も、
私1人ですが、

色んなショックで
極限の精神状態(たぶん・笑)なのに、
究極の選択をしなければならず、天秤

無意識なんですけど…
もっと優しくして貰えるかと
勝手に思い込んでた所もあってニヤニヤ

9年前は「温存治療」が主流で、
メディアの効果もあり、
広く一般的に
「乳癌は温存で治せる時代」
という認識。

なのに、私は全摘なの? 
まず、そこを納得することから開始。
自分のガンタイプをきちんと理解。

その後、にわか知識にしても
集中して得た(つもり)知識が
自分の要でもあり、
大きな支えになりました。

私の時代は、
サブタイプの分類は基本的に同じでも
ルミナール」という言葉は使われず、
ホルモン感受性の有無
HER2の発現状況
増殖のしやすさ

ホルモン感受性が
高い」「低い」は、
AやBとして分類報告はされなかったし、
患者の意識としては、
ホルモン感受性があれば
ホルモン療法
と、単純に考えていました。

だけど、9年前と今と、
大きく治療法が前進した気配はなく、
「標準治療」に特別な変化はない様です。

ホルモン療法の投薬に関しても、
私の知る限りでは、
経年によるエビデンスも、
期待していた進展はないみたい。

私は来年、
最後のホルモン療法薬
レトロゾール「フェマーラ」が終了。

目下その不安が大きくて、
どうしたものか迷っています。
主治医は
「もう少し続けても良いよ」と
軽~くおっしゃいますが…。ニヤニヤ

でもここで、
新たな疑問も出てきました…。

長くなりすぎたので、次につづきます。