リリースされてからだいぶたってしまったけど、コパチンスカヤのストラヴィンスキイとプロコフィエフ(第2番)の協奏曲。ユロフスキ指揮ロンドン・フィル。
 ストラヴィンスキイはもともとヴァイオリン曲としてぶっ飛んだ曲想なので、コパちんのぶっ飛び方も目立たないが、とても切れがよく、弾んでいる演奏。曲が終わったあと、ストラヴィンスキイの協奏曲のカデンツァと称して、即興演奏しているのがオマケ。

 プロコフィエフの第2協奏曲は亡命から帰国してすぐの作品。夢想的なプロコフィエフ作品の目が覚める演奏はちょっとどうかなと思いながら聴く。