ごきげんよう！
ココロとカラダつながる整体 克灸しん道 かつです。
あなたのお子さんが整体をうけたことありますか？
子どもは身体が柔らかいから怪我をしないよね。
すぐ治るよね。
そんな会話が聞こえてきそうですが、、
意外とというか、かなり大事ですよ〜！という話です。
その理由は３つ
１）生まれる前からゆがみがある
２）ゆがみがクセをつくる
３）トラウマ的な身体の負荷
だいぶ突っ込んだ話ですが、こんな捉え方もあるのね！
と思って読んでもらえると嬉しいです。
１）生まれる前からゆがみがある
生まれる前＝ お母さんの体内
胎内ですね。
お母さんの胎内は安全と思われるかもしれませんが
そうでもありません。
例えば、冷え、硬い、血流が悪い、、、など
そんな状況だと子宮は固くなります。
まんまるに育つのが理想なのですが
狭い空間に挟まったようになると成長進化を阻害します。
骨格ができて安定期と呼ばれるころ
圧迫が続くとその部分は成長が進まなくなります。
その結果、ゆがみの素因になる可能性があります。
２）ゆがみがクセをつくる
赤ちゃんの頭って柔らかいですよね。
それは頭蓋骨がまだ完成してないからですが
生まれるとき、赤ちゃんは頭の骨を歪めて
細い産道をくぐり抜けてきます。
もしも子宮が固くてゆがみがもともとあった胎児は
生まれるとき産道を通るのも少し大変な作業になってるかもしれません。
生まれたらある程度、柔らかさと元に戻る力で
形が整ってきます。
それでもゆがみが残っているお子さんも多いと思います。
頭が丸くないと、片方ばかり向いて寝るクセがつきます。
例えば左ばかり向くというお子さんは
頭の形がそうなってるのかもしれません。
いつも左に向くので左に回旋したねじれるクセがつきます。
その結果、成長して骨格が固定されるほど
右にねじる動きが苦手になります。
苦手な動きができると身体は使いやすい左の方ばかりを
優先した動きが習慣になり、左に捻れたゆがみのもとをさらに強めます。
３）トラウマ的な身体の負荷
トラウマというと過去の辛い体験とか
スピリチュアルな話だと前世の体験とか
行ったりしますが、ここでは「身体が受けた負荷」という考え方をします。
もう少し細かくいうと成長を阻害したエネルギー（ストレス）が残った状態
人の発生段階では受精卵の状態から一気に人の形にまで成長するわけですが
成長する際、体温が低かったり、圧迫されたり
胎盤から必要な養分や排泄の受け渡しができなかったり
すると本来の成長につながらないエネルギーが滞ります。
さらに生まれる際の負荷エネルギーが強くかかることでのゆがみ。
また、そのあと生まれたあとのケガ、感染症やアレルギーなどによる炎症のあとなど。
こうした負荷が身体の細胞に残ると考えられます。
これらの理由１）２）３）を通して
私の整体では、身体のあらゆる膜にそのような原因が残るという考え方をしています。
負荷が残る原因となっている膜に働きかけることで、
そのエネルギーを解放するというテクニックがあります。
針もカイロプラクティックもエネルギー療法もいろんなやり方がそこにつながっていますが
具体的には話が複雑になるのでここでは割愛します。
それでもたとえば、身近な例を挙げると
小さい子にお母さんが「痛いの痛いの飛んでいけ〜！」
とやってる光景があると思います。
あの原型が「手当て」という考え方ですが
身体は手を当てるとリラックスする仕組みがあります。
とくに皮膚には脳と同じホルモンを分泌する機能があり
手を当てることでセロトニンなどが出ることがわかっています。
筋肉には手を当てるだけで緩む仕組みがあります。
私も実際に現場で手当てを行いますが
子どもには劇的に効果を発揮します。
（もちろん専門的なアプローチをした上での結果です）
家庭で昔から行われてきた、頭を撫でるなどは
整体の理論から言っても極めて効果的と思われます。
ぜひとも毎日、いい子いい子してあげることをオススメします。
子どもは体調の悪さを機嫌で伝えようとします。
気持ちを伝えるための表現力ができるまでは
体調の変化による表現で、それを補ってくれていると考えるといかがでしょう。
子どもの身体を整えることは、気持ちを受け取ることにも
つながると思います。
まとめ
子どもに整体はむしろオススメです。
理由は３つあげましたが
要は生まれる前後、ケガ、などで残っている身体のゆがみやストレスは
早めに解消したほうがいいということです。
個人的な意見を最後に付け加えますと
自然に育つという考え方も大切ですが、
整った状態を意識していくことで
こまやかな心のやりとりができるようになると思います。
ステキな成長を子どもが見せてくれることは
本当に生きる喜びを感じることができます。
その一役になれれば幸いです。
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