今週月曜日の外来。
A先生と、お互い声がでかくなりながら、わーわーと話をしました。
話の要点としては、
・CA-125が1ヶ月前より600ほど上昇→ハイカムチンは効いてなさそう。
・ハイカムチン4クールめは予定通りにやる。そのあとでCT撮って、評価。
・ハイカムチンのあとの治療法では、効果が期待できるものはない。
・まだ、何らかの治療はしていく。
↑こうです。
以下は、自分のためのメモの意味がメインで、だらだら書いています。
長いから、適当にスルーでお願いします。
他の方の参考になることがあるかどうか…、あやしいです(・Θ・;)
診察で話したことの言い回しや会話の順番や、一部の会話は、もう忘れてしまったところもあります。
正確な再現ではありません。
診察室に入って、あいさつして、
A先生「具合、どうですか?」
私 「ふつうです」
A先生「ふつう…」←なんとなーく疑わしそうなニュアンスがちょっぴりこもってる…。
《なんでちょっとだけ疑ってんのよ…。今月もマーカーは下がってないんだな…。また、ちょっと上がっちゃったのかな》←思ったこと。
私 「時々、息は苦しいですけど」
A先生「(モニターに、1ヶ月前と当日の胸部のレントゲンの画像を並べながら)レントゲンでは、8月に撮ったのと今日撮ったのとでは、変わりないですよ」
私 「だから、8月から苦しいんですってば」
A先生「あ、そう…。でも、明らかに悪くなってはいないですよ」
私 「……」
A先生「骨髄抑制が、けっこう強く出てますね。白血球が1500、血小板も11万。今日は、白血球を上げる注射を打っていってくださいね」
私 「えー、ちゅうしゃー? 先生、前に、注射で無理に上げてもしょうがないから、って言ってたじゃないですかー」
A先生「ま、そうなんだけど…。このままにしてて重大な感染症になったりすると大変なので」
私 「………」
A先生「マーカーがね…、ちょっと上がってるんですよね」
私 「……」
A先生「今日が2744。先月が2141」
私 「えぇ……?!」《←1ヶ月で600も上がってたら、横ばいとはもう言えないよね、さすがに…。でも、まだ2000台でおさまってたことに、ちょっとほっとしたりも…》
A先生「月末に予定してる治療は、予定通りにやりましょう」
私 「はい」
A先生「そのあと、CT撮って、評価しましょう」
私 「ハイカムチン、効いてないなら、そのあとどうするんですか?」
A先生「うーーーーん。……もう、効果が期待できる治療法は…ないです」
私 「アバスチンは、なんでできないんですか? もう一回説明してください」
A先生「ハイカムチンとアバスチンの組み合わせで効果があったという報告が、学会とかでないから。抗がん剤は副作用もあるから、効果があることがはっきりしないと、うちの病院ではできないんです」
私 「学会で報告があればできるんですか?」
A先生「できます。……かちぃさんも気持ちはわかるから、私も探してみてるんだけど、そういう報告は見つからないんですよ。上にも、できないか、言ってみてるんだけど…」
私 「アバスチンは、卵巣がんに使われ出したのが最近なんだから、報告だってないんじゃないですか? (=`(∞)´=)」
A先生「そうなんですけど…。うーん、ハイカムチンとアバスチン、できるのかもしれないんだけどね。そのうちそういう報告が出てくるかもしれないし」
私 「そんなの待ってる時間、ないじゃんっ!… 。゚(T^T)゚。」
↑このあと、ずっと 。゚(T^T)゚。 かつ (=`(∞)´=) で、理性が目減りして、先生に対してタメ口になってしまいました…。
A先生「…うーーーん…。でも、効果はあまり期待できないと思いますよ。かちぃさんは、アバスチンは、前にジェムザールと一緒に使ってるでしょ。その時に効いてなかったから」
私 「あのときは、3回しかやってないじゃん! ジェムザールを止めるときに、一緒にアバスチンも止めちゃったでしょ!」
A先生「3回使って、効果がなかったでしょ。効いてなかったんですよ」
私 「…(=`(∞)´=)…《ほんとに3回でわかるのか?》」
A先生「まだ、何らかの治療はしていきますよ。どういう方法があるか、我々も模索していきますから…」
私 「ペプシドは? ペプシドやりたいっ!」
A先生「え、ペプシド?」
私 「飲み薬のやつっ。それもできないの?(=`(∞)´=)」
A先生「飲み薬のね、できますよ。それはできます。でも、あまり効果は期待できないですよ」
私 「どれも効果は期待できないんだったら同じでしょっ。まだやってないんだから、やりたいっ!」
A先生「うん、できますよ。それはできます。CT撮って、評価してからね。マーカーはあくまでも目安だから、画像で判断しないと決められないですよ」
私 「いつも、私は、マーカーどおりの結果じゃん。マーカーが上がったときには、いつも画像でも悪くなってるもん!」
A先生「まぁ、そうなんだけど…」
私 「ハイムチンをあと1回やるなら、ハイカムチンの量を増やしたい!」
A先生「この施設の基準があって…」
私 「なんで、標準とされてる量ができないのっ! なんで、この病院の基準は、標準よりそんなに少ないんですかっ!(=`(∞)´=)」
A先生「事故があったからでしょうね」
私 「《でしょうねってなんだよ、でしょうねって(=`(∞)´=)》 この病院で、ですか?」
A先生「いえ、ほかの施設で。重大な副作用があったとか、そういうことがあると、慎重にやらないと。抗がん剤をやったために、体が悪くなるということは、まず避けなくてはいけないことだから」
私 「だって、標準量が決まってるでしょ。標準の量をやりたいだけっ」
A先生「標準量と言っても、ハイカムチン自体が、まだ卵巣がんに使われるようになったのは最近の薬だからね。データも少ないんですよ」
私 「外国のデータがあるでしょ」
A先生「外国人と日本人は同じじゃないから。外国で使われてるとおりに日本で使って、重大な事故が起こったということはたくさんあるんですよ」
私 「…(=`(∞)´=)…」
A先生「かちぃさんの気持ちはわかるし、私もいろいろ思うこともあるけど…。少しずつ増やせるようにしてきたんですよ…」
私 「…(=`(∞)´=)…」
A先生「これからどういう方法があるか、我々も模索して考えていきますから…」
私 「ニボルマブの治験をやりたい。私にやれるニボルマブの治験! ないですか?」
A先生「ニボルマブね…。治験は、うちの病院ではできないけど。参加できるものがあったら、治験をやってる病院へ行ってもらって、参加してもらうことはできますよ。でも、いまニボルマブの治験の情報はないです。ニボルマブは効果があるかもしれないというので期待されている薬だけど、まだ現場で使える段階の薬ではないからね。効くかどうかは、やってみないとわからないし」
私 「《んなこたぁわかっとるわいっ!》 効果が期待できないのは、どれも同じでしょ(=`(∞)´=)」
A先生「まぁ、そうなんだけど…。とにかく、CTの結果で評価して、そのあと、どういう治療法があるかは、我々も検討しますから。かちぃさんも、何かあったら言ってくださいね。(すぐに、しまった!な顔して) あ、でも、できることとできないことがあるけどね」
私 「言ったって、全部、ダメじゃん!(=`(∞)´=)」
A先生「…まぁ、そうだけど…」
私 「…。゚(T^T)゚。…」
A先生に「ぶひー(=`(∞)´=)」とやってもしょうがないこともあるのに、嫌みな言い方しちゃったりしたことが、最後になってちょっと申し訳なくなってきました。
A先生には敵意はないよ…ということを表したかったので、
「先生、サンダル、替えたんですね」と言うと(この2年間ずっと、A先生は古いサンダルを履いてたのが、この日、新しいサンダルになっていた)
A先生は「え? サンダル? あー、うーん、そーねー、うーーん」と、よくわかんない返事をしていました。
飛んでくる「ぶひー(=`(∞)´=)」 を打ち返すのに、疲れちゃったのか……?
こうして振り返ると、私、ぶひぶひ言っちゃって、よくない態度ですね…( ̄ー ̄;
八つ当たりですよ、これ…。
モンペになりかねん。
反省します。
A先生、八つ当たりしてすみませんでした。
(ここでしか謝らないけどね…)
ハイカムチンのあとには、効果が期待できる治療法はない、ということは、前にも聞いていたので、特別ショックということはなかったです。
でも、ハイカムチンで半年か、運がよければそれ以上引っ張れるといいなぁと思っていたので、3ヶ月しか時間をかせげなかったことがショックでした。
もうちょっと、希望を持っていたかった…。
でも、効果が期待できないにしても、セカオピの先生も挙げていた、ペプシド、タキソテールは、それぞれやるつもりでいます。
やってもらいます!
ちょっとの効果でも、それで1ヶ月でも2ヶ月でも、増大を抑えることができれば、わたし的には大きいです。
ここまでが、発病から約2年です。
スタートがIV期だし、こんなもんなのかな…。
自分としては、早すぎる。
TCで、2、3年もたせたかった…。去年の春までは、それができると思っていたのに…。
こういう状況は、丸4年か、5年、経ってからがよかったのに…。
せめて、丸3年経ってたらなぁ。
いまの状況が、1年後だったらなぁ。
悔しいというか、虚しいというか…。
なんでだよーーーーー。
なんでだよ。
くっそーーーーーーーーーー。゚(T^T)゚。
番外編。
この日、A先生の診察についていた看護師さん(まだ、若い人で、たぶん初めて会う人)が、まったくいただけない人でした。
診察中、私が泣きながらしゃべっていたので、途中でその看護師さんが「これ、使いますか?」と言って、ティッシュを持ってきてくれて、それはありがたいんだけど…。
私とA先生が、声でかくして、真剣に話してる横に、緊張感なく見物してるように立ってるんだけど、なんでそこに立ってるの?な感じだったし…。
いつの間にか気がついたらA先生と私の横に座ってて、私の背中をさすってくれたりするんだけど、なんかそれ、まったく要らなかったり…。
診察のあとに、処置スペースでその看護師さんに注射をしてもらって、注射の前に、その看護師さん、
「いろいろたまってたんですよね」
と、私に言うの…。
はぁ? たまってる? なにが?
先生に対しての不満ってこと? 泣きたい気持ちがってこと?
不満をぶつけてるんじゃないよ。
それに、ずーっとこの2年、大泣きしながらやってきて、いままた、やってきた抗がん剤が効いてないってわかって、もう治療法がないって言われて泣いてんだよ。
たまってたのがあふれたとか、そんなんじゃないから。いつも、ずっと、泣いてるんだよ!
と思ったけど、初めて会った看護師さんで、診察中から「?」を感じ続けてる人に、そんなことを長々語るつもりもなくて、言葉が見つからず
「きのう、きょうの話じゃないですよ…」
と、伝わりにくいことを言ってしまいました。
そしたら、
看護師さん「昨日今日のことじゃないですよね。ずっとたまってたんですよね」
私 「………たまってないっ!(-"-; 」
さらに続けて、看護師さん
「先生に全部吐き出せましたか? いつも先生に、ちゃんと吐き出せてますか?」
はぁ? 吐き出す?
吐き出さないからっ。
これは、私と先生の、診察での真剣な会話。
命がかかってることを、お互いに真剣に話してるの!
吐き出すとかっていうのとは違うよっ。
と思ったけど、それをもうその看護師さんに言う気にはならないし、なんと言っていいか、言葉が出てこなかったから、
「うー……もういいです。早く帰りたいから」
と、手をこんなふうに相手を拒絶するように出して、うるさそうに首を振りながら言ってしまいました。
この私の態度、いま思えば、非常によくないと思います。ナニ様だ。
けど、あのときの私に対して、あの看護師さんが言ったこともよくないと思います。
まったく、まったく、いやーな感じに、ずれている。あの人の認識は、私のありさまと、まったく、まったく、ずれている。
でもね…。八つ当たりの態度だったしね…。そんなふうに取る人もいるのかもね…。
うるさそうな顔をして言ったことはよくなかったです。反省します。
そのことは、すみませんでした。
この日、看護師のkさんと話したかったの…。
きっとkさんは、何か気持ちがあったかくなることを言ってくれるだろうから。
だけど、この日のkさんは、たぶん部長先生の診察についていて、待合で見かけても忙しそうで目が合わなかったし、話はできませんでした。
残念。