家族想(家族葬)をサポートする葬儀社 WITHyou社長ブログ

家族想(家族葬)をサポートする葬儀社 WITHyou社長ブログ

豊中市、箕面市、尼崎市、大阪府内の家族想(家族葬)、自宅想(自宅葬)をサポートする葬儀社、株式会社WITH youの社長ブログ。1級葬祭ディレクターがお葬儀のこと、日々のことを綴っています。

Amebaでブログを始めよう!

皆さんも、そんな経験を一度や二度は経験した方が多いのではないでしょうか?


仕事、プライベート、いろんな場面での空回り。何故かずれてしまったり、うまい事いかない。

私自身も幾度となく、経験をしてきました。その度に落ち込んだり、訳わからん、運が悪い!みたいな感じになってしまいます。ですが最近、ある本を読んで気付きました。


(因果の法則) という言葉をしりました。

物事には、必ず (原因) があって (結果) がある、という法則の事です。

目の前に起きているあらゆる出来事や、状況には、すべてそうなった (原因) があるのです。

それが、どんな針の穴のように小さな出来事であっても、その (結果) には、(原因) が

あるのです。 例外はありません。


この言葉を知り、追求する視点が変わりましたね。



ある日、1本のお電話を頂きました。

母がここ2,3日で危ないと言われ葬儀のご相談をしたいのですがと・・・

少し慌てたご様子でしたが、的確にこの様な形で送って上げたいのですが、可能でしょうかと言う

事でした。一瞬で少しこれは大変かなっと頭をよぎりましたが、大丈夫ですよ!ご安心頂いて

今、お母様にしてあげられる事をなさって上げて下さいとお伝えいたしました。

少しご安心頂けたのか、数十分お話をさせて頂きました。

翌日、またお電話を頂き、少し持ち直した様子で何とかまだ大丈夫みたいですと、落ち着かれた

ご様子でお電話を頂きました。ほんとに良かったですねとお伝えすると、でも、もしもの時はお願い

しますと・・・言って頂き電話を後にしました。

それが、翌日訃報のお電話が・・・・・急変して・・・・幾度なくこの様なケースを見てきましたが

やはり家族様の心情をお察しすると仕事とはいえ、やはり辛いものです。

その後、お迎えにお伺いし、ご自宅にご搬送させて頂きました。

改めて娘様の想いに耳を傾けお話を聞いていますと、とにかく涙が出ないの・・・でも私が感じた事は

決して悲しくないから涙が出ないのではなく、まだ信じられない気持ちの方が大きすぎて、何が何だか

まだわからない。そんな想いが凄く伝わってきました。私が出来る事で何か、今の娘様のお気持ちを

お母様にお伝えできる事は無いだろうかと考え、翌日設営の為、ご自宅に訪問しました。

一日考えて私がさせて頂いた事は、シンプルに娘様の想いをメッセージにしてお花に添えさせて頂きました。

涙を見せなかった娘様がその札を見て号泣されました。ほんとにそうなのと何度も何度も涙されながら

おっしゃって頂きました。ご家族様の絆!そして、悲しみの涙だけではなく、故人様への感謝の涙!

暖かい涙ですよね。そして葬儀も全て終わり、ご家族様とお寺様とで和やかな感じでお話をしていますと

娘様が、お母様が手作りでお作りになった遺品を是非、もらって頂きたいと・・・

お別れの際には沢山お入れ頂いたのですが、まだ残っており、母もきっと喜ぶので宜しければと。

大切な物ですからとお断わりしましたが、是非喜ぶのでという事でしたので、有り難く頂き、事務所に大切に

飾らせて頂いています。 暖かい絆!暖かい涙!また一つご縁を頂いた事に感謝し、これからも一つ一つの

ご葬儀に心から向き合い皆様のお役に少しでも立てればと想います。本当にありがとうございました。

WITH you 代表 小名田 一成

久ぶりの更新です。(;^_^A


少し前に、あるお葬儀をお世話させて頂いたのですが、改めて送られる人の想いは千差万別だな~って・・・

お施主様とお話をさせて頂き、けっして外部からはわからない、ご家族様の苦労!こんな事があったから

こうなんだよって!悲しみ以外の想いを聞いた私は、正直なんてお言葉をお掛けすればいいかわからず

只々、お施主様のお話に耳を傾けました。そして全てお話を聞いた後、私からお話をさせて頂きました。

そのお気持ち想いは今日を最後になさって上げて下さい。そして、葬儀最後の日には、白紙に戻して

上げて下さいとお願いしました。お前に何がわかるんやって怒られる事も承知の上でしたが、お施主様は

少し涙を浮かべ、はいと小さなお声で頷いて頂けました。嬉しかったです。

そして葬儀当日、最後のお別れの際には、皆さんがお別れされた最後お施主様に改めて何か一言

お声を掛けて上げて下さいとお願いすると、涙を浮かべ、ご苦労様とお声をお掛け頂きました。

一言の言葉の重み!想い!また一つお葬儀を通じて私自身も勉強させて頂きました。ありがとうございました。


                                         WITH you 代表  小名田 一成