クリントン元大統領、菜食ダイエットで「体調万全」 | きれいにやせるには?

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今日は、こんなニュースがありました。

 
(CNN) ハンバーガーやドーナツが大好物だった現役時代から、肉も乳製品も一切取らない食生活へ——。クリントン元米大統領はダイエットの成功で体重が10キロ近く減り、健康状態はかつてないほど良好だという。

クリントン氏の食欲は1993年の大統領就任前から有名だった。ステーキやバーベキュー、フライドポテトが大好きで、何でもよく食べた。地方での選挙運動中に12個入りのドーナツ1箱を買い込み、側近が止めるまで食べ続けたというエピソードもある。

ヒラリー夫人は同年、クリントン氏に健康的な食生活を勧めるべきだと思い立ち、現在予防医学研究所(カリフォルニア州サウサリート)の所長を務めるディーン・オーニッシュ博士にホワイトハウス料理人への指導を依頼した。「元大統領は不健康な食べ物がお好きだったので、大豆バーガーや野菜と豆腐のいため物、サケの野菜添えといったメニューを取り入れた」と、同博士は振り返る。

それでもクリントン氏の体重は増え続け、99年の健康診断では2年間で8キロ太ったとして注意を受けた。

その陰で、体重よりさらに深刻な問題が進行していた。退任から約4年後の04年、58歳のクリントン氏は胸が締め付けられるような症状を訴え、バイパス手術を受けた。さらに昨年、冠動脈を広げる手術を受けている。オーニッシュ博士はこの直後に同氏に会って、元大統領は遺伝的な体質上心疾患が進行しやすく、それまでのように生活習慣に多少気を配るだけでは不十分だと指摘。一方で、集中的な改善により回復に向かう患者も多いと助言した。

クリントン氏は「ロシアン・ルーレットを続けていたようなものだと自覚した」と振り返る。現在は肉や乳製品、卵をまったく口にせず、油もほとんど取らない。「野菜や果物、豆類などをおいしく食べている」という。検査の数値は良好で「驚いたことに以前よりも活力がある」と、胸を張る。目標体重は13歳当時と同じ84キロだ。

同氏は健康的な食生活を子どもたちに広げようと、新たな事業にも乗り出した。クリントン財団は米心臓協会(AHA)と協力し、全米1万2000校で運動と栄養バランスの良い給食を推進するプログラムを支援している。


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