Aoki 愛Give&Give-20110623201944.jpg

全国的な広がりで、高齢者と子どもの交流を中心にした幼老統合ケア複合型福祉施設が建設されています。


10年ほど前、ちょうど介護保険制度が始まったころから、自分のライフワークとして実践的な研究をしてきました。


ロマンの森共和国というレジャー施設に、サンラポール南房総という理想郷がありますが、そのステージでさまざまな勉強をさせていただきました。


その後、千葉大学大学院教育学研究科にもどり、日本認知症ケア学会などに参加しながら高齢者と子どもの相互作用、相互ケアについて研究しました。


幼老複合型福祉施設における実践的事例を学びながら、高齢者と学童の相互作用、特に認知症高齢者と小学校低学年の生活交流に、一定の効果を見出だし、全国に誇れる相互ケアを目的とした複合型福祉モデルエリアを創りたいという夢を持つようになりました。


その夢のまちづくりが、去年、学童保育でスタートし、今年度はグループホームやデイサービスとの組み合わせ、そして、来年度は特別養護老人ホームなどの協働で実践できそうな環境が整ってきました。


たとえ認知症になっても、住み慣れた地域で、安心して暮らして行きたい!そんな高齢者を、子どもたちの協力で可能にします。


全国的なモデルケースを、木更津市に創造したいと思います。