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野田聖子消費者担当相とアムウェイとの癒着が問題視されているが、今度は自民党の吉田六左エ門衆議院議員が、自らアムウェイのマルチ商法に参加し、自身のグループを作って活動していたことが分かった。吉田氏は、1996年の衆議院議員総選挙で新潟1区から自民党公認で出馬し当選し、その後は国土交通大臣政務官や副幹事長などを歴任して来たが、この間もアムウェイでの活動を続けていた。2000年の時点では、吉田氏はアムウェイの「ダイヤモンドDD」というリーダーに就任しており、「吉田ダイヤモンドグループ」というマルチ商法の組織を運営し、多額の利益を得ていただけでなく、このグループを選挙の票集めに利用していた疑惑も持たれている。また、自民党の佐藤ゆかり衆議院議員も、アムウェイのパーティなどに積極的に参加していたことが分かった。他にも、2006年に、猪口邦子少子化担当相(当時)がアムウェイの本社ビルでのイベントに参加していたことも発覚した。自民党とアムウェイの関係は、まだまだ広がりそうである。 民主党副代表
の石井一参院議員(比例)が衆院議員時代の03年、マルチ商法業界の政治団体「流通ビジネス推進政治連盟(現・ネットワークビジネス推進連盟、東京都)」などから計450万円の献金を受けていたことが分かった。推進連盟のホームページによると、石井議員は同年9月に業界を支援する議員連盟を立ち上げ、名誉会長に就任していた。