振り返りです。
某大学病院の初診から1週間後、術前検査を立て続けに受けた。
まず、胃カメラ。
さすが大きな病院と言うべきか、順番待ちの患者の方々が一杯いらっしゃる。
流れ作業の様に、順番に処置が進んで行く。
2回目だから、体が慣れて少しは楽になるかもと、ささやかな期待をしていたが、
無駄だった。
しかも時間が長い。前回より苦しんで終了。
次の日、CT。
ただ、大きな筒の中に入るだけだと思っていたら、
「造影剤を血管から入れます。その時体が熱くなりますので」
と、なにやら恐ろしいことを言われ、ちょっと身構えてしまう。
撮影が開始されたが、体が熱くならないので、
「なんだ、熱くならない。こんなもんか」と思っていたら、
「これから造影剤を入れて撮影をします」と言われる。
本当に胸のあたりから顔にかけて熱くなり、ちょっと動揺したが、
間もなく終了。
さらに次の日。
腹部レントゲン。
これは年1回の健康診断でやっているものと同じと思っていたが、
ちょっとばかり違うところがあった。
普段の健康診断は発泡剤を飲んで、バリウムを飲む。
今回は発泡剤は無し。
その代り、鼻から胃にチューブを通し、そのチューブから空気を送り込む。
バリウムは少しづつ飲まされる。
台の上でくるくる回る。
でっかいこけしみたいなものを腹に押し付けられる。
技師に腹を押される。
など繰り返して、健康診断のレントゲンの3倍くらいの時間をかけて終了。
さらに1週間後、検査結果から術前診断結果と手術方針について話された。
術前診断は T1b N0 M0 ステージ 1A
(術後にひっくり返りますが、この時はこの診断)
深さはSM2で、内視鏡手術は適応できないので、
腹腔鏡補助下での胃切除になる。
手術日はまだ確定できていないが、近々の予定は詰まっているので
1か月以上後になる見込み。
術前診断が出た日が8/6なので、手術は9/中くらいになるだろうと。
結構、間が空くなと思いはしたが、盆休みと仕事の調整があるので
それくらいあった方がいいのかなと考えたりもした。
この日は、あと超音波検査と肺機能の検査を行い、
入院の予約をして終了。
2週間後の外来で、入院日、手術日が
それぞれ、9/17、9/19に決まった。
まだ1か月近くあるので、食いたいものを今のうちに食っておくことにした。
ラーメン、豚丼、そば、すし、うな重。