こんにちは、元フリーランス英語講師Kです。
お久しぶりです。本当にお久しぶりです。
僕のことを覚えてくださっている方はいらっしゃるのでしょうか(笑)
とても不安ですが、とりあえず書きます。
久しぶりすぎてちょっと長くなりますがよければお付き合いください。
今から1年半前、フリーランス英語講師Kはいったん英語講師業から身を引きました。
このブログではほとんど語ったことがなかったのですが、ちょっとプライベートなことと、今の英語との関わりについて。
実は、Kには子どもがいます。
現在2歳と4カ月の男の子です。
英語講師業からしばらくの間離れていた(といっても教育業界でお仕事は続けていました)のは、
息子を中心にした家族のためでもありました。
そして過ごしたこの1年半の間、本当に大変で辛いことだらけでしたが、
僕にとって英語との関わりが途絶えたことは1日たりともありませんでした。
というのは、自分の持ちうる英語のすべてを、
今度は息子への英語子育てに繋げようと全力だったからです。
さて、ここからは英語育児の話を。
わが子を英語バイリンガルに育てたい、
と願うのは単なる親のエゴかもしれません。
それでも、少なくとも、将来息子が英語に困ることのない程度にはしてあげたい。
勉強として英語を教えるのではなく、日常のツールとして当たり前に英語に触れられる環境くらいは整えておいてあげたい。
せめてパパが大好きな英語を知って、「僕もパパと一緒に喋りたい」と思うくらいには興味を持ってもらいたい。
そんな思いで、仕事の傍ら、息子専属の《英語子育てパパ》として過ごしてきました。
英語育児に対する賛同も批判も受け入れ、
先人たちの知恵を拝借し、
自分のオリジナリティーも加えアレンジしながら、
【楽しく英語で生きる】
を大切に英語子育てにチャレンジしてきました。
結果、現在2歳4カ月になった息子は、
日本語が母語としての圧倒的優勢を持ちつつも、
英語を英語として認識し、着実に英語脳を発達させていることが目に見えて分かるようにまでなってきました。
「え、普通に英語喋ってるやん」
「ちゃんと英語でのコミュニケーションが成立してるよね」
「しかも日本語としっかり区別してるねこりゃ」
と実感できるところまできました。
そこで思いました。
英語育児はうまくいく。
信じてきたことではありますが、もっと自信を持ってそう言ってもいいのではないかと。
幼児英語教育について、
日本語力を駄目にしてしまうとか、
国語教育が先だとか言う人はたくさんいます(かつては僕もそう主張していた一人でした)が、
いざ自分が英語育児をして(まだ2歳4か月だけど)思ったのは、
母語力がどうとか、教育がどうとか、
そういうエラい大人目線の教育観というのは、
「純粋な子どもの言語獲得能力のすさまじさの前では虚しい議論だな」
ということです。
日本語が身に付くのが遅れる?
いや、遅れません。
日本語と英語がごちゃ混ぜになる?
いや、なりません。
どちらも中途半端になる?
いや、なりません。
論理的思考力が育たない?
いや、育ちます。
そう言い切れるほどに幼児の言語獲得力は圧倒的です。
毎日息子と接していて驚かない日は無いくらいです。
(第一、日本語でしか教育を受けたことが無くても、言葉の発達に差は出るし、
国語教育を最優先にしたところで子どもたち全員の思考力が高まるわけでないのは明らかです。)
要するにやり方の問題だと思っています。
中途半端な教育をするから中途半端な言語力や思考力しか育たないのでしょう。
(たとえば、とりあえず英会話スクールに通わせるとか、英語保育園に入れてみるとか・・・)
どうやって息子は言葉を覚えていっているのか、何が彼の脳に言語獲得のきっかけや刺激のようなものを与えているのか、
日々観察し、その言動にしっかりと注意を払っていると、分かることがいろいろあります。
本で読んだ知識ややり方だけでなく、そういう目の前の子どもの成長ぶりに注目しながら英語子育てに取り組めば、
日本語力の獲得と両立させることは絶対にできるのだと今は感じています。
もちろん、僕にとっての英語育児はまだまだ終わったわけではありません。
むしろ始まったばかりで、ひょっとしたらこれからいろいろな問題にぶつかる可能性もあります。
でもそういうものをしっかりと考え、想定し、そのときにどうすべきかを、やはりまたしっかりと子どもを観察しながら考え対応していくことで乗り切れるのではないかと思っています。
ところで、こういうことを言っていると、僕が英語(教育)の見識がある人間だから英語子育てもできるのだと思われてしまいそうです。
たしかに、いろいろなアイディアや工夫が思いつくのはそのおかげもあるとは思います。
でも、実際の取り組み自体は、どんな親御さんでも必ずできるものです。
もちろん気楽にはできません。
気楽に英語子育てをしたいと考えている人は絶対に失敗します。
「楽しくすること」と「気楽にすること」では意味が全然違います。
だから、僕のように英語を仕事にしているような人間でも、英語は初級者だというパパさんやママさんでも、
相当の覚悟と努力は必要です。
「楽しく英語子育てするための覚悟と努力」が必要なんです。
それさえ持てれば、英語子育ては成功します。
話を少し戻します。
《英語子育てパパ》としての子どもとの触れ合いは、とても楽しく充実しています。
普通の父親としても日々悩みながらも、その成長に関わり見守ることができるのは本当に幸せなことだと。
本当に大変な思いをした1年半でしたが、ここまで書いたような収穫があったのは何物にも代えがたい財産なのだと。
そこで思いました。
この貴重な経験を残しておきたい。
世の中の英語子育てに奮闘するパパやママたちの役に少しでも立ちたい。
ということで、新たなブログをはじめました。
その名も『パパ、英語子育てやってますブログ』(そのまま笑)
息子と一緒に英語に触れ合いながら考えたこと、感じたこと、実際のわが家での取り組みや息子の様子、英語育児のアドバイスなど、
英語子育てに(たぶん)役立つ情報を思いつく限りお届けしていきたいと思います。
《新生》英語講師Kは、英語子育てパパなのです!笑
そういうわけで、
読者の皆様、
たまたまこの記事に辿り着いたパパさんママさん、
未来のパパさん、ママさん、
英語に関心のあるすべての皆様、
今までと方向性は変わりますが、よければ英語子育てのブログもお付き合いくだされば嬉しいです。
父親をそんなふうにしてしまうなんて、子どもの力って本当にすごい。
あ、もちろん大学受験やTOEICや英検やビジネス英語など、一般向けの英語も相変わらず大得意ですので、
そちらの方面での新たな出会いなどもあると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。