今年も終わり

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2013年も終わろうとしています。

今年は多忙のため、ほとんど更新できませんでした。この間、国際情勢はシリア内戦の泥沼化、エジプトの混乱、オバマ政権の停滞など相変わらず混乱が続いています。そして、年が押し詰まってから南スーダンで内戦が起き、来年は日本も巻き込んで、大きな問題となるかもしれない様相を見せています。

一方、国内では安倍政権が徐々に強硬路線を鮮明として、内政・外交ともに不穏な動きを見せています。それは最近になって、余計に鮮明になっているように思います。来年は、安倍政権がこのまま強硬なやり方を貫くのか、どこかの時点で躓くのかが焦点となると思います。

そして、スポーツでは、2020年のオリンピックとパラリンピックの開催地に東京が選ばれるという大きなニュースがありました。しかし、僕にとってはサッカーワールドカップが来年に迫り、グループリーグの組みわけが決まったことの方により関心があります。

これらの問題について1つ1つ書きたかったのですが、時間がなくて全く書けませんでした。来年はなんとか時間を見つけて、自分なりの意見を書いていきたいと思います。

読者の皆様、今年はほとんど更新しないつまらないブログになってしまいましたが、来年は少しでも多く更新するように、努力しますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

よいお年をお迎えください。

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ノーベル平和賞はOPCWが受賞

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今年のノーベル平和賞には、化学兵器禁止機関(OPCW)が選ばれました。

発表前に受賞が噂されていた、女性の教育の権利を訴えてタリバンに狙撃されたマララ・ユスフザイさんの受賞は見送られた形となりました。

これは、マララさんがまだ16歳と若く、受賞の重みに耐えられないのではないかと言うことと、受賞したことにより、タリバンに狙われる可能性が一層高くなることが懸念されたからではないかと言われています。

このことは、現在の国際情勢と、ノーベル平和賞の最近の傾向を如実に表したものではないかと思います。

ノーベル平和賞を国際機関が受賞するのは、昨年のヨーロッパ連合(EU)に続いて2回目です。

どちらの機関も、主要な国際機関には違いありませんが、ノーベル平和賞を受けるほど際立った業績を残している機関ではありません。

EUは、戦争の絶えなかったヨーロッパで、第2次世界大戦以降戦争がないことに貢献したことが評価されたということでした。

たしかに、そのこと自体は素晴らしいことです。

EUを大学院で専門的に学んだものとしてはEU創設時の理念が評価されたことを嬉しく思いました。

しかし、現在のEUは、一時の混乱からは抜け出したとはいえ、いつ世界経済の混乱要素となるか分からない状況にあります。

平和を国家間の戦争がないことと限定的に考えるのならEUは受賞の対象となるのかもしれませんが、現在の世界情勢が、国家間戦争よりも地域紛争やテロ、さらには経済混乱によって不安定さを増すことを考えるとEUの受賞が適切だったのかどうかは疑問視せざるを得ません。

また、なぜ昨年だったのかも疑問です。

たしかに、EUの前身となったヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)が設立されてから60年に当たる年ではありましたが、それが大きな理由になるとは思えません。

そして、今回のOPCWの受賞ですが、OPCWが、これまで化学兵器削減で業績を残してきたのは事実です。

しかし、その活動によって、化学兵器が無くなった訳ではありませんし、劇的に減った訳でもありません。

むしろ、最近シリアでの使用が問題視され、化学兵器使用の非人道性が大きな問題となったほどです。

これはOPCWの活動が不十分だったとさえ言えるものです。

それでも、このタイミングでノーベル平和賞が贈られたのは、シリアでの化学兵器全廃の活動を後押しする意味合いが強いことは明白です。

これは、かつて就任間もないオバマ大統領に、核兵器廃絶を掲げたことで、ノーベル平和賞が贈られたことに類似するのではないかと思います。

つまり、それまでの業績ではなく、受賞以後の成果を期待してのもの、もっと言えば、成果を上げることを後押しし、成果を上げさせようとするものと言う色彩が強いということです。

また、マララさんの受賞が見送られたことは、個人が受賞することで、受賞者の安全が脅かされたり、その人物の国に対する影響が大きすぎることが懸念されるという傾向を強く反映しているのではないかと思います。

これは中国の人権活動家である劉暁波氏が受賞した時に、中国政府が内政干渉だと強く反発したことにも如実に表れていました。

これらのことを考え合わせると、現在の世界では、平和に貢献した特定の人物を上げることが難しくなっていること、ノーベル平和賞を授与するほど際立った成果が上がっていないこと、さらには平和に貢献するとみなされる行為も、見方や立場を変えれば、必ずしもそうではないことなどが浮き彫りになったと考えられるのではないかと思います。

このことは、今後、ノーベル平和賞の存在意義そのものを揺るがすことにもなりかねません。

昨年と今年のややあいまいな受賞が、そのことをはっきりと表しています。

今後の動向に注目するとともに、誰が見ても納得するような成果を上げる人物が登場し、国際社会に秩序がもたらされることを期待したいと思います。

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今シーズンもヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)が開幕しました。

今シーズンのCLは、イングランド、スペイン、ドイツから4チームが出場し、イタリアからも3チームが出場するなど、予選ではそれほど大きな番狂わせはなかったように思います。

しかし、スペインからはアトレティコ・マドリーとソシエダが出場していますし、イタリアからは最近力を付けてきたナポリが出場する一方で、バレンシアやインテルの姿はありません。

したがって、今シーズンの1つの注目は、常連のチームに代わって出場しているチームが、どこまで活躍できるかということだと思います。

そんな中で、僕が最も注目しているのはアトレティコ・マドリーです。

これまでヨーロッパリーグ(EL)では強さを発揮してきたチームが、どこまでやれるかは非常に興味深いところです。

今シーズンは、スペイン代表のビジャが新加入していますから、攻撃力にも十分期待できそうですので、台風の目となってくれることを期待したいと思います。

優勝争いは、現在のヨーロッパの3強と言っても良い、バルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンが今シーズンも中心となると思われます。

この3チームに肉薄するチームがちょっと見つからないだけに、優勝争いと言う意味では、今シーズンもいまいち盛り上がりに欠けるかもしれません。

しかし、先シーズンはボルシア・ドルトムントがファイナルまで勝ち上がったように、順当にはいかないのがClですから、今シーズンはどのチームが勝ち残るかが楽しみでもあります。

そんなCLの特徴が、第1節から早くも現れています。

3強は圧勝しましたが、チェルシーが、バーゼルにホームで12の逆転負けを喫しています。

チェルシーは、先シューズンもグループリーグで敗退していますが、今シーズンも前途多難と思わせる開幕となってしまいました。

一方のバーゼルは、先シーズンも同じイングランドのマンチェスター・ユナイテッドを苦しめて決勝トーナメント進出まで後一歩でしたが、今シーズンもその勢いは続いているようです。

このグループは、チェルシーとドイツのシャルケ04がグループ勝ちぬけの有力候補ですが、安心はしていられないようです。

また、昨シーズン準優勝のドルトムントも、アウエーではありますが、ナポリに21で敗れています。

このグループには、マルセーユとアーセナルがおり、グループリーグの中でも最も厳しいグループだと思われます。

それだけに、初戦の敗北は痛いところです。

この他では、ユベントスが、コペンハーゲンと引き分けています。

このグループは、レアルとユベントスが実力的に飛び抜けていると思われますが、ガラタサライは、ホームで圧倒的な強さを持っているダークホース的なチームですし、コペンハーゲンもユベントスと引き分けたことで分かるように、一筋縄ではいかないチームです。

このように、今シーズンも興味の尽きないCLです。

どんなドラマを見せてくれるのでしょうか?

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イングランドのサッカー界で、ファーガソン監督の退任と同じぐらい大きなニュースは、元代表キャプテンのデービッド・ベッカムの引退です。

ベッカムもファーガソン監督に育てられた選手です。

その後、レアル・マドリー、LAギャラクシー、ミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)と活躍の場を変えました。

レアルではそれなりに活躍はしましたが、マンチェスター・ユナイテッドでの活躍に比べれば、いまいちだったと僕は思います。

そして、レアルを離れた後は、不本意なシーズンが続いたと言えると思います。

また、ベッカムは、イングランド代表でも、いろいろと話題の多い選手でした。

特に、ワールドカップ(W杯)では、問題視される行動が目立ったように思います。

1998年のフランス大会では、アルゼンチン戦でせっかく優位に試合を運んでいたにもかかわらず、不用意なレッドカードを受けて、数的不利を背負うことになったイングランドの敗退の原因を作ってしまいました。

しかも、直後に、当時交際中だったビクトリア夫人とさっさとスタジアムを後にして、マスコミのバッシングを浴びることになりました。

あるメディアで「アルゼンチン戦のピッチには10人の勇敢な戦士と1人のおお馬鹿者がいた」と書かれたほどでした。

そして、4年後の日韓共催の大会では、ブラジル戦でライン際でのボールの競り合いで、相手選手を押しだしてしまえば良いのに、競り負けてボールを繋がれ、同点ゴールを許す切っ掛けを作ってしまいました。

あの時の他の選手のあっけにとられたような態度は、今でもはっきり覚えています。

チームメートは、ベッカムが相手選手をラインの外に押し出してしまうと思いこんでいたことがその態度からも分かりました。

この試合ではGKのデービッド・シーマンがロナウジーニョのFKを判断ミスして決勝点を取られたこともあって、イングランドにとっては悔いの残る試合となってしまいました。

そして、ドイツ大会を迎えたときには、ベッカムは選手としてのピークを過ぎていて、存在感はあまり示せませんでした。

僕は、ベッカムが負傷して、その代りに入った当時19歳のレノンのスピードの方が印象に残っています。

負傷交代とは言え、この交代が、ベッカム時代の終焉を象徴するもののように思えました。

このように僕にとってはあまり良い印象のないベッカムですが、ルックスの良さで女性を中心にサッカー界を超えた人気のあった選手でした。

この点でも、他のスーパースターとは異質だったとも言えると思います。

とは言え、その正確無比なFKやスルーパスは、超一流だったことも紛れもない事実です。

要するに、スター性と実力の両方を兼ね備えた選手だったと言うことが言えたと言うことです。

すでに、サッカー界での影響力は無くなってはいましたが、ベッカムの引退は、一つの時代の終わりを告げるものではあるでしょう。

現在のサッカー界のスーパースターと言えばメッシです。

しかし、メッシは、ベッカムとは異なるタイプのスターだと思います。

それはFWMFの違いと言うだけではありません。

サッカー選手としての実力は、メッシの方が上でしょう。

しかし、ベッカムには、サッカー選手を超えたスター性が備わっていたように思います。

今後このような選手が現れることはきわめて難しいのではないかと思います。

現役引退後、サッカー界に残るのか、活躍の場を変えるのかは分かりませんが、今後とも何かと話題になることは間違いないでしょう。

もし、指導者の道を進むとすれば、その力量に注目したいと思います。

イングランド・プレミアリーグは、817日に新シーズンが開幕します。

その前に、先シーズンを振り返っておきたいと思います。

先シーズンのプレミアリーグは、マンチェスター・ユナイテッドが早々と抜け出して、ほとんど独走で優勝を決めました。

最終的には2位のマンチェスター・シティに14ポイントの大差を付けました。

シーズンを盛り上げたのは、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでした。

最終節を迎える時点で、チェルシー、アーセナル、トテナム・ホトスパー(スパーズ)のロンドンの3チームに出場権獲得の可能性がありました。

しかも、予選なしで本大会に出場できる3位の可能性が3チーム共にあると言う混戦でした。

結局3チームともが勝ち、順位に変動がなく、3位チェルシー、4位アーセナル、5位スパーズと言うことになり、スパーズがCL出場権を逃すこととなりました。

このように上位は例年と変わりませんでしたが、中位以下では意外な結果も見られます。

まず、ウエスト・ブロムイッチが7位となり、スオンジー・シティが8位となったことは、意外な善戦と言えるでしょう。

その一方で、アストン・ビラが15位、ニューカッスル・ユナイテッドが16位と、あわや降格と言う順位に沈んだのも意外だったと言えるでしょう。

また、やや復活はしたものの、リバプールも7位で優勝争いに加われずにいます。

このような順位は、ビッグクラブ以外の勢力図が変わりつつあることを示すものかもしれません。

来シーズンは、この傾向が本物かどうかが問われるシーズンとなるでしょう。

しかし、先シーズンの最大の話題は、マンチェスター・ユナイテッドのサー・アレックス・ファーガソン監督が、退任したことです。

ファーガソン監督は1987年からマンチェスター・ユナイテッドを率いてきました。

つまり、26年間監督を続けたと言うことです。

これはきわめて異例なことだと言えるでしょう。

この間リーグ優勝やFAカップ優勝をはじめ、CL優勝など数々の栄冠を獲得してきました。

サーの称号が与えられていることからも、その偉大さが分かります。

しかし、就任当初から順調だった訳ではありません。

僕はファーガソン監督が就任した数年後の1990年にイギリスに留学しました。

当時は、アーセナルとリバプールが激しく優勝を争い、ガリー・リネカやポール・ガスコインのいたスパーズがこれに続く存在でした。

マンチェスター・ユナイテッドは、どちらかと言うとその陰に隠れていたと言う印象がありました。

ファーガソン監督が力量を発揮しはじめるのは、数シーズン後のことになります。

90年代中盤以降のマンチェスター・ユナイテッドは、少々の浮き沈みはあっても、イングランドを代表するビッグクラブにふさわしい強豪となりました。

ファーガソン監督の偉大さは、選手の世代交代や移籍でチーム力が明らかに低下した時でも、チームの成績を下げなかったことと言えるでしょう。

ファーガソン監督が育てた選手は、ロイ・キーン、スコールズ・ギグス、ネビル兄弟、ベッカム、クリスチアーノ・ロナウド、ルーニーなど数えるときりがありません。

そして、これらの選手を中心に、常にイングランドのみならずヨーロッパ屈指のチームを作り上げてきました。

このことを見ても、選手を育てることと、チームをまとめることに関する手腕が卓越していたことが分かります。

そして、ロイ・キーンが衰えを見せ始めたときや、ベッカムヤクリスチアーノ・ロナウドがレアル・マドリーに移籍した時など、明らかに戦力がダウンした時でも代わりの選手を見出して、チーム力の低下を最低限にとどめてきました。

この点において、まさに「名将」と言えたでしょう。

イングランド・プレミアリーグを代表する名将と言えば、ファーガソン監督とアーセナルのベンゲル監督です。

ファーガソン監督の退任は、一つの時代が終わったことを意味します。

来シーズンのマンチェスター・ユナイテッドがどうなるかも興味深いところですが、プレミアリーグ全体がどのようなものになるかにも注目したいと思います。

参議院選挙は、投票日まで後数日になりました。

安倍政権が安定政権となるかどうかがかかった今回の選挙ですが、僕の印象では、ここまで国民の関心は薄いように思います。

衆議院に比べて存在感が希薄で、時折不要論まで出る参議院ですから、関心が薄いという側面はあると思います。

しかし、それ以上に、政治に対する無関心がより広まっていることが鮮明になってきているような気がします。

それは、民主党政権に失望した国民が、自民党に期待をかけ、その期待どおりになるのか裏切られるのか、判断しかねているせいではないかと思います。

しかし、だからこそ今回の選挙は大切な選挙だと思います。

なぜなら、与党が過半数を取って、衆参両院で安定多数を取ると、安倍政権はいよいよやりたいことが何でもできることとなって、もし今の政策が間違った方向に行っているとしても歯止めが利かなくなるからです。

それでは、少し政策別に見てみます。

今回の選挙の最大の争点は、アベノミクスの評価です。

つまり、このままアベノミクスによる経済政策が続けられるか、何らかの方向修正が余儀なくされるかです。

安倍政権が誕生して以来株価は上昇し、円安が進みました。

僕はこのことが景気回復の兆候とは思いませんが、それは別にしても、株価が上昇を続けていたのは最初のころだけで、最近は乱高下が激しくなっています。

野党は、これをアベノミクスの副作用だと主張していますが、僕はむしろアベノミクスによる経済成長の不安定さの表れだと思います。

つまり、量的緩和だけで経済を回復させることはできないと言うことです。

量的緩和により、市場にあふれる資本によって、一時的に経済は上向くかもしれませんが、それは根本的な解決にはなりません。

量的緩和は、あくまで成長戦略を実行するための準備に過ぎないはずです。

そして、アベノミクスによる成長戦略はまだ不十分です。

安倍首相は、秋以降に法人税減税をはじめとする成長戦略の追加措置を発表するとしていますが、はたして、今の不安定な経済状態で、秋まで政策が実行できる状態にあるかどうかも疑問です。

やはりスピード感に欠けると言わざるを得ません。

次に、原発再稼働の問題です。

この点については、安倍政権誕生当時から、再稼働の方向には向かっていたと思いますが、それが加速しているのは紛れもない事実です。

安倍首相は、サウジアラビアやUAEと言った中東の国々をはじめ、インドやブラジルと言った経済成長が目覚ましい新興国とまで原子力協定を結び、原子力推進の姿勢を鮮明にしています。

そして、国内でも再稼働に慎重な姿勢が影をひそめてしまいました。

今となっては、衆議院選挙では国民の間に慎重論の大きかった原発再稼働には曖昧な姿勢を取り、政権をとってしまえば、本音が出てきたと言えそうです。

そしてついには、原発再稼働を選挙公約に掲げるまでに至りました。

これで、自民党が選挙に勝てば、国民が原発再稼働を容認したことになります。

安倍首相は、今の自らの人気ならそれも可能だと考えているのでしょう。

つまり、支持の高い今を利用して、原発再稼働の流れを作ってしまおうと言うことです。

これをこのまま認めて良いものでしょうか?

そして、もうひとつの争点が、憲法改定です。

これも安倍首相は自らの人気が高いうちに通してしまおうとしているのは明白です。

本来慎重に議論すべき問題を、このような形で決めてしまって良いものでしょうか?

そして、今回の選挙で注目すべきは、インターネットによる選挙運動が解禁されたことです。

しかし、僕の印象では、選挙前に騒がれていたほど大きな変化とはなっていないと思います。

たしかに、多くの候補者が動画をYouTubeなどに投稿していると言うことですが、その動画は街頭演説を録画したものが中心だと言うことです。

たしかに、これでは、有効に使っているとは言えません。

有権者が積極的にホームページやブログにアクセスしないかぎり、候補者の主張も伝わっては来ません。

初めてなので仕方がないのかもしれませんが、候補者も有権者も、まだまだインターネットを有効には使えていないのが実情ではないでしょうか?

このように見てくると、やはり無関心ではいられない問題が山積みの選挙と言えます。

安倍政権に対する国民の評価を示す絶好の機会ですから、有権者一人一人が真剣に考えて、自らの意思を表したいものです。

コンフェデレーションズカップは、ブラジルの優勝で幕を閉じました。

来年行われるワールドカップ(W杯)の前哨戦として行われたこの大会は、日本では、すでに出場を決めている日本代表が、世界の強豪とどこまで戦えるかに注目が集まっていましたが、最大の注目点は、現在の世界のサッカー界の勢力図がどうなっているかと言うことでした。

具体的には、開催国のため予選を免除されて、真剣勝負の機会がほとんどなく、真の実力がどの程度のものなのかがはっきりしていなかったブラジルがどのような状態にあるかと言うことやW杯とヨーロッパ選手権(EURO)を連覇して、世界一に君臨するスペインが健在なのかと言うことなどが注目されました。

ブラジルに関しては、ファイナルのスペイン戦がすべてを語っていたと思います。

世界最強のスペインに何もさせなかったあの試合を見れば、ブラジルが本大会の優勝候補の筆頭であることに疑問の余地はありません。

正直言って、僕はあそこまで完成されているとは思いませんでした。

今のブラジルは、2010年のW杯・南アフリカ大会のクオーターファイナルでオランダに力負けしたチームとは全く違うチームになっています。

このチームなら、このところ良い成績を残せていないW杯で久しぶりに活躍できるのではないかと思いました。

それはもちろん大会のMVPになったネーマールの成長もありますが、スペインが誇る中盤を圧倒したMFの選手たちの充実ぶりが最大の原因だと思います。

久しぶりに、見ていて楽しいサッカーをするブラジルを見ました。

一方のスペインは、順当にファイナルまで勝ち上がったものの、チーム力はピークの時に比べると衰えが見えると言わざるを得ません。

選手個々人のコンディションもあまり良さそうには見えませんでしたので、そのせいもあったのでしょうが、これまで圧倒的なボール保持で相手に攻める切っ掛けすら与えなかった中盤の構成にほころびが見えるように思います。

イニエスタは健在ですが、他の選手が機能していないように思えました。

スペインの心臓と言われたシャビ・エルナンデスの衰えはEURO2012でもすでに見られましたが、新しい中盤の構成がまだ出来上がっていないようです。

本大会までは1年ありますから、どのように立て直してくるかを注目したいと思います。

最後に日本代表に少しふれたいと思います。

結論から言えば、予想どおりの3連敗だったと言えるでしょう。

しかし、初戦のブラジル戦はともかく、後の2試合は思っていたよりも善戦したと思います。

特に、イタリアから3点取れたことは、攻撃面の課題が多いとされていたチームにとっては、大きな収穫だったと思います。

ただ、強豪相手にリードしながら勝ちきれなかったことや、攻撃の形が確立されての3得点とは言い難かったことなど、今後の課題も多かったと思います。

とは言え、アジア最終予選に比べれば、かなり良かったと思います。

W杯まで1年となり、これから各大陸で予選が佳境を迎えます。

まずはどこが出場してくるかが注目ですが、本大会の優勝争いは、ブラジルとヨーロッパで圧倒的な強さを見せているドイツが中心になるのではないかと思います。

今度はどんな大会になるのか、今から楽しみです。


日本代表がワールドカップ(W杯)出場を決めました。

引き分け以上で出場が決まったオーストラリア戦は、一見余裕があるように見えて、実際には追い込まれた状況になりかねない危険をはらんでいました。

もし、この試合に負ければ、残りは1試合で、しかもアウエーのイラク戦です。

中東のチームは、ホームでは強さを発揮することは周知の事実です。

それは、ホームで圧勝したヨルダンやオマーンにアウエーで苦戦したことからもはっきりと分かります。

この両国よりも実力があると思われるイラクが相手となれば、選手たちのプレッシャーもかなりのものとなるでしょうし、相当の苦戦が予想されました。

しかも、現在の日本代表は、先日のブルガリア戦にも良いところなく敗れて、チーム状態は決して良いとは言えません。

予選全体を見ても、前半の4試合の貯金でかろうじてグループ首位に立っているのが実情です。

したがって、強豪オーストラリアが相手とはいえ、この試合で決めなければなりませんでした。

このような状況の下で始まった試合ですが、日本は試合を優位に進めながら、ゴールを奪うことはできませんでした。

本田の復帰によって、ブルガリア戦に比べると攻撃は活性化されたように見えましたが、相変わらずの決定力不足は深刻に思われました。

オーストラリアも、引き分けでこの試合を終えれば、2位になれる可能性は大いにあるため、無理に勝ちに来ていないように見えました。

しかし、敗戦は許されません。

したがって、まずは失点をしないことを優先させると言うアウエーチームの典型的な戦い方をしているようでした。

日本の課題は、守備を固めたチームからいかにして点を取るかですが、この試合は典型的なものと言えたでしょう。

しかも、後半37分に失点すると言う最悪の試合展開となってしまいました。

その失点も、クロスボールがそのままゴールに入ってしまうと言うもので、ミスで与えてしまった得点と言っても過言ではないものでした。

これは負けるときの典型的な形です。

残り時間から考えて、僕はこの時点で負けると思いました。

それを試合終了間際のPKで何とか追いついたことは底力とも言えるでしょうが、ラッキーだったとも言えるでしょう。

PKに繋がったプレーも、オーストラリアの選手の不注意と言えなくもありません。

しかし、あのような状況できっちりとPKを決めることができる本田の精神力は、これまでの日本人にはなかったものだと思います。

それも、真ん中に決めるというのは、ヨーロッパや南米の一流選手並みと言っても良いでしょう。

これまでの日本人なら、コースを狙いすぎて外してしまうところだと思います。

本田のシュートコースの選択は、最善のものだと思いますが、確実に決めるのは簡単なことではなかったと思います。

このPKだけでなく、この試合でも日本の本田依存は相変わらずでした。

香川をはじめとして、実力的には引けを取らない選手もいると思いますが、この状況は当分変わりそうにありません。

こうしてようやくW杯出場を決めた日本代表ですが、言うまでもなく1年後の本大会に向けて課題は山積みです。

11日に行われたイラクとの試合には試合終了間際の岡崎のゴールでかろうじて勝ちましたが、チーム状況が良くなっ

これで、アジア最終予選を52引き分け1敗の勝ち点17で終えたことになります。

成績としては悪くありませんし、5大会連続出場と言うのも、アジアの強豪と言われるにふさわしいものです。

それだけに、今年に入ってからの調子の悪さが気になります。

次は、15日からのコンフェデレーションズカップでどんな戦いを見せてくれるかですが、今の日本なら1勝もできないでしょう。

しかし、それはそれで良いことかもしれません。

W杯出場を決めたのですから、これからは目先の勝利に拘らずに、1年後に照準を合わせたチーム作りが必要です。

今のチームでは限界が見えているように思いますので、新しい選手の発掘はもちろんですが、今のメンバーでの戦術の練り直しなど、時間をかけてチームの力を底上げしていく必要があると思われます。

コンフェデレーションズカップは、そのために今のチームの問題点を明らかにする場と位置づけても良いのではないかと思います。

そして、W杯では前回を上回る成績を収めてほしいものです。

ヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)のファイナルが525日に行われました。

今シーズンのCLは、現在ヨーロッパの3強と言えるバルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンが全てセミファイナルに残り、文字どおり現在のヨーロッパの頂点に立つチームを決める大会となっていました。

中でも、スペインの両クラブは、国内のみならず、ヨーロッパの舞台でも覇権を争うほどの実力を持っています。

しかし、その両クラブがセミファイナルで敗れて、ファイナルは予想に反してドイツ勢同士の対戦となりました。

とりわけ、ドルトムントがファイナルに進んだことは、大方の予想に反するものでした。

したがって、ファイナルは、バイエルンが圧倒的に有利と言うのが大半の見方でした。

しかし、バイエルンは、昨シーズンも圧倒的に有利だと言われながら、チェルシーに敗れています。

したがって、今シーズン、国内では22引き分けとドルトムントに負けていないバイエルンですが、不安要素がない訳ではありませんでした。

事実、試合が始まってみると、優位に立ったのはドルトムントでした。

中盤でボールを支配して、何度もチャンスを作りました。

しかし、現在では世界屈指と言われるバイエルンのドイツ代表GKノイヤーの好守にあって、ゴールを割ることができませんでした。

前半はドルトムントが押し気味の展開が変わることはありませんでした。

しかし、ドルトムントも先制点を取ることはできませんでした。

今シーズンのバイエルンは、セミファイナルでバルセロナを粉砕した攻撃力が目立っていますが、世界でも屈指と言われるGKやセンターバックを中心としたディフェンスの堅さも超一流であることがここでも証明されました。

そして、後半に入ると、徐々に攻撃のリズムも出始めバイエルンが先制しました。

しかし、ドルトムントも、このまま黙ってはいません。

先制点を許した8分後にPKを獲得して、同点に追い付きました。

その後は両チームとも決め手に欠き、試合はこのまま延長に縺れこむかと思われました。

CLのファイナルは90分で決着がつかないこともよくあります。

これはセミファイナルまでとは違い、1試合のみで勝敗が決まるため、まずは失点をしないことを重視するチームが多いからです。

今回は攻撃的なチームどおしでしたから、その可能性は低いと思っていたのですが、やはりファイナルはそうはいかないのかと思わされました。

しかし、後半44分になって、バイエルンはロッベンが決勝ゴールを決めました。

ロッベンは1点目もアシストしており、この試合のMan of the Matchとなりました。

このように、今シーズンのCLはバイエルンが悲願の優勝を遂げて、閉幕しました。

バイエルンは、リベリーも「これまでで最高のシーズン」と自ら語るほど好調で、その爆発的な攻撃力で国内リーグでは2位のドルトムントに20ポイントもの大差をつけて優勝し、ドイツカップも制して3冠を達成しました。

一方のドルトムントは、国内でも2位、CLは準優勝と、バイエルンの前に後一歩頂点に届かないシーズンとなりました。

大会全体を見れば、ディフェンディングチャンピオンのチェルシーがグループリーグで敗退するなど、ビッグクラブの明暗の分かれたシーズンだったと言えると思います。

これも、勢力図にやや変化が見え始めた兆候と思われます。

来シーズンはどのような大会になるか、今から楽しみです。

ヨーロッパリーグ(EL)のファイナルが15日に行われました。

今シーズンのファイナルは、チェルシーとベンフィカの顔合わせでした。

チェルシーは、先シーズンチャンピオンズリーグ(CL)で優勝しています。

したがって、ELのファイナリストと言う今シーズンの成績には不満足と見る見方もできます。

しかし、2年連続でヨーロッパの大会でファイナルまで勝ち進んだことを偉業とみる見方もできます。

現在のチェルシーは、ブラジル代表オスカルやベルギー代表アザールなど若い選手が中心です。

したがって、チームの状況は、これからまだまだ強くなっていく可能性を秘めたチームと言うことになるでしょう。

したがって、先シーズンのCLでの優勝は、僕はでき過ぎだったと思います。

まだ頂点に立つには早すぎると思われるからです。

事実、国内ではマンチェスターの両クラブを凌ぐことができずに3位を確保するのがやっとの状態です。

しかし、今チームの中心にいる選手たちは、将来チェルシーだけでなく、ナショナルチームの中心となっていくのが確実な選手ばかりなのも紛れもない事実です。

したがって、チェルシーのチームとしての頂点はこれからと言えます。

そう言ったことから考えると、ELできっちりと結果を残すことは、今のチェルシーには必要なことだと思われます。

一方のベンフィカは、ポルトガル国内ではF.C.ポルトやスポルティング・リスボンと共に3強と言われるチームです。

かつては、ルイ・コスタなどワールドクラスの選手を輩出したチームでもあります。

しかし、このところ、国内ではポルトと優勝を争っていますが、ヨーロッパの舞台では存在感を示せてはいません。

今シーズンも国内では僅か1ポイントポルトに届かず優勝を逃しています。

したがって、ELのタイトルを取って、その存在感を示したいところでした。

このような状況で始まった試合ですが、優位に立ったのはベンフィカでした。

ベンフィカがボールを支配して、チェルシーゴールを脅かし、チェルシーは守りを固めてカウンターを狙うと言う展開が続きました。

しかしベンフィカも決定力にかけ、スコアレスのまま前半は終了しました。

後半に入っても試合展開は変わりませんでしたが、先制したのはチェルシーでした。

試合を優位に進めながら先制を許したベンフィカは、これで攻撃の手をさらに強めて失点からそれほど時間をおかずに追いつくことに成功しました。

これ以降両チームともに決定力にかけ、延長戦にもつれ込むかに見えました。

しかし、アディショナルタイムに入って、チェルシーはCKから劇的なゴールを奪うことに成功しました。

これが決勝点となり、チェルシーが今シーズンのELを制することになりました。

こうして終わった今シーズンのELですが、終わってみれば、ビッグクラブが優勝して、順当な結果と言えるものとなりました。

今シーズンは、インテルやディフェンディングチャンピオンのアトレティコ・マドリーなどCLに出場するのが当然のチームが顔をそろえており、決勝トーナメントからはチェルシーなどの強豪がCLから回ってきたため、CLにおとらない大会になることが期待されました。

また、グループリーグではウクライナのドニエプロ・ドニエプルペトロフスクなど、これまでヨーロッパの舞台では名前も聞いたことのないチームがビッグクラブを倒すなど活躍も見せました。

これまでCLに比べて、知名度も盛り上がりもかけると言われて、CLの出場チーム数を増やして発展的に解消しようと言う動きもあるELですが、今シーズンはそれなりに盛り上がり、意味もある大会になったのではないかと思います。

ファイナルこそビッグクラブ同士の対戦でしたが、セミファイナルにはフェネルバフチェやバーゼルが残りましたし、新興クラブの善戦も目立ちました。

これは来シーズンに向けて明るい兆候だと思います。

来シーズンもこの流れを続けて、ヨーロッパのサッカー界の勢力図を変えるような大会になってほしいと思います。