芸術の「ニジンスキー」 | レッコ アンカー

芸術の「ニジンスキー」

最近、世の中の裏事情に戦々恐々と過ごしておりましたが(^▽^;)


知れば知るほど疲れるガーンガーンガーン






というわけで、






先日感動したこと。(しかも今さら?)

スケートアメリカでの羽生結弦くんの活躍ですねクラッカークラッカークラッカー

FSでは転倒が相次ぎ精彩を欠きましたが、SPでは4回転の大技をさらっとやってのけ、

男子では珍しい高い柔軟性を求められるドーナツスピンやらもこなし、

本当に素晴しい演技を見させてもらいましたラブラブ!ラブラブ




「皇帝」エフゲニ―・プルシェンコ様の再来かと泣




でもヘアスタイル、プル様風はやめたのですね?


まぁ私は今の方が似合ってると思いますラブラブ!


正直プル様風ヘアスタイルの彼は女の子のように見えて・・・汗



今の彼はホントにカッコイイ美男






と褒めまくっておきながら

貼りつけるのはプル様のツベ(なぜ??)



先日の演技はツベで見られるので見たい方は動画探してくださいませ←







まずは羽生結弦くん17歳ということで

17歳のプル様の演技から。

まだ中性的な魅力を漂わせ、少年の華やかな美しさが創り出す「時分の花」

これは羽生結弦くんも同じで、その美しさの中にまだ未熟な精神面の危うさを含んでいて、

そこがこの時期の魅力でもあると思います。





17歳にして4-3-2のジャンプ(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

世界で初めて公式競技会で成功☆

「世界初」って記録が彼にはホント多いです。

滑らかなビールマンスパイラルに、ビールマンスピンの回転の速さに驚愕ヽ((◎д◎ ))ゝ

筋肉量の関係で体が硬い男子、とりわけシニアでこの技を取り入れたのはプルシェンコが初めて

だったそうで。これも男子で世界初。

歴史を作ってきたと本人が語っていましたが、まさに歴史に名を刻む名選手です。

彼には精神面の危うさとか無縁のものなのかしら??と思うほど(笑)










そして時分の花はまことの花となる。

ヤグディンの引退後、絶対的王者としての風格を備えた気迫に満ちた演技



4~5年の間に男性はこんなにも変わっていくのですね。

中世的な美しさは失いつつあるけれども、力強い男らしさが感じられ惹きつけられます。

そしてやっぱり他の追随を許さない芸術性。

高橋大輔のステップも本当にすばらしいけれど、

プルシェンコのこのステップもやはり王者たる所以。

彼は常に技を進化させてきたし、

4回転の大技をどんなに調子が悪くても回避することなく飛んできました。

そして2002の五輪で一回転倒したのを見ましたが、

それ以降、彼が転倒するところをみたことがありません。

やはり不世出の天才と言えると思います。



2010の五輪で3回転しか飛ばない王者に敗れ、

まぁ確かにその時の彼の演技は完璧ではなかったのですけど、

やはり4回転に挑む姿は人をハラハラさせ、心を掴むし、

誰もが簡単に出来ることではない技に挑むことで人は進化していくものだと思うから、

4回転回避の流れと言うのはフィギュアを見る楽しみが無くなってしまうような気もします。

女子にしてもね。



そういう意味でも羽生結弦くんの登場はいい流れになりそうですね。

今回はFSでいろいろと残念でしたけど、

それをバネにさらなる活躍を楽しみにしています音譜