ドクター・ドリトル | p・rhyth・m~映画を語る~

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原題:Dolittle
監督:スティーヴン・ギャガン
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr/ハリー・コレット/マイケル・シーン
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和
公開:2020年6月
時間:101分




アベンジャーズ/エンドゲーム』後のトニー・スタークへのロス感とロバート・ダウニー・Jrの新境地への期待の入り混じる映画ファンにまず届けられたのが,今夜紹介する『ドクター・ドリトル』だった。

配給も配役も物語もテイストも一新し,20年ぶりに実写化されたドリトル先生だったが,コロナ禍で劇場鑑賞は叶わず,ようやくソフトで見ることができた。監督は脚本家としても知られるスティーヴン・ギャガン。

動物と話すことができるドリトル先生(ロバート・ダウニー・Jr)は,かつてはその功績でヴィクトリア女王(ジェシー・バックリー)から動物保護区を与えられた名医だったが,冒険家である妻のリリー(カシア・スムトゥニアク)を海難事故で失って以来,人との関わりを避け,広大な敷地で動物たちに囲まれ気ままに暮らしていた。そこへ,自分が誤って撃ってしまったリスのケヴィン(クレイグ・ロビンソン)を連れて訪れた少年トミー(ハリー・コレット)。同時にやって来たのが,ヴィクトリア女王の使いのレディ・ローズ(カーメル・ラニアード)。重い病に倒れた女王を助けてほしいと依頼する。

気乗りしないドリトル先生だったが,女王が亡くなれば保護区指定が解除され,屋敷を追い出されると知り,渋々ながらもバッキンガム宮殿へと向かう。さっそく女王を診察し,“ベラドンナの毒”が盛られたことを突き止めるが,唯一の治療薬は遥か遠くの伝説の島にあるという不思議な果物“エデンの樹の果実”。こうしてドリトル先生は,仲間の動物たちや,押しかけ助手となったトミーと共に,まだ見ぬフルーツを求めて危険な冒険の旅へと繰り出すのだったが…。

批評家からは酷評されまくった作品だが,ロバート・ダウニー・Jrファンとしては“らしさ”が上手く出ていて面白い。共演に,アントニオ・バンデラス,マイケル・シーン,ジム・ブロードベント。また,オリジナルのボイスキャストとして,オウムのポリーをエマ・トンプソン,イヌのジップをトム・ホランド,ゴリラのチーチーをラミ・マレック,キリンのベッツィをセレーナ・ゴメス,アカギツネのチュチュをマリオン・コティヤールが担当するなど超豪華。

日本語版では,ポリーを石田ゆり子,ダチョウのプリンプトンを八嶋智人,マフィア・アリを霜降り明星の2人が吹き替えている。


映画クタ評:★★★★


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◆シリーズ一覧◆

ドクター・ドリトル』(1998年)

ドクター・ドリトル2』(2001年)