監督：ラジャ・ゴズネル
ｷｬｽﾄ：アレックス・D・リンツ／オレク・クルパ／リア・キルステッド
配給：20世紀フォックス
公開：1998年7月
時間：102分
『ホーム・アローン2』の６年後に公開されたシリーズ第３弾となる作品だが，人物設定もスタッフも一新されたリブート版。ラジャ・ゴズネル監督の監督デビュー作となった。前２作のマコーレー・カルキンに代わり主役に抜擢されたのは，５歳からCMなどに出演していた当時８歳のアレックス・D・リンツ。クリスマス・シーズンという設定もなくなり，冬のシカゴが舞台となっている。
アメリカ国防省の機密を収めたマイクロ・チップを手に入れた国際的ハイテク犯罪者４人組。チップをラジコンカーの中に隠して運ぼうとしていたが，空港でのアクシデントで荷物がすり替わり，シカゴに住むミセス・ヘス（マリアン・セルデス）が自宅へ持ち帰ってしまう。チップを追ってきたピーター・ボープレー（オレク・クルパ），アリス（リア・キルステッド），アンガー（デイヴィッド・ソーントン），ジャニガン（レニー・フォン・ドーレン）の４人組は，ようやくミセス・ヘスの住む町を突き止めるのだった。
その頃，サンフランシスコで買ったはずのパンがラジコンカーにすり替わって落胆したミセス・ヘスは，雪かきの礼として向かいに住む８歳のアレックス（アレックス・D・リンツ）にラジコンカーをあげていた。その翌日，水ぼうそうで１人で留守番するアレックスは，近所の家に泥棒が入っているのを目撃し警察に通報するが，証拠がなく誰も信じてくれない。嘘つきの狼少年扱いされたアレックスは一大決心し，泥棒の撃退作戦に乗り出すのだったが…。
『ホーム・アローン2』までの窃盗コンビと違い，アレックスが闘う相手は何とFBIがマークするほどプロフェッショナルな犯罪集団。なのに，アレックスにかかると４人ともおマヌケぶりを晒しまくるから面白い。
ちなみに，アレックスの姉のモリーを演じるのは，当時13歳のスカーレット・ヨハンソン。９歳で映画デビューしたスカヨハ，この作品は５作目の出演作となる。ちなみに，54作目の出演にして主演となるMCUの新作『ブラック・ウィドウ(原題)』の全米公開が，来年5月1日と発表された。
ｸﾀ評：★★★★☆
スカーレット・ヨハンソン作品まとめ◆シリーズ一覧◆
『ホーム・アローン』(1991年)
『ホーム・アローン2』(1992年)
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