今日は日曜日だったので朝ゆっくり寝ていると、母から着信。

母から着信があるとドキッとする…>_<
内容は朝からお父さんがしんどそうにしている、母は小一時間ほど自治会の集まりに出ないといけないので私に父を見といてもらえないか?ということでした。

わかった!
と返事はしたものの1人じゃ不安だったので近くに住んでる兄にも電話。
すると私より先に父の元へ行ってくれて父の状態を見た兄から再び私に電話がかかってきて、
「病院に連れて行ける状態じゃない!目の焦点も合ってないし、意識朦朧としてる!」
と聞いて、これはヤバイ!!と思いすぐに救急車を呼ぶように言って私もすぐに車で向かいました。

着いたらすでに救急車は到着していて父が運び出されてる状態でした。
父の様子を見るとぐったりして意識朦朧としていた。
とりあえず私は車で来てるので兄と母に救急車に乗ってもらいました。
受け入れ先の病院が決まるまで外で待っていたのですが父がこのまま……と不安になり涙が出ました。

かかりつけの病院に受け入れてもらえるとのことで、さっそく向かいました。

私は後から車で追っかけて行ったので着いた時にはすでに父は処置室に入っていました。

しばらくして、点滴をしながら父が出てきました。
顔を見るとだいぶ意識がハッキリしている。
看護師さんにトイレに行きたいと言い、尿瓶を持ってきてもらったが出ない。
車椅子でトイレへ行き、無事に出たようでした。

しばらくして父を診てくれた当直の外科の先生から説明がありました。
今日、こうなった原因は低血糖とのこと。
普通、血糖値が80ぐらいないといけないところ33ぐらいしかなかったそう。
低血糖になった要因というのが「がん悪液質」というもので体の糖や栄養分を癌に取られるために起こるらしい。
末期の症状らしい。
低血糖であのまま対処していなければ、命を落としていただろうとのことでした。
これを期に入院するか聞かれました。
帰っても今回のようなことが頻回に起きると思うと言われました。
でも本人はきっと帰りたいだろう…。
迷ったけど、家に帰って急変に怯えながら生活するのも正直怖い。

実際、いつ急変するかわからないと言われてからいつ電話がなるかヒヤヒヤして夜もあまり寝れていない…。

母と兄と相談した結果、一旦入院してもらうことにしました。

先生は、もしかしたら退院できなくなるかもしれない。でも1チャンスがあれば退院させてあげられたら…と言っていました。

もうそんなところまできてるのか……
辛いなぁ…

部屋を用意してもらってる間、父の元へ。
ブドウ糖の点滴をしてもらって意識もハッキリし、かなり元気になっていました。
今回こうなったのは低血糖が原因だった話をしたら、それじゃあ帰れるやん!と父。
入院を決めたのは私たちだから胸が痛くなったけど、まだしばらく点滴しないとあかんから一旦入院しようか、暑いし!と納得してもらいました。

朝ごはんも食べてなかった父はお腹すいたー!と言うので急遽コンビニで買ったおにぎりやパンを食べていた。
父が頑張って食べている栄養が全部癌に取られてると思ったら本当に悔しい。

悔しい。

悔しい。

あと残された時間私に何ができるかな?

できるだけ寄り添う。

ぐらいかな…?

明日は東京から父の兄弟が父に会いにきてくれる。
お父さん喜ぶかな😊

明日も行くから待っててね!




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26日の月曜日、大阪の病院でCTを撮りました。
経過が良ければ28日水曜日に入院、29日に第2回目のカテーテル予定でした。

しかし現実は残酷で肝臓にできた巨大腫瘍はさらに増大、しかも腫瘍から出血の痕も見られる状態でした。

主治医のS先生もとても悩んでおられました。
このままカテーテル治療を続けても効果がないどころか状態をさらに悪化させてしまう可能性があるとのことで、もう治療は終わりにして緩和ケアへ移行した方がいいんじゃないか、との意見でした。

ただ最終的に決めるのは本人なので、どうしたいか少し家族と話し合ってほしいと言われました。

診察室から一旦出た父、母、私はどうするべきか話し合いました。

最後は父に決めてもらいたい。
なので私は何も意見しませんでした。

父の決断は緩和ケアへ。
その旨S先生に伝えると緩和治療も立派な治療だから、と力強く送り出してくれました。

ここでのカテーテル治療は結局一度しかできなくて、残念ながら父には効果が出なかったけど私は行って良かったと思っています。

もう治療ができない、という時にとても人間味溢れる先生に出会えて、難しい状態にも関わらず力強く受け止めてくれて、治療してもらえて父本人も私たち家族も心が救われたのは確かです。

だから私はここで治療してもらったこと、後悔していません。

そして緩和ケアへ移行するなら家の近くでする方が良いとのことで、近くのT病院へ戻ることとなりました。

T病院の次の受診日がいつか聞かれ7/6の木曜日と伝えると、それでは遅いから今週中に行ってくれと言われました。

数日中に容態が急変する危険性があるらしい。

そして本日、急遽診察予約をとってT病院の主治医S先生のもとへ行ってきました。




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昨日、仕事中に聞いた突然の訃報。

ショックで全身鳥肌が立ちました。

小林麻央さんのブログ、いつも拝見していました。
闘病中の父や友達がいるのでいつも励まされていました。

正直、いつかこんな日がくると思っていました。

それでも、麻央さんの強くて優しい笑顔は闘病しているみんなとその家族の希望だったと思います。

幼ない子供たち、ご両親、麻耶さん、海老蔵さんの心情を思うと胸が張り裂けそうです…。

でも、もう痛みや苦しみからは解放されたかな。

本当にお疲れさまでした。

心よりご冥福をお祈りいたします。





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