この扇型ボックスは、とても好きな形です。
日本的に感じるかたも多くいらっしゃると思いますが、
ヨーロッパ中世の綺麗な細工が施されたり、絵が描かれた素敵な扇を見ると
その魅力には、きっと特別なものを感じるはずです。
私が初めてそれを目にしたのは、アンティークを扱っているお店。
なんて、綺麗で優雅な扇なのかとすっかり虜になってしまいました。
とても買える値段ではないので、ただただ見つめるだけです。
扇に興味を持って見るきっかけに。
女性が持つ扇の操作で、
言葉を交わさずとも相手とコミュケーションをはかるための道具とされていました。
時に恋人たちの愛の言葉として使われたり
時に舞踏会で男女の出会いをつくる言葉になったりした扇。
時に舞踏会で男女の出会いをつくる言葉になったりした扇。
ファッションとしても重要なアイテムだったんですね。
ある時、たまたま立ち寄った “箱根 ポーラ美術館” に
西洋の扇の展示室があって、さらに扇に興味を持つことになりました。
そして、本物の扇ではありませんが、
自分でも描いて楽しむことに!!
何かに興味を持つと、それが糸で繋がっているように
次へと続いていく不思議。
私はそんな目に見えないプレセントをよくいただきます。