6年前、愛知から福岡へ引っ越してきた。

初めての子育て、知らない土地と人ばかりで不安がいっぱいだった。

主人の実家での同居生活

相談する相手もいない…孤独…

アスリート人生を15年やってきて、悔いの残る現役引退だった私は、子どもにはそんな思いを味あわせたくない思いで、どこか肩に力が入っていた。

どんな子育てがいいのか?
何を食べたらいいのか?

人と比較ばかりして、色んな情報に振舞わされ、そうしたいのに出来ない環境にイラ立ち、落ち込んだりしていた。

けど、持ち前のフットワークの軽さもあったおかげで、色んな興味の湧く場所へは足を運んでいた。

アンティークや古物が好きな母の影響か、私も北欧物や、昭和レトロな雑貨や家具が大好きだ。

引っ越してきた当時の古物店で一枚の絵を買った。
お得意な衝動買い…
当時は飾る所すらないクセに…

なんとなく惹かれて買ってしまった…

ずっと、押入れにしまっていたが、やっと飾ることに

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目元が少し、私たちに似てる気がする。

子ども達は「何このおばちゃ〜ん」って言うが、私は当時を振り返り、こんな風に声をかけてくれている気がする。

『どんな種を蒔く?』

ずっと答えを出せずもがいていたけど、答えは出すものじゃない、出る物だというフレーズに出会った。

時が経ち、経験してやっと出る答え。

まだまだ漠然とはしているが、もうこの喉まで来てる。

どんな種を蒔くかを。
蒔いた種しか発芽しない…

あとちょっと…はもうちょっとかな…残念また書こう。