被災地高校生からの復興
訪問ありがとうございます。

私はこの震災の影響で、家や家族、大切なもの、交通手段など多くのものを失いました。

そこで今、被災地がどのような状況にあるのかを伝えていきたいです。
あの日、私は高校2年生でした。「高校生だから」と言われ配給が無い日が続いたり、毛布が少なく、「高校生」として括られた。
震災を通してたくさんのことを学び、感じ、たくさんの邂逅があった。
高校を卒業し、被災地の現状や震災への思いを綴っていきたいと思います。


多数の人が見る中で見る方によっては受け入れられない部分もあります。
ですがこの東日本大震災を1日でも長く、多くの人に詳しく知って欲しい願いがあり、情報を発信しています。
忘れさせないためにも多くのことを伝えていきたいと思いますので末永く訪問よろしくお願いします。




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震災から7年を迎えて

 

ご無沙汰しております。

約3年ぶりの更新になってしまいました。

 

ここ数年、震災に対して目を背けたくなる気分になってしまいブログの更新も躊躇っていました。

被災地と呼ばていた地元を離れ、生活すること。

被災地のために、何かしようとすることに疲れてしまったのかもしれません。

 

地元のために「なにかしなければならない」ということはないと心の中ではわかっているのですが、後ろめたさを感じていました。

 

 

〜〜〜〜

 

このブログを始めたきっかけは、震災1週間後にボランティアで出会った大学生に言われたからです。

関東・関西から集まる大学生たちは、高校二年生だった私に伝えたのです。

 

震災の次の日には、通常の生活が戻り始めている。

そして、震災の情報が伝わってこない。

被災地の中から発信して現状を伝えてほしい。

 

〜〜〜〜

 

震災から7年が経過した今日、ふとこのきっかけを思い出したのです。

Amebaブログにはアクセス解析機能があり見てみると、何人かの方達が更新しない今でも足を運んでいただいているようです。本当にありがとうございます。

 

7年を迎えて改めて思うことがありました。

三陸沿岸もまだ、震災前の状況を取り戻したとはいえません。

まだまだ時間がかかると思います。

 

「震災を忘れない」

ではなく

「震災と現状を知る」

今日をそんなきっかけにしていただきたいです。

 

また大雨や噴火や地震など全国どこでも災害が起こり、被災地になる可能性があります。

その際にできる防災・減災の意識を持つきっかけになればと思います。

 

 

伝えることが私のできることです。

 

 

 

<追伸>

すべての記事を見返して一番反響が大きかった記事を思い出しました。

震災体験記Ⅱ 震災から3ヶ月・・・

未曾有の大災害のなかで、強く生きなければならないと思った日だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

ご無沙汰しております。

ご無沙汰しております。

震災以降、全国の方々へ現状を伝えるブログでした。管理人の私が気仙沼を離れてしまし、大学進学したため、更新が滞っていました。
多くの方が更新がない中でもサイトを閲覧していただいているのに、申し訳ないです。
まだまだ、気仙沼、宮城、東北、震災ということに関心が強くあることがとても強く感じられます。

これからも、時間を見つけて更新をしていきたいと考えておりますが温かい気持ちでご支援お願いいたします。
このブログは、震災当時に感じていた、高校生の記録ということで残していきたいと思います。

気仙沼に生きる。第2段

【掲載していただきました。】






この気仙沼に生きる。 は気仙沼出身者の大学生が、震災の経験や震災によって生まれた気仙沼への思いを後世に伝えるために発行している冊子です。

昨年、3月11日に第1弾の気仙沼に生きる。が発行されました。
第2段発行の際、自分の文章を投稿させていただきました。
震災体験記に加え、気仙沼への思いを綴っています。

写真の奥の青いものが第一弾、手前のカラーのものが第二段。
無料の冊子で、たくさんの人に読んでもらうために図書館へ寄贈などをしているそうです。
発行部数が限られていますが、第1弾、第2弾ともに3部頂いたのでもし読みたい方がいれば連絡ください!

第1弾は電子書籍で読むことが出来ます!
http://lb.ebpark.jp/booksdateil.aspx?codestr=O00588
第2段は
~気仙沼市~
・宮城県気仙沼市リアスアーク美術館
・気仙沼市のアンカーコーヒー
・k-port
・気仙沼高校の図書館
~仙台市~
・仙台のフルセイルコーヒー
・仙台のろっけんパーク
~東京都~
・中目黒駅前図書館
・八雲中央図書館(都立大学駅)
・【配布】池袋のふるさとプラザ

いろんな方々に読んでいただきたいですが、気仙沼の人にも読んで欲しいですね。気仙沼の若者たちの思いを知ってほしいです。



第2段の投稿が三陸新報に掲載されるかもしれないので、
気仙沼市内の方はお楽しみに!



第三回気仙沼みらい創造カレッジ

【第三回気仙沼みらい創造カレッジ】開催しました!

3月21日から3日間の気仙沼みらい創造カレッジツアーも終了しました!

今回の開催のために、多くの方にご協力をいただいたことに感謝いたします。
また、集まってくれた高校生や大学生にも感謝いたします。
本当にありがとうございます。

北海道から福岡まで全国各地から43人の大学生が気仙沼に呼びました!
今回の高校生参加者は約20名ほどと少なくなってしまいましたが、
少ないなりにより深く対話ができる場ができたと思います。
しっかりとした対話づくりができたのも、
古瀬ワークショップデザイン事務所の古瀬正也さんにワークショップデザインをしていただいたおかげです。

ツアー企画をはじめから行い、いろいろ問題がありながらも3日間を過ごせたことは良かったと思います。

まだまだ、始まったばかりの企画です。
課題点などたくさん見えてきました。気仙沼に根付くよりよい企画にするために試行錯誤しながらこれからも進んでいきたいと思います。




講演の機会

高知、和歌山と講演の機会をいただき、先ほど米沢に帰ってきました!

高知大学のイベントは朝日新聞に取り上げていただきました。
http://www.asahi.com/articles/ASG295HKLG29PLPB00H.html
そしてちょっぴりNHK高知にも
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8015034011.html?t
読売新聞の記事
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140210-OYT8T00432.htm

土曜日の関東での大雪のせいで、土曜日に山形から羽田で乗り換えて高知に行く予定が飛行機欠航。急遽新幹線で東京に向かい岡山に向かうも全体で3時間遅れ。
結局、高知大学には深夜に到着。

高知大学ではHUG(避難所運営ゲーム)を元に高知大学での避難所運営シュミレーションを、学校関係者、学生、地域の方、総勢60人程度で行いました。
実際に高知大学の備蓄にある畳を使って、暖房もつけない寒い体育館で行われました。そんな中で、当時高校生だけで行っていた避難所運営の話はとても刺激的だったと思います。
シュミレーションは、時間経過を意識しながら次々と訪れる避難者(けが人や盲目などのそれぞれの状況がある)をどこの施設に振り分けていったり、備蓄をい つ誰に使うのか、などさまざまなことを考えます。実際に運営するためには、避難者(学生、学校関係、地域の方々に関わらず)の協力が必要不可欠で、突然運 営することになったとしてもとても大変なことです。常に災害に対する心構えが必要だと思います。

それからすぐに和歌山に向かい、和歌山県立南部高校の授業に参加させていただきました。そこでは、南海トラフ大地震に対する防災意識を向上させようということで、地震直後に起こることなど当時の話をさせていただきました。
高校1年生で、まだふわふわした感じはありましたが、ワークショップでは地震が起きたとき、津波が起きたときに、どのようにすればよいかなどの意見がたくさん出てきて、みんなで話し合いました。

災害に実感が湧かない部分がたくさんありますが、いかにそれを伝えて、次に備えるように意識を向けるか、まだまだ考える必要がありました。



  (高知大のことは3月11日の14時から放送のTBSの番組にもでるかもです。)
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