いつの間にかすっかり夏ですねー
貴婦人のドレスルーム、会期終了いたしました。
お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました！
想像以上にご好評いただき、うれしい悲鳴の連続でした。
遠方から来てくださった方、何度も来てくださった方、初めましての方、お久しぶりな方…ぬいぐるみを連れて来てくれる方は、1日に必ず1人はいらっしゃいました。
FANTANIMAでご縁のあった方が立ち寄ってくれたことも、新しい出会いがちゃんと繋がったんだな、と実感できたうれしいことのひとつ。
ゆっくりと流れる空間で、1人また1人とお客さまが自然と集まり、初めて出会った人たちと、その瞬間だけの時間が流れる。
お店が終わればみんなそれぞれの場所へ帰っていく。
またいつか…なんて、訪れるのかわからないけど、そんなことはどっちでもいい。そのときそれは確かに在ったんだから。
本当に楽しいドレスルームでした。
なんとも情けない表現になりながらも思いを伝えるわたしの言葉に耳を傾けていただけたこと。
みなさまそれぞれの言葉で感想を述べてくださって、その都度なんとも言えない嬉しさがありました。
虚構メルヘンでは聞いたことのないような感想を、虚構メルヘンのことは知らない方が思ったままに伝えてくれたりすると、ちゃんと別物として響いたんだな、と改めて思えたりしました。
乙女屋、というわたしにとって大切な場所でドレスルームができたこと。これは本当に感慨深いことでした。
こまめに通っていたわけではないけど何年も客としての時代があり、お店が開いていたらたまに立ち寄る。けれど、なかなかお買い物はできなかった。
乙女屋店主さんとは一言二言、言葉を交わしたことはあったかなという程度でした。
ひょんなことからわたしの作品を目に留めていただき、2年前のアニバーサリーの時期に屋根裏蚤の市へ出させていただき、、あの日は緊張しすぎて、電車の中では受験生のようでした。笑
乙女屋さんは1番最初わたしに声をかけてくれたときも、屋根裏蚤の市のときも、わたしの布あわせの世界を絶賛してくれました。
屋根裏蚤の市のときに出していたネックレス
衝撃的だった空間とディスプレイ。お人形はおぐらとうこさん。
このときの衝撃がほんとうにずっと忘れられない。この空間には、じんさんの作品もあったなって思い出します。
そんな方が、お客さまにも多い印象。
容姿の話だけではなく、
綺麗事のようにしか思えなかった、自分らしさ、や、ありのまま、という言葉の意味への理解と実感。
そんな出会いも、乙女屋さんがなければ、なかったんだろうなぁ。
※すべて旧作。
※すべて旧作。
虚構メルヘンの作品が、吐き出す作業なのだとしたら（押し付ける作品は好きではないけれど…）大西けいの作品は整える作業。
美しいから好き。かわいいから好き。そこにそれ以上の理由は必要ない。
もし、ここで出会わなければ一生出会わないかったかもしれない。けれど、それならそれできっとまた別の道で、唯一無二の出会いがあったはず。
どちらに行っても、必ずその時にしかない出会いはあります。
そしてそれは、大きなきっかけになったりします。
わたしにとっての乙女屋さん、誰かにとっての貴婦人のドレスルーム…そんなふうに、繋がりが生まれてくれたらなーなんて、思いました。
やぶれたコットン、汚れたレース、ちぎれかけのリボン・・・
繋げば生まれる、わたしの世界
貴婦人のドレスルームで、またお会いできたら嬉しいな。
本当にありがとうございました
作品の一部は引き続き乙女屋にて取り扱い中。（マルチクロス、布ブレス、ひらひらブローチなど）
ぼろシリーズは乙女屋には預けていませんので、ぼろシリーズへのお問い合わせはわたしの方へ直接お願いします。
次の予定は、虚構メルヘンです。9月3〜5日の三日間、大阪で他ブランドとの合同展示会をやります。
詳細は後日発表します。
オーダーなどもいつもありがとうございます！！なにかあれば、ご連絡くださいませ。
とにかく製作の夏。実は今から、スケジュールに冷や汗かいています。
これから本格的に暑くなってゆく季節ですので、皆さま体調崩されませんよう、ご自愛ください。
それではまた……☆
◆出展情報・参加イベント◆
・9/3〜5 大阪 合同展示会 虚構メルヘン
・リッティベア企画展
★10月 Bramale ブラマーレ★
～素晴しい生き物たち～
日時：10月6日（木）～10日（月）
場所：神戸 三宮 GALLERY５
参加作家：56名 虚構メルヘン参加
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