先日の事...
清水寺のライトアップも千秋楽をおえ、のんびりとした午後の日差しを浴びつつ、店番にいそしんでおりました。

いろいろたまっていた仕事を片付け、ほっと一服タバコを付けてあれこれ思案しておりますと、店の電話がプルルとなりまして...

電話の主は株式会社ナカニの中尾さん。
この会社は大阪を拠点として、「手ぬぐい」を生産されている会社で、自社ブランド「にじゆら」を立ち上げ、世界に「手ぬぐい」の良さを発信しておられる方です。

実は、当京都極楽堂書店のお土産物ラインナップに「にじゆら」の手ぬぐいを入れたいと打診をしていた所、たまたま京都に来られているとの事で、来店していただく運びとなった訳でございます。

ご来店いただいたのは中尾さんともう一方、小島さんと言う方で今月から大阪の中崎町に構える「にじゆら」のアンテナショップの店長さん。
二人ともすごく気さくで情熱的な方で、手ぬぐいに対する意気込みと思いを私に語ってくださいました。

中でも印象的だったのは、これからの伝統工芸の姿勢。
「昔のスタイルを守っているだけでは駄目。技法等の根幹部分は踏襲しながら、世の中のニーズに合った新しい物を作り、発信していかなければならない。」
と中尾さんは語ってくれました。

これって、極楽堂のコンセプトと一緒なんですよね。
なんだか、同じ道を歩む同志に会えたような気がして、ほんとにうれしかったです。

また、職人さんもどんどん全面に出して行きたい、ともおっしゃられていました。

製品も職人さんも大切に...
いただいたパンフレットからも、その愛情がにじみ出ていました。

うちのラインナップに「にじゆら」の手ぬぐいが並ぶ日も近いかも...
仕入れる自分が一番楽しみであったりした、そんな春の一日でした。

にじゆら
http://www.nijiyura.jp/
素敵な手ぬぐいが盛りだくさん。エヴィバディ、チェキット!
いただいたパンフレットの内容も見れますよ~。