是か非か？
民主党の長尾敬衆院議員（大阪１４区）が、
衆院が解散される１６日の本会議終了後に
離党届を提出する意向を固めたことが１５日、
分かった。
ソース：MSN産経west ＞続きはこちら
長尾敬議員のインタビュー動画
http://youtu.be/O1Afl-p_WNg
この方は、人権委員会設置法案に造反することを、
数日前にツイッターでもつぶやいていました。
また、外国人参政権にも反対していたり、
毎年靖国参拝をしていたり、
慰安婦問題や竹島に関しても、
普通の愛国議員的歴史観の持ち主なのは、
まずまちがいは無さそうです。
http://seiji.yahoo.co.jp/giin/rev/detail/?g=2010001143&s=2&r=7&d=6
ですが、民主党議員として当選してから、
小沢の訪中に同行したり、小沢派として
動いていた時期もあった方でもあります。
今現在、小沢一郎党首の「国民の～」という、
くだらない「選挙の票取り目当て、見え見え政党」
にはついていかず、民主党に残ったわけですが、
離党後は（無所属から）自民党入りと報道され、
ネットでも「保守派だから歓迎する」
「風見鶏。選挙目当てのエセ保守だろ!?」など、
賛否両論が巻き起こっているようですね。
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1352950081/
↑このスレッドのソースとされた記事では、
「無所属になる」という部分をを飛ばして、
ザックリと自民党に入党すると書かれて
ある ことに注目
さて。
ここで、あくまでもわたしの個人的な意見ですが、
次の選挙の争点は、
さまざまな政策の論点はあるでしょうけど、
突き詰めると…
売国思想議員をどれだけ落とせるか？
つまり、
国を思って動ける議員をどれだけ当選させることができるか？
日本の今後を良い方向に進めていくには？
と考えた場合、これに尽きると思うんですね。
で、長尾敬議員なんですが、もともと小沢派
として活動していた経緯はあるものの、
選挙直前になって、急に保守的発言をしだした
というわけではなさそうです。
それに、選挙戦だけを考えると、消費税反対！
ということでも打ち出した方が選挙民の受けは
いいんでしょうが、長尾敬議員の場合、
大手メディアがシカトしまくり、まったく取り上げ
なかった、人権委員会設置法案に反対していた
点を考慮すると、ただの選挙で勝つためだけ
ということを考えた人ではないように思われます。
とはいっても、その辺のことを知らされていない
一般的有権者の目線で言えば、
このタイミングでの離党は、明らかに選挙で
勝つことを目当てとした、印象最悪な離党だと
目に映ることはまちがいないでしょう。
長尾敬議員本人は、民主党に当選させて頂いた
恩義というのを口にしていますが、
その義理立てしていたことが、裏目に出ている
というか、優柔不断にも感じられて批判を受ける
部分でもあるでしょう。
まぁ正直、人権委員会設置法案に反対している
とき、何人か引き連れて離党して欲しいと思ったし、
その前から自分の思想と党の本流と違うのなら、
離党すべきタイミングはいくらでもあったのでは？
とも思います。
反面、民主党内にいながら反対する立場を取る
ことで、多少の抑止力として意義があったのかも？
そのような見方も出来ますし、難しいところです。
とりあえず、このあたりを合わせて考えてみると、
いづれ自民党に合流するにしても、
今回の選挙は無所属で戦い、当選してもしばらくは
無所属の立場から安倍自民党を援護するような
立場を取って、有権者や自民党支持者からの
信頼を得ることを行動で示していくこと…
これが大切なんじゃないかな？と
思うわけです。
本当、離党の際に「自民党にお世話になる意向」
この一言さえ言わなければ、もう少し素直に
応援出来たという方も多いのではないでしょうかね？
とは言っても…
思想的な面では、売国思想の議員ではないこと。
これだけでも正直、自民党内に残る売国思想の
議員より、よっぽどマシだとも思います。
この辺の見方は、かなり賛否両論あるかと思いますが、
実際に投票権を持つ、大阪１４区の皆様は、
自民党を離党して「維新の会」に移った谷畑孝議員と、
無所属か自民党公認となるかはわかりませんが、
元民主党ながらも、自民党に近い考えを持って
いる長尾敬議員、どちらが今後日本のために働いて
くれるのか？
感情論だけでなく、その辺を冷静に判断して投票して
欲しいな…なんて、勝手に思ってるのですが…
いずれにせよ、今後の長尾敬議員の行動には、
注目していきたいなと思います。
長尾敬議員の主張 参考動画
http://adop.jp/LEe7
～追伸～
今回、長尾敬議員の離党を調べていたところ、
報道された各種メディアを比べてみると、
面白いことがわかりました☆
例えば、産経MSN では「無所属で活動する方針だが、
その後自民党へ合流する動き」と報じられていますが、
時事通信やNHKNEWSwebや読売オンラインでは、
「無所属で活動して」という部分を省いて、
「すぐに自民党入りする意向」であるような
ニュアンスで報じられています。
ちなみに、朝日新聞デジタルや毎日JPは、
離党することだけに触れ、今後の行き先には
触れていませんでした。
初めに紹介した長尾敬議員の離党インタビューで、
長尾議員は「無所属という立場で、土曜日、日曜日
自民党さんの方にお世話になるという方向性で、
地元を歩かせて頂く」と語っています。
こうして見ると、この「無所属の立場」という部分を
省いて報道した時事通信、NHKNEWSweb、
読売オンラインの記事は、長尾敬議員の印象を
悪くしたいというような意図でもあるのかな？
そのようにも感じられましたが、
あなたはどのように感じられたでしょうか？