暑かったり・・急激に寒くなったり・・
この時期は本気で何着て良いかわからない!!
・・な古坂大魔王サーティーロックです。
今月、実家は青森に帰ったのは・・ここでは頻繁に書いてますが・・
仕事があったのは勿論・・
実はもうひとつ用事がありまして・・
うちは子供の頃から同じ家におじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住む・・
いわゆる二世帯家族でして
・・大好きだったおばあちゃんは僕が小学低学年の頃に亡くなってて。
ただ・・・
明るくてアクティブで嘘ばっかりつくおじいちゃんは存在感抜群でした!
70越えてもバットをサウスポーに構えてノックしてくれるわ、80になっても雪の中「生協」にチャリで行っちゃうし・・・
鉄人です。
何より行動や発言が面白かった!
じ「和仁!これ見ろ!戦争のとき貰った勲章だ!100個あるうちの一個だが・・他はどっかいっちゃったなぁ・・。」
僕「なして(なんで)、99個もなぐしてこれだけあるの?」
じ「それは知らないな。知らない。
そった(そんな)事より、なして(なんで)おじちゃが戦争で生き残ったが・・知ってらが?」
僕「わがらない!なして(なんで)?」
じ「敵の撃った鉄砲の玉・・・人間て不思議だもんだ!あれ、じぃぃぃぃぃ~・・っと見てれば・・・ゆっくりさ見えてくる!」
僕「本当に?」
じ「ホントだね!ゆぅぅぅぅ・・・っくり飛んでくるのを・・ス・・っと手で避げで!たまに手で持って・・・ポイ!・・って!」
僕「スゲなぁぁ!!おじちゃ!!」
母「まだ嘘ばし(ばっかし)喋って!!黙って飯食いなさい!!」
・・・とか・・
自分の自転車が古くなってきて、新しいのに変えたいんだがお母さんが許してくれない。
そんな時ふと、何かに気づいたおじちゃ。
突然外に行き・・少し経ったら・・
じ「わ!!おかあちゃん!わ(俺)の自転車盗まれでまった!どすべ(どうしよう・・)明日からアサガイネ(歩けないよ)!」
母「・・・・・」
じ「どすべ!どすべ!」
母「・・・・へば(だったら)明日がら歩きしかねえな。自転車ねんだべ(ないんでしょ)?じゃ、歩きだ。新しいのは買わないし・・歩きだ。」
母は何かを知っている。
じ「・・・あ・・・ああ・・・・・ちょっと・・探してくるじゃ!」
・・って行って何やら家の裏に行ってガサガサ・・・隠してたっポイおじちゃ。
じ「(ガラガラガラ)!!おかちゃん!今、探しに行ったら・・たまたま、わ(自分)の自転車盗んだガキ!!いたの
さ!!・・・・だはんで(だから)コラ!・・・って言って返してもらったじゃ!!助かった・・助かった・・明日がら自転車
に乗れる!!助かった助かった・・・。」
母「・・・最初から隠してたんだべ?嘘ついでも新しいの買わないよ!!」
じ「・・・・助かった・・・助かった・・・」
こんなのが毎日でした・・。
よく「かんちゃん(親戚では僕はこう呼ばれてます・・。)、おじちゃの血、引いてるんだな・・。」
って言われたりしてます。
そんな「おじちゃ」も今年で93歳。
口癖は「悪い人いだら逃げろ。喧嘩は、すな(するな)よ。早ぐ嫁っこ貰って一人前さ、なれ!」
です。
しかし・・ここ何年かは膝も悪くなり・・体も弱くなり・・
お母さんたちが面倒みなきゃ・・な程になってしまいまして・・。
今年の頭位に・・具合が悪くなって・・一度持ち返しまして・・
また最近倒れてしまいました。
今回こそはダメ・・・かな?・・・って皆も思ったみたいなんですが・・
また復活です!!生き返ったみたいです!!
・・・ま、でも・・いい歳だし・・・
お見舞いに行こうって・・帰省でした。
おじちゃです。
入れ歯を外してるんで、あれですが・・しっかりしてます!!
入院当初は・・意識も朦朧で・・何を喋っているのか分からなかったみたいで・・
・・確かに今も、ぽわ~~っとしてるんだけど・・
俺と弟と姪っ子の「リオ」を見たら・・
じ「・・ふがふがふが・・・あれ?今日来たのが??・・ふが・・・よく来たな?・・・」
って、話し始めます。
お医者さんに聞いたら・・・ちょっと信じられない回復みたいです。
さすがだよ・・おじちゃは。
勿論、楽観視はできない容態ですが・・
凄いんです。
何が凄いって・・リオ。
おじちゃが喜ぶのが分かっているのか、俺たちの前では人見知りしてモジモジしてるのに・・
おじちゃの前ではサービス精神満載!
おじちゃの顔は触るは、喋りかけるわ・・おじちゃは・・・満面の笑みで笑うんです・・。
人って・・・繋がってるんです・・。
脈々と繋がってるんです・・。
おじちゃは最近よく言ってました。
じ「ばっちゃも友達も知ってる人も・・皆死んでまって・・寂しぐなったな・・・」
でも、おじちゃ。
おじちゃの血、言ってきたこと、伝えてくれた遊び・・・全て僕たちに・・・もっと下の世代に・・
こうして繋がってるんです。
ここでこうやって書いても、勿論おじちゃは読めないし・・見ないと思う。
でも・・今日・・・急に皆に言いたかったこと・・・。
人は独りで生まれて独りで死ぬけど・・独りで生きてるんじゃない・・。
んだな・・・って!!
帰りにおじちゃは・・・こう言ってました。
じ「ふがふがふが・・・・悪い人見たら・・・逃げろ・・。また来いな・・。」
はいな!!
まだまだ生きてな!!おじちゃ!!
この時期は本気で何着て良いかわからない!!
・・な古坂大魔王サーティーロックです。
今月、実家は青森に帰ったのは・・ここでは頻繁に書いてますが・・
仕事があったのは勿論・・
実はもうひとつ用事がありまして・・
うちは子供の頃から同じ家におじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住む・・
いわゆる二世帯家族でして
・・大好きだったおばあちゃんは僕が小学低学年の頃に亡くなってて。
ただ・・・
明るくてアクティブで嘘ばっかりつくおじいちゃんは存在感抜群でした!
70越えてもバットをサウスポーに構えてノックしてくれるわ、80になっても雪の中「生協」にチャリで行っちゃうし・・・
鉄人です。
何より行動や発言が面白かった!
じ「和仁!これ見ろ!戦争のとき貰った勲章だ!100個あるうちの一個だが・・他はどっかいっちゃったなぁ・・。」
僕「なして(なんで)、99個もなぐしてこれだけあるの?」
じ「それは知らないな。知らない。
そった(そんな)事より、なして(なんで)おじちゃが戦争で生き残ったが・・知ってらが?」
僕「わがらない!なして(なんで)?」
じ「敵の撃った鉄砲の玉・・・人間て不思議だもんだ!あれ、じぃぃぃぃぃ~・・っと見てれば・・・ゆっくりさ見えてくる!」
僕「本当に?」
じ「ホントだね!ゆぅぅぅぅ・・・っくり飛んでくるのを・・ス・・っと手で避げで!たまに手で持って・・・ポイ!・・って!」
僕「スゲなぁぁ!!おじちゃ!!」
母「まだ嘘ばし(ばっかし)喋って!!黙って飯食いなさい!!」
・・・とか・・
自分の自転車が古くなってきて、新しいのに変えたいんだがお母さんが許してくれない。
そんな時ふと、何かに気づいたおじちゃ。
突然外に行き・・少し経ったら・・
じ「わ!!おかあちゃん!わ(俺)の自転車盗まれでまった!どすべ(どうしよう・・)明日からアサガイネ(歩けないよ)!」
母「・・・・・」
じ「どすべ!どすべ!」
母「・・・・へば(だったら)明日がら歩きしかねえな。自転車ねんだべ(ないんでしょ)?じゃ、歩きだ。新しいのは買わないし・・歩きだ。」
母は何かを知っている。
じ「・・・あ・・・ああ・・・・・ちょっと・・探してくるじゃ!」
・・って行って何やら家の裏に行ってガサガサ・・・隠してたっポイおじちゃ。
じ「(ガラガラガラ)!!おかちゃん!今、探しに行ったら・・たまたま、わ(自分)の自転車盗んだガキ!!いたの
さ!!・・・・だはんで(だから)コラ!・・・って言って返してもらったじゃ!!助かった・・助かった・・明日がら自転車
に乗れる!!助かった助かった・・・。」
母「・・・最初から隠してたんだべ?嘘ついでも新しいの買わないよ!!」
じ「・・・・助かった・・・助かった・・・」
こんなのが毎日でした・・。
よく「かんちゃん(親戚では僕はこう呼ばれてます・・。)、おじちゃの血、引いてるんだな・・。」
って言われたりしてます。
そんな「おじちゃ」も今年で93歳。
口癖は「悪い人いだら逃げろ。喧嘩は、すな(するな)よ。早ぐ嫁っこ貰って一人前さ、なれ!」
です。
しかし・・ここ何年かは膝も悪くなり・・体も弱くなり・・
お母さんたちが面倒みなきゃ・・な程になってしまいまして・・。
今年の頭位に・・具合が悪くなって・・一度持ち返しまして・・
また最近倒れてしまいました。
今回こそはダメ・・・かな?・・・って皆も思ったみたいなんですが・・
また復活です!!生き返ったみたいです!!
・・・ま、でも・・いい歳だし・・・
お見舞いに行こうって・・帰省でした。
おじちゃです。

入れ歯を外してるんで、あれですが・・しっかりしてます!!
入院当初は・・意識も朦朧で・・何を喋っているのか分からなかったみたいで・・
・・確かに今も、ぽわ~~っとしてるんだけど・・
俺と弟と姪っ子の「リオ」を見たら・・
じ「・・ふがふがふが・・・あれ?今日来たのが??・・ふが・・・よく来たな?・・・」
って、話し始めます。
お医者さんに聞いたら・・・ちょっと信じられない回復みたいです。
さすがだよ・・おじちゃは。
勿論、楽観視はできない容態ですが・・
凄いんです。
何が凄いって・・リオ。
おじちゃが喜ぶのが分かっているのか、俺たちの前では人見知りしてモジモジしてるのに・・
おじちゃの前ではサービス精神満載!
おじちゃの顔は触るは、喋りかけるわ・・おじちゃは・・・満面の笑みで笑うんです・・。

人って・・・繋がってるんです・・。
脈々と繋がってるんです・・。
おじちゃは最近よく言ってました。
じ「ばっちゃも友達も知ってる人も・・皆死んでまって・・寂しぐなったな・・・」
でも、おじちゃ。
おじちゃの血、言ってきたこと、伝えてくれた遊び・・・全て僕たちに・・・もっと下の世代に・・
こうして繋がってるんです。
ここでこうやって書いても、勿論おじちゃは読めないし・・見ないと思う。
でも・・今日・・・急に皆に言いたかったこと・・・。
人は独りで生まれて独りで死ぬけど・・独りで生きてるんじゃない・・。
んだな・・・って!!
帰りにおじちゃは・・・こう言ってました。
じ「ふがふがふが・・・・悪い人見たら・・・逃げろ・・。また来いな・・。」
はいな!!
まだまだ生きてな!!おじちゃ!!