重心の話その12
さて右直立時から左のお辞儀の姿勢になると、重心はどのように移動するのでしょうか?
それとも移動しない?のでしょうか?
移動しますよね。
動いているんだから。。。
でどのように?ですが、
答えは、
人によって違う!
です。
十人十色、重心は人それぞれの移動をします。
そんな十人十色の重心の動きにも理想的な動きとそうでない、お勧めできない動きがあります。
因みに理想的な動きとは、体にとって楽な動きを指し、お勧めできない動きとは、体に負担がかかる動きのことです。
ではまず理想的な重心の移動は、直立時の重心の位置(開始点)からお辞儀が決まった時点(終点)でどこにあるといいのか?
開始点にある重心は終点時、たて(上下)の動きは???
下がり、ますね。
規定面の中心付近にある開始点は、終点時で?
移動、、、、、、、、
、、、、、しませんね。
つまり、開始点の真下に降りた位置に終点があるのが理想的というわけですね。
ではあまりお勧めできないほうですが、
縦の動きは同じように下がります。
ですが、規定面の中心付近にあった重心の位置は、大きく前後(左右にも)にずれてしまっている。
このように規定面中心からずれている状態は、その方向にバランスを崩しやすいため、何らかの対処(体にかかる負担)が必要となってしまいます。
この体にかかる負担とは、
例えば(個人差はありますが)、
終点時規定面の前面に大きくずれてしまえば、
下肢前面の筋肉群や腰の筋肉に過剰な負担がかかり。
反対に規定面後方に大きくずれると、
下肢後面の筋や腹筋、腰に過剰な負担がかかります。
体に負担の少ない動き、省エネな動きが好ましいですね。
さらにもうひとつ、開始点から終点までの途中の動きも、できるだけ直線であることが好ましいですね。
こういった動作を体を快適に扱うために無意識で行えるようになるといいですね。
先にも書きましたが、
歩いたり、、
走ったり、、
の移動や。
立ったり、、
座ったり、、
屈んだり、、
見上げたり、、
振り向いたり、、
の動作全般で、重心をコントロールすることで、常に適切なポジション取りとそのポジションの適切な移動を「動的重心コントロール」と呼びます。
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国立駅南口より徒歩5分、国立整体院ボディデザイン
重心の話その11
動的重心コントロールについて
ここで指す動的重心コントロールとは、先に述べた「静的重心コントロール」以外の重心をコントロールするテクニックのことで、僕らが日常暮らしすための動作すべてで行われているコントロールのことです。
歩いたり、、
走ったり、、
の移動や。
立ったり、、
座ったり、、
屈んだり、、
見上げたり、、
振り向いたり、、
の動作全般で、重心をコントロールして常に適切なポジションであることが望ましいと考えます。
望ましいというか、その方が上手く動けるということですね。
スポーツ選手などトップアスリートのほとんどが、この重心を意識的、無意識的にもコントロールすることで高いパフォーマンスを実現しています。
ただスポーツに関係なく、重心を上手にコントロールすることは日常の動作を快適ににするためには大切なことなんです。
ではそんな日常の動作の中で、「おじぎ」の動きをピックアップしてみます。
この「おじぎ」をする動作。
軽くするおじぎから、深々とするものまで様々ですが、ここでは運動稼動域の大きい深いお辞儀で。
おじぎされることはあっても、することは滅多に無いなんていう人も聞いてください。。。
角度はこのくらいですかね。
本題とは関係ないのですが、ネットで調べてみると、いろいろ出てきました。上のイラストのようなものに、さらに膝を曲げたり、顔を斜めに傾けるなどといった高等技がおじぎにはあるようです。。。
ま、ここでは、上のイラストで行きます。
ここで問題です。
直立の状態からお辞儀(おじぎ)をした場合、重心はどうなる?????
右の直立時は、前に触れたように重心は体の中心付近にあり、その重心から真下に降りたところは、両足規定面の中心付近にあるとします。(付近は無視しても結構です)
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ここで指す動的重心コントロールとは、先に述べた「静的重心コントロール」以外の重心をコントロールするテクニックのことで、僕らが日常暮らしすための動作すべてで行われているコントロールのことです。
歩いたり、、
走ったり、、
の移動や。
立ったり、、
座ったり、、
屈んだり、、
見上げたり、、
振り向いたり、、
の動作全般で、重心をコントロールして常に適切なポジションであることが望ましいと考えます。
望ましいというか、その方が上手く動けるということですね。
スポーツ選手などトップアスリートのほとんどが、この重心を意識的、無意識的にもコントロールすることで高いパフォーマンスを実現しています。
ただスポーツに関係なく、重心を上手にコントロールすることは日常の動作を快適ににするためには大切なことなんです。
ではそんな日常の動作の中で、「おじぎ」の動きをピックアップしてみます。
この「おじぎ」をする動作。
軽くするおじぎから、深々とするものまで様々ですが、ここでは運動稼動域の大きい深いお辞儀で。
おじぎされることはあっても、することは滅多に無いなんていう人も聞いてください。。。
角度はこのくらいですかね。
本題とは関係ないのですが、ネットで調べてみると、いろいろ出てきました。上のイラストのようなものに、さらに膝を曲げたり、顔を斜めに傾けるなどといった高等技がおじぎにはあるようです。。。
ま、ここでは、上のイラストで行きます。
ここで問題です。
直立の状態からお辞儀(おじぎ)をした場合、重心はどうなる?????
右の直立時は、前に触れたように重心は体の中心付近にあり、その重心から真下に降りたところは、両足規定面の中心付近にあるとします。(付近は無視しても結構です)
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重心の話その10
重心動揺はどのように動いているのか?
意識的に行っていることではないので、動いている認識はありませんが、明らかに本人が動かしています。
重心動揺はこんな感じに前後左右斜めも含め、決して一定の規則は見当たらない動きをしています。
この中で左右に揺れる動きをみてみましょう。
こんな感じです。
腰から上の上体はほとんど動くことがなく、一つのパーツのようにしながら、腰の位置が左右に移動している感じです。
これは前後斜めなどどの動きにも同じことが言えます。
無意識に動いてしまっていると言ってもいいでしょう、この重心動揺は腰の位置(重心の位置)が動くことで、バランスはもとより、一定の筋肉の負担を減らすことを肉体が選んだ結果のようです。
ただこの重心動揺、個人差があります。
体が感じ、不快な状態を避けるように、または快適な方に反応していった結果なので、体が感じないとうまく動揺しないといったことが起きるのです。
数回前に重心動揺=静的重心コントロールとかきましたが、このコントロールがうまい人、得意でない人がいるのです。
体が辛いと感じずにいれば、動揺も減るために一定の筋肉への負担はさらに増えることとなり、これが体の筋肉をコリ硬め、痛みや違和感につながる原因の一つと考えます。
さらにここから本丸の本題に進みたいのですが、その前に動的重心コントロールのほうも触れます。
意識的に行っていることではないので、動いている認識はありませんが、明らかに本人が動かしています。
重心動揺はこんな感じに前後左右斜めも含め、決して一定の規則は見当たらない動きをしています。
この中で左右に揺れる動きをみてみましょう。
こんな感じです。
腰から上の上体はほとんど動くことがなく、一つのパーツのようにしながら、腰の位置が左右に移動している感じです。
これは前後斜めなどどの動きにも同じことが言えます。
無意識に動いてしまっていると言ってもいいでしょう、この重心動揺は腰の位置(重心の位置)が動くことで、バランスはもとより、一定の筋肉の負担を減らすことを肉体が選んだ結果のようです。
ただこの重心動揺、個人差があります。
体が感じ、不快な状態を避けるように、または快適な方に反応していった結果なので、体が感じないとうまく動揺しないといったことが起きるのです。
数回前に重心動揺=静的重心コントロールとかきましたが、このコントロールがうまい人、得意でない人がいるのです。
体が辛いと感じずにいれば、動揺も減るために一定の筋肉への負担はさらに増えることとなり、これが体の筋肉をコリ硬め、痛みや違和感につながる原因の一つと考えます。
さらにここから本丸の本題に進みたいのですが、その前に動的重心コントロールのほうも触れます。
重心の話その9
重心を動揺させる理由はバランスをとるためといったこと以外にもなにかあると考えます。
それはなにかというと、一定の筋肉に負担を掛けないために動いているのではないかと考えるのです。
同じ姿勢で揺れのない状態では、同じ筋肉に負担が掛ってしまうので、揺れることで負担を分散させているわけです。
体が筋肉が楽な楽な方に向かってユラユラと揺れていると考えれば納得できるのです。
もちろん長時間でなければ重心を揺らさず、同じ筋肉に頼って立ちつづけることは可能です。
でもやってみるとよくわかりますが、ほとんどジッとしていられません。
かといって筋肉が疲れたから動いている感覚はあまりないと思います。
「重心を動揺させる理由」と以前から書いていますが、意図的に行っているわけではないので、「重心が動揺してしまう理由」と考えた方がいいのかもしれません。
少し余談ですが極限的にこの揺れが少ない人種がいます。
少ないというよりは少なく出来ると言ったほうがいいかもしれません。
以前も少し触れましたが、まずはパントマイマー。
彼らは揺れません。
全くではないのですが、揺れる範囲が少ないですね。
でも生きているので必ず重心動揺しているはずです。
他にもダンサーや体操選手など。
ダンサーもこの重心動揺(揺れ)と常に戦っています。
ルルベ(つま先立ち)
トウシューズを履いてポワント(踵を上げて爪先で立つ)。
両足であったり、片足であったり。
上半身もまっすぐに立っていることもあれば、そうでない時もある。。。
そんな中で、常に地面についているこの小さな基底面の範囲の中に、重心軸が外れて崩れてしまわないように動揺を抑えなくてはいけないんですよね。
まさしくバランスをとっているわけです。
ただ揺れる範囲が狭いということは、どうしても同じ筋肉に負担が掛ってしまうといったことも起こるわけです。
それでも揺れることが大切なんですね。
少しでも負担を分担するために。
さて、この重心動揺。
揺れが大きすぎるとバランスに問題が出てきます。
揺れが少なすぎると肉体に問題が出てきます。
適度に揺れることがとても大切なことなんです。
次にこの重心動揺を動きとして、運動としてとらえてみたいと思います。
こんな小さな動きではありますが、動いているということは運動としてどうやって重心を動揺させているのかを見てみましょう。
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国立駅南口より徒歩5分、国立整体院ボディデザイン
それはなにかというと、一定の筋肉に負担を掛けないために動いているのではないかと考えるのです。
同じ姿勢で揺れのない状態では、同じ筋肉に負担が掛ってしまうので、揺れることで負担を分散させているわけです。
体が筋肉が楽な楽な方に向かってユラユラと揺れていると考えれば納得できるのです。
もちろん長時間でなければ重心を揺らさず、同じ筋肉に頼って立ちつづけることは可能です。
でもやってみるとよくわかりますが、ほとんどジッとしていられません。
かといって筋肉が疲れたから動いている感覚はあまりないと思います。
「重心を動揺させる理由」と以前から書いていますが、意図的に行っているわけではないので、「重心が動揺してしまう理由」と考えた方がいいのかもしれません。
少し余談ですが極限的にこの揺れが少ない人種がいます。
少ないというよりは少なく出来ると言ったほうがいいかもしれません。
以前も少し触れましたが、まずはパントマイマー。
彼らは揺れません。
全くではないのですが、揺れる範囲が少ないですね。
でも生きているので必ず重心動揺しているはずです。
他にもダンサーや体操選手など。
ダンサーもこの重心動揺(揺れ)と常に戦っています。
ルルベ(つま先立ち)
トウシューズを履いてポワント(踵を上げて爪先で立つ)。
両足であったり、片足であったり。
上半身もまっすぐに立っていることもあれば、そうでない時もある。。。
そんな中で、常に地面についているこの小さな基底面の範囲の中に、重心軸が外れて崩れてしまわないように動揺を抑えなくてはいけないんですよね。
まさしくバランスをとっているわけです。
ただ揺れる範囲が狭いということは、どうしても同じ筋肉に負担が掛ってしまうといったことも起こるわけです。
それでも揺れることが大切なんですね。
少しでも負担を分担するために。
さて、この重心動揺。
揺れが大きすぎるとバランスに問題が出てきます。
揺れが少なすぎると肉体に問題が出てきます。
適度に揺れることがとても大切なことなんです。
次にこの重心動揺を動きとして、運動としてとらえてみたいと思います。
こんな小さな動きではありますが、動いているということは運動としてどうやって重心を動揺させているのかを見てみましょう。
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重心の話その8
前回その7で重心動揺について触れました。
前回をつい先日みたいな書き方してますが、2月でしたσ(^_^;)
気を取り直して、この「重心動揺」
人が快適に生命活動を送るために元々我々に備わった生理行動の一つなのでしょう。
重心動揺計という、ヘルスメーターのような重心動揺を図る機器があります。
その数値をもとにめまいや脳障害などを診断する目安に使われているようですね。
158万円程度で買えるそうです。ね。(^▽^;)
さて、この重心動揺。
健康と密接に結びついたとっても重要なキーワードであると考えています。
健康ブームの次か次か次か次?の注目キーワードになる!んではないか(笑)と密かに睨んでおります。。。
前回この揺れるという行為はバランスをとるためであるというようなことを書きましたが、はたしてそれだけなのでしょうか?
揺れるというこの行為、他にも然るべき何らかの理由があるのではないかと考えています。
はじめて立つことを覚えた幼児のことを思い出すと、立ち続けるために、あらゆる可能性の中から快適で安心安定感のある場所を見つけるように揺れています。これは正しくバランスの為に揺れているようです。
ただその幼児の揺れの範囲は大変大きいため、不安定ではありますが、徐々に安定性が高まることで揺れ(重心動揺)の範囲は小さくなっていきます。
我々はこうした経験を積んで、意識、注意を払わなくとも立つことを覚えると共に、その意識は潜在深く沈んでしまいます。そのため、以降普通に立つことにおいて、意識してバランスを感じながら立つことは大変少なくなっていきます。
特に近年バリアフリー化が進む中、物理的に不安定な場所は大変少なくなっているのでこれから先ますますその意識は深く薄くなっていくのでしょう。
それでも潜在的にはバランスをとるために揺れているのかも知れません。
で、バランスだけではない他の理由は?
なのですが次回にします。
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国立駅南口より徒歩5分、国立整体院ボディデザイン
前回をつい先日みたいな書き方してますが、2月でしたσ(^_^;)
気を取り直して、この「重心動揺」
人が快適に生命活動を送るために元々我々に備わった生理行動の一つなのでしょう。
重心動揺計という、ヘルスメーターのような重心動揺を図る機器があります。
その数値をもとにめまいや脳障害などを診断する目安に使われているようですね。
158万円程度で買えるそうです。ね。(^▽^;)
さて、この重心動揺。
健康と密接に結びついたとっても重要なキーワードであると考えています。
健康ブームの次か次か次か次?の注目キーワードになる!んではないか(笑)と密かに睨んでおります。。。
前回この揺れるという行為はバランスをとるためであるというようなことを書きましたが、はたしてそれだけなのでしょうか?
揺れるというこの行為、他にも然るべき何らかの理由があるのではないかと考えています。
はじめて立つことを覚えた幼児のことを思い出すと、立ち続けるために、あらゆる可能性の中から快適で安心安定感のある場所を見つけるように揺れています。これは正しくバランスの為に揺れているようです。
ただその幼児の揺れの範囲は大変大きいため、不安定ではありますが、徐々に安定性が高まることで揺れ(重心動揺)の範囲は小さくなっていきます。
我々はこうした経験を積んで、意識、注意を払わなくとも立つことを覚えると共に、その意識は潜在深く沈んでしまいます。そのため、以降普通に立つことにおいて、意識してバランスを感じながら立つことは大変少なくなっていきます。
特に近年バリアフリー化が進む中、物理的に不安定な場所は大変少なくなっているのでこれから先ますますその意識は深く薄くなっていくのでしょう。
それでも潜在的にはバランスをとるために揺れているのかも知れません。
で、バランスだけではない他の理由は?
なのですが次回にします。
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重心の話その7
一見静止ているようでも、体は常に微量に揺れることでバランスを保っています。この揺れのことを「重心動揺」と呼んでいます。
ヒトは他の動物たち同様、持続して静止し続けることがたいへん苦手な生き物です。大げさなことではなく生を持つその間は、睡眠中も含め一見静止しているようなときにでも、体に次々に起こる様々な変化に対して、常に居心地のいい安定性と安心感のある快適なポジションを探し、そこに重心を合わせるようにしながらバランスを取って生活しています。
その特徴的な動きが、立位時での「重心動揺」です。
街中で立っている人をよ~く観察してみてください。
パントマイマーのように全く動いてない人は、間違いなくパントマイマーです(笑)
みんな3秒と静止していませんよ。たぶん。。。
BOSの安定性で触れましたが、重心からの鉛直ラインは中心に近いほど安定するということでした。
ということは、この重心動揺も中心に近く、またその揺れ幅の範囲も小さいほうが安定性も高まるわけです。BOS内であっても大きな範囲で、あっち行ったりこっち行ったりしていれば安定性は低くなるわけです。
この揺れ幅の大きさはたいへん個人差がありますが、青年期に比べ幼少時やお年寄りのほうが広い範囲で揺れるようです。また中枢神経系の伝達機能が低下することも揺れの増大につながるようです。
ある一つの姿勢は、一見すると止まっているように見えても、実際にはこのようにフラフラと動きながら、その中での快適な重心を常に探しているのです。
この「重心動揺」のことを静的重心コントロールと呼びます。
*****なにか他にも書くことあったような気がするのですが忘れてしまいました。
思い出したらまた書きます。*****
まあとにかく、ヒトは基本動くんです。
動き続けて、揺れ続けていることが大切なんです。
適度に!
パントマイマーの静止はホントに静止って感じですが、これはこの重心動揺を極力小さくした状態なんでしょうね。彼らの肉体鍛錬の成果は、ほぼ無い重心動揺でちょ~リラックスした状態でいられることですな。
次は動的重心コントロール
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国立駅南口より徒歩5分、国立整体院ボディデザイン
ヒトは他の動物たち同様、持続して静止し続けることがたいへん苦手な生き物です。大げさなことではなく生を持つその間は、睡眠中も含め一見静止しているようなときにでも、体に次々に起こる様々な変化に対して、常に居心地のいい安定性と安心感のある快適なポジションを探し、そこに重心を合わせるようにしながらバランスを取って生活しています。
その特徴的な動きが、立位時での「重心動揺」です。
街中で立っている人をよ~く観察してみてください。
パントマイマーのように全く動いてない人は、間違いなくパントマイマーです(笑)
みんな3秒と静止していませんよ。たぶん。。。
BOSの安定性で触れましたが、重心からの鉛直ラインは中心に近いほど安定するということでした。
ということは、この重心動揺も中心に近く、またその揺れ幅の範囲も小さいほうが安定性も高まるわけです。BOS内であっても大きな範囲で、あっち行ったりこっち行ったりしていれば安定性は低くなるわけです。
この揺れ幅の大きさはたいへん個人差がありますが、青年期に比べ幼少時やお年寄りのほうが広い範囲で揺れるようです。また中枢神経系の伝達機能が低下することも揺れの増大につながるようです。
ある一つの姿勢は、一見すると止まっているように見えても、実際にはこのようにフラフラと動きながら、その中での快適な重心を常に探しているのです。
この「重心動揺」のことを静的重心コントロールと呼びます。
*****なにか他にも書くことあったような気がするのですが忘れてしまいました。
思い出したらまた書きます。*****
まあとにかく、ヒトは基本動くんです。
動き続けて、揺れ続けていることが大切なんです。
適度に!
パントマイマーの静止はホントに静止って感じですが、これはこの重心動揺を極力小さくした状態なんでしょうね。彼らの肉体鍛錬の成果は、ほぼ無い重心動揺でちょ~リラックスした状態でいられることですな。
次は動的重心コントロール
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重心の話その6
前回のBOSの続きです。
BOS(支持基底面)は物体にとって
広ければ広いほど
中心に近ければ近いほど
重心は低ければ低いほど
質量は重ければ重いほど
安定性は高くなるということでした。
ただ、ヒトの場合もそのまま当てはまるのか?
というと、そうともいかないようです。
200以上の骨と600以上の筋肉に350を超える関節を持つヒト、
という物体の安定は、BOS、重心理論だけでは測れない、
個々の体の扱い方によってかなりの差が出てしまうようです。
次回その個々の扱いの差をまずはお辞儀という動作で見ていきます。
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BOS(支持基底面)は物体にとって
広ければ広いほど
中心に近ければ近いほど
重心は低ければ低いほど
質量は重ければ重いほど
安定性は高くなるということでした。
ただ、ヒトの場合もそのまま当てはまるのか?
というと、そうともいかないようです。
200以上の骨と600以上の筋肉に350を超える関節を持つヒト、
という物体の安定は、BOS、重心理論だけでは測れない、
個々の体の扱い方によってかなりの差が出てしまうようです。
次回その個々の扱いの差をまずはお辞儀という動作で見ていきます。
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重心の話その5
支持基底面(BOS=base of support)です。
この足裏のところの赤の部分を指します。
この範囲の中に重心から鉛直に通るライン(重心ライン)があることが、体の安定性に大きく関わってきます。
このBOSは、重力を受ける質量のある全てのものにも共通した考え方です。
例えば下の四角柱。
赤の部分がBOSです。
この四角柱の重心が緑の●とすると、それを通る重心ラインはBOS内に在るので、安定しバランスを崩すようなことはありません。
下のように重心がどこに在っても、重心ラインがBOS内であれば安定しています。
但し、少しでも重心ラインがBOS範囲外に出てしまうと、その物体の安定性は失われバランスを崩してしまいます。
またこのBOSの範囲は広ければ広いほど
重心ラインはBOS範囲の中心に近ければ近いほど
重心は低ければ低いほど
質量は重ければ重いほど
その物体の安定性は高まることとなります。
そんなこと踏まえた上でもう少しヒトの BOS ついて
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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この足裏のところの赤の部分を指します。
この範囲の中に重心から鉛直に通るライン(重心ライン)があることが、体の安定性に大きく関わってきます。
このBOSは、重力を受ける質量のある全てのものにも共通した考え方です。
例えば下の四角柱。
赤の部分がBOSです。
この四角柱の重心が緑の●とすると、それを通る重心ラインはBOS内に在るので、安定しバランスを崩すようなことはありません。
下のように重心がどこに在っても、重心ラインがBOS内であれば安定しています。
但し、少しでも重心ラインがBOS範囲外に出てしまうと、その物体の安定性は失われバランスを崩してしまいます。
またこのBOSの範囲は広ければ広いほど
重心ラインはBOS範囲の中心に近ければ近いほど
重心は低ければ低いほど
質量は重ければ重いほど
その物体の安定性は高まることとなります。
そんなこと踏まえた上でもう少しヒトの BOS ついて
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重心の話その4
ではヒトの重心です
ヒトの重心も質量の中心と考えると、立っている場合は?
この辺り、55~56%のところなんて言われています。
これ体の前ではなく、体の内側ということですね。
因みに男性の方が重心が高いということです。
それが小児の場合はもう少し高いところだそうです。
これは小児の頭が大きいために、質量の中心と言うと少し高くなるということですね。
ということは、上記の55~56%と言うのも、個々の体格差によってかなりの違いが出てきそうです。。。
さらに個体であれば常に一定であるその重心の位置ですが、ヒトは動きその形が変わるので必然的に重心の位置にも変化が出てきそうですが、、、、
さてどうでしょう???
その話の前に、この重心を鉛直に通るライン。
これが両足を含んだ間にあることが、体の安定性に大きく関わってくるようです。
その安定性の基準となる範囲を支持基底面(BOS)なんて言います。
先にその話から行きます
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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ヒトの重心も質量の中心と考えると、立っている場合は?
この辺り、55~56%のところなんて言われています。
これ体の前ではなく、体の内側ということですね。
因みに男性の方が重心が高いということです。
それが小児の場合はもう少し高いところだそうです。
これは小児の頭が大きいために、質量の中心と言うと少し高くなるということですね。
ということは、上記の55~56%と言うのも、個々の体格差によってかなりの違いが出てきそうです。。。
さらに個体であれば常に一定であるその重心の位置ですが、ヒトは動きその形が変わるので必然的に重心の位置にも変化が出てきそうですが、、、、
さてどうでしょう???
その話の前に、この重心を鉛直に通るライン。
これが両足を含んだ間にあることが、体の安定性に大きく関わってくるようです。
その安定性の基準となる範囲を支持基底面(BOS)なんて言います。
先にその話から行きます
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重心の話その3
立体的なもの行きます!
四角柱ですね。
これは
次は円柱
これは
中にはその物の外に重心があるなんてのもあります。
やじろべいですね。
これは
こんなものも
自転車にも
では、その重心が個体内にあるものでも、質量が均等でないものは?
例えば黄色の部分が金属で他の部分が発泡スチロールのような質量の軽いものであるならば?
そしてこの重心は個体であれば常に一定です。
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四角柱ですね。
これは
次は円柱
これは
中にはその物の外に重心があるなんてのもあります。
やじろべいですね。
これは
こんなものも
自転車にも
では、その重心が個体内にあるものでも、質量が均等でないものは?
例えば黄色の部分が金属で他の部分が発泡スチロールのような質量の軽いものであるならば?
そしてこの重心は個体であれば常に一定です。
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