羊プラセンタの特徴
羊の胎盤から抽出されるのが羊プラセンタです。羊の胎盤は、人の胎盤とアミノ酸の組成がよく似ています。そのため、人の体になじみやすく、かゆみや発疹などアレルギー反応も起こりにくいといわれています。肌にも浸透しやすく、シミやシワなど肌への効果が出やすいのが一番の特徴です。
プラセンタの純度が高いのも特徴です。羊は、他の動物と比べて病気にかかりにくいため、豚のように生育途中でワクチンや薬剤が投与されることがほとんどありません。途中の処理が少なくてすむので、純度の高いプラセンタが得られるのです。
栄養面でも優れているのが羊プラセンタ。馬プラセンタほどではありませんが、良質なプロテインと30種類のアミノ酸が含まれています。
日本で利用される羊プラセンタは、ニュージーランド産などの衛生的に育てられた羊に限られています。ニュージーランドの雄大な牧場でストレスなく育ち、良質な飼料を与えられて育った羊ですから、その胎盤から抽出されたプラセンタには十分な栄養が含まれているのです。
羊プラセンタの効果
羊プラセンタに含まれるアミノ酸は、肌の角質細胞にある「NMF(天然保湿成分)」の主成分です。肌の角質層へ浸透し、NMFの生成を促し保湿力を高めます。この保湿効果で、シワのないうるおいのある肌を保ってくれるのです。
また、羊プラセンタに含まれる成長因子が肌の代謝を促します。この代謝促進作用で、コラーゲンやヒアルロン酸などの生成を活性化し、若々しい肌へと導きます。
活性酸素は、肌の老化を引き起す原因のひとつです。プラセンタに含まれる「ビタミンC・E」「ミネラル」「活性ペプチド」には、抗酸化作用があり、活性酸素を減らす効果があります。
さらに、「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」や「ビタミンB」「SA(スーパーアクティブ)アミノ酸」なども含まれています。それぞれ、活性酸素を除去し、活性酸素で酸化した脂質を減らすことが期待できます。
これらの肌の老化を促す活性酸素への作用によって高いアンチエイジング効果が期待できます。