事故発生!! | ノマド住職、アフリカ大陸へ(中編)

ノマド住職、アフリカ大陸へ(中編)

元協力隊員のノマド住職がアフリカへの旅(中編)がスタートして1ヶ月!!モロッコ・マラケシュを拠点に選び、自分の限界に挑戦中。
「何を学び、何を感じるのか?」脚色なしの真剣勝負でブログアップします。応援よろしくお願いします。

みなさま、おはようございます。
バルセロナ滞在5日目の住職です。

いや~、やられました。

何の前触れもなくやってきました。

パスポートの次に大事なものが無くなりました。

それは・・・・

「手帳」です。

何だ手帳かって多くの人は思うはずです。

が、

私にとっては
旅の初日からの日記や出費や起床時間やもろもろ詳細に記憶していて、ブログを書く参考にしようとしたもの。

原因は
すべて私です。

バルセロナの朝日を動画で撮影しようと朝早くから移動。
いいポイントが無いなか、やっとたどり着いた場所で手帳にいろいろ記入してそのまま置いてきてしまいました。

気づいたのは宿に戻った2時間後、急いで戻りましたが
やっぱりない。近くのゴミ箱を見ると手帳に挟めていていた同じ流派の住所録を書いていたメモを見つけたので誰かが手帳だけを持って行った可能性が高い。

どうしよう?

と一瞬考えましたが、
やることは一つ。

人に助けてもらう。
まず施設を担当者を見つけよう。もちろん可能性は低いのは分かってましたが・・・

幸い、無くした場所から20mに会社がありましたのでそこに駆け込みました。

こんなとき、大事なもの
それは「ハート」
気持ちがないと変な外国人ぐらいにしか思えませんから。
ただ、協力してくれる見込みはもちろんありました。
バルセロナの人に50人以上に話しかけている感触からして大丈夫だろう。

あとは気持ちを伝える「演技力と友好関係をいかに作るか?」

ドアが透明だったため、中にいた40代ぐらいの受付女性はすぐに私に気づきました。

「あっ、作務衣を着た怪しいアジア人が来た」と思ったはず
でしたが、笑顔で対応してくれました。

すかさず、「英語ができるか」と笑顔で尋ねました。
バルセロナはスペイン語がメインで英語があまり通じないことが多いし、このシチュエーションをスペイン語で伝える自信がなかったのです。

すると、「少しならできる。」と
だから状況をシンプルに説明。若い女性を呼んでくれて
「彼の力になってあげて」と言ってくれてました。

「よっしゃー」

彼女はアリシア、歳は20代後半ぐらいでとっても気さくな感じ。施設の事務所など3カ所ぐらいに連れて行ってくれて、スペイン語で説明してくれます。

そのときに私がしたことは
「グラシャス(ありがとう)」と「アデオス(さようなら)」と両手を合わせて感謝を表現することのみ。

結局、手帳が見つかりませんでした。

でも、アリシアには本当に感謝です。
別れる際「見つかったらメールで知らせるから」とまで言ってくれました。

その間、日本やスペインの世界観の違いなど話せたのは本当にいい時間。

これからは貴重品管理にはもっと気を使おう。
できるなら、毎朝ブログを更新しよう。
そして、困ったときには人に助けを求めよう。
英語はやっぱり世界語だと学びました。