八つ子ママ、やっぱり!産みすぎで破産…計14人の子供養えず | じゅんのブログ

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 米カリフォルニア州で、2009年に八つ子を出産して話題となったシングルマザーの女性(36)が4月30日、地元裁判所に自己破産を申請した。女性は、既に6人の子がいたにもかかわらず、体外受精で妊娠した八つ子を出産して、計14人の子持ちとなり、養育をめぐって批判されたことも。生活保護を受け、雑誌でセミヌードを公開するなどして“大家族”の生活費を工面してきたが、ついに財布がパンクしてしまった。

 やはり14人の子供を養うことはできなかった…。現地報道によると、ナディア・スールマンさんは、30日にカリフォルニア州オレンジ郡の高裁に自己破産を申請した。

 09年に男児6人、女子2人の八つ子を出産したスールマンさん。「8」と「母」を意味する言葉から「オクトマム」と呼ばれ話題となった。だが既に、5回の体外受精で出産した6人の男児がいたにもかかわらず、またも不妊治療を受け、体外受精で八つ子を出産したことが判明し「養育できるのか」「あまりに無謀だ」などと、批判の的となった。八つ子妊娠時は、6個の受精卵を胎内に戻したとされている。

 シングルマザーで無職のため、基本的に一家の収入はない。このため、州の生活保護、障害のある子供への手当、精神疾患歴のある自身への手当、生活困窮者への食糧配給券など公的支援に頼って生活してきた。月額4000~5000ドル(約32万~40万円)だったという。

 一方で、スールマンさんの金遣いの荒さも度々、米メディアで取り沙汰された。憧れの女優アンジェリーナ・ジョリーに似せるため、整形手術に金をつぎ込んだり、美容師を自宅に呼んでヘアメークに1回520ドル(約4万円)をかけた、と報じられたことも。育児不履行により、児童保護センターの調査対象になったともいわれる。

 金に困り、昨年はショー的な女子ボクシングの試合に出場した。また今年3月には男性誌でセミヌードを公開し、契約金は1万ドル(約80万円)近いとされた。何とか金を稼いできたスールマンさんだが、結局、自己破産に。住宅ローンを含め今の負債は、最高100万ドル(約8000万円)とする報道もある。資産は5万ドル(約400万円)だった。

 同州の自宅は競売にかけられる。3歳となった八つ子を含め、一番年上でもまだ小学生という14人の子供たちの今後が、心配されるところだ。