昨夜はときどき見えるぼんやりしたお月さまが綺麗な夜でした。
昨日訪れた『中原中也の手紙』展では、彼の30年の生涯と、彼と深く関わる人々のほんの一部分に触れたに過ぎないのですが、人間と人間のココロの繋がりの深さ、その凄さには、ため息がでるほどの美しさを感じました。
人と人が深く繋がるということは、喜びだけでは決してない、寂しさや、苦しさや、悲しみや、言葉にできないどうしようもない感情からも逃げずに、大切な相手と、そして、なにより自分の内側と、ひたすら真っ直ぐ向き合ってゆくということなのだと想います。
傷付くことから逃げないことなのだと想います。
大切な人と自分の”あいだ”の中に、今日も素直に感じて揺られることのできる、豊かな自分自身でいられますように・・・。
神奈川近代文学館は港の見える丘公園の一番奥にあります。
とても素敵な場所でした。
今日も今日だけの特別な一日を・・・