WPMはwords per minuteのことです。1分間でどのくらいの単語数を読めるか、ですね。
大学受験の話ですが
和田秀樹氏の「和田式受験英語攻略法」の中では、難関大学で100語/分、上智、慶應SFCで120語/分を目安とされています。(通読時間に解答時間を加味し計算)
東大生の、大森有貴さんの「東大生が教える超英語術」では、東大の問題に必要なスピードとして、156語/分と計算しています。(最初の流し読みと、解答するための確認読みの、あわせて2回読むと計算)
大学受験の最難関でも120~150語/分といったところでしょうか。
TOEICの場合はどのように考えたらよいでしょうか。
もちろん設問数や構文の複雑さなどの違いもあり、TOEICと大学入試を単純比較できません。
ただ、TOEICのほうが、構文はシンプルで読みやすいと考えると120~150/分を目標値として設定してみるというのは良いかもしれません。
公開テストのシングルパッセージでは、長いもので300語程度といわれています。
Part7を55分で解答すると、48問なので1問あたり68秒。
300語の長文だと設問が5つあるので、解答含め5分40秒
120語/分ですと2分30秒で読んで、約3分で解答という計算になります。(合っているかな?)
見直しの時間を考慮すると、150語/分であれば余裕が増えますね。
WPM換算表がついた問題集と言えば
「新TOEIC TEST読解特急3 上級編」です。
設問の番号ごとに、実際にかかった秒数からWPMが分かるようになっています。
350ワード、というように少し長めになっているので、高地トレーニング系です。
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