不正受給:花見川区の業者、雇用安定助成金281万円 /千葉 | 無料でもらえる助成金獲得法~個人、中小企業でももらえる助成金の申請方法~

不正受給:花見川区の業者、雇用安定助成金281万円 /千葉

 厚生労働省千葉労働局は14日、労働者の一時帰休などで雇用を維持している事業主に支給される中小企業緊急雇用安定助成金について、千葉市花見川区の金属製品製造業「盛田製作所」が約281万円を不正受給していたと発表した。

 同社によると、受給期間は09年9月ごろから約1年半。水、木曜日を休みにして助成を受けていたが、従業員が水、木曜に働いても出勤簿に判を押さないようにしていた。盛田隆司社長は「平日に修理の仕事を受けないと顧客がどんどん減ると思った。給料を払い遅れており、やむを得ずやった」と話している。不正受給分はすべて人件費に充てており、今後分割して返還するという。

 労働局によると、10年11月以降は不正を公表することになり、県内では今回が初めて。公表前には09年度に約2102万円、10年度に約3767万円を不正受給した事業所があったという。
(毎日JPより引用)


また雇用調整助成金(中小企業緊急雇用安定助成金)の不正受給がありました。

助成金というのは融資と違い返済不要なお金であるため事業主にとっては手に入れたいお金だと言えます。
この事業主はどうせばれないだろうとか安易に考えていたのだと思います。

不正受給はばれます。

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(c) Ryo.WATANABE写真素材 PIXTA


雇用調整助成金でよくある不正は出勤していたのに出勤していないとしてもらうことです。
これは名目上は休みにしているけど従業員は実際に働くために出勤しています。
労働局の人は雇用調整助成金を受給している会社に対して抜き打ち検査をしているそうなので、見つかるのは時間の問題だったと思います。
また他にも従業員に出勤簿を押させなかったということで従業員も不信に思って監督署に相談に行ってそのせいで不正が見つかることもあります。

前にも書きましたが雇用調整助成金を不正受給した時は厳しくなっていて会社名、社長の名前など社会的制裁が科せられます。
ニュースで問題となった会社に対しては取引先からの取引停止とかにもなって会社の倒産の可能性も出てきます。

不正受給はばれないと思っていたら大間違いです。
タレこみや密告でばれます。

絶対に不正受給はしないようにしてください。