決算プレー、機関投資家はどうやって儲けているのか。 | 投資を通して人生を謳歌している社長日記

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株式市場で話題になっている企業やビジネスを楽しく分析し!それぞれのエッジを身近な事例を交えて解説し、自らの収益チャンスに繋げていくヒントを提供したいと思っています。あくまでも個人的な感想であり、投資その他の行動を勧誘するものであはありません。

おはようございます今朝の寄付き前情報は、少し私用があり、お休みしました。
すいませんです。あと、昨日書いたセミナーへの問い合わせをかなり頂いたビックリのですが、返信が出来ておらず、申し訳ございません。

誰も問い合わせなんか来ないだろうと思っていたので、参加希望者が多数いたので、少しビックリしております。後程、返信をいたしますので、暫くお待ちください。

表題の決算プレーとは何か?ですが、もうすぐ本決算発表ですよね。早い企業はもう既に決算を発表してきていますが、この決算というイベントを通じて、割と確実(絶対ではありません!)に儲ける投資手法があります。

それは、企業の決算の数字を予想することです、この予想には、二つあります一つは、終わった期(2014/3期)の着地予想を当てに行くことと、二つ目は新年度(2015/3期)の会社予想の数字を予測するということです。この二つのやり方の精度を高めれば、割と高い確率で株価予測が出来ます。

話せば、この話だけで、2時間くらいかかるのですけど・・・・・・、どうしましょうか???書きながら、まずかったなあと思い初めておりますんー汗汗

分かり易い方で話すと、二つ目の新年度の会社予想を当てるという話をしますと、会社には業績予想の作り方にがあります(特に、中小型株は)。その癖を利用して、新年度の業績予想を推測し、現在の株価の位置と比べて、新年度の業績予想がサプライズになるのかどうかを考えます。

具体的に話すと、サニックス(4651)という企業があります。昔は、シロアリ駆除や耐震強化システム、廃プラを燃料とした発電所等、様々な事業展開をしています。最近では、太陽光発電をメインにしています。

この会社は、残念ですが会社予想が常に未達になります。データを見てみると、1999/3期以降15期連続で期初計画未達に終わっています。恐らく、今期も会社計画未達(下方修正)になると思います。

さて、こう書くと、皆さんは決算発表前にショート(空売り)をすれば儲かるのではと思うと思います。しかし、そんな簡単なものではありません。ショートする時期が大切なのです!

今回の決算は、通期の決算発表なので、終わった期の決算と新しい決算の見通しも発表します。この会社は15期連続で期初計画未達と言うことは、逆に言えば新年度予想が高い(市場予想より良い)と言う事でもあります。

市場参加者は、下方修正を予想しショート(空売り)している人が多いのですが、意外な新年度予想(かなり高い業績予想)が出て、それがサプライズとなり爆騰
する傾向があります。つまり、決算直前はショート(空売り)でなく、買いの方が儲かる可能性が大きい事がデータ分析で分かります。

昨年も決算発表の翌日から2日間ストップ高
しています。しかし、その後1Q決算がでた辺りから、やっぱり未達なんだということになり、株価は軟調になっています。

勿論、大型株でもそのような決算プレーも出来るのですが、証券会社のカバレッジも多く、上方修正及び下方修正の情報は、株価に織り込まれている場合が多いです。つまり、大型株より中小型株の方がミスプライスを見つけやすいことになります。

少し分かって頂けたでしょうか?そのような色々な投資手法も株式だけでなく、不動産投資、FX投資について個人投資家の皆様に伝えていければと考えています。

ブログでは、限界があるので、別のやり方を考えております。ブログは、近いうちに終了するかもしれません。ブログを止める時には、お知らせします。



このブログは私の個人的な意見であり、個別株を推奨したり、投資判断を提供するものではありません。
投資判断は、個人の責任において、皆様でしてくださいね。