バイオハザード:ザ・ファイナル | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

バイオハザード:ザ・ファイナル

77点

バイオハザードシリーズ15年目の最終章。前作からは4年ぶりとなる。
ゲーム版とは設定がだいぶ違うこと、そして登場人物がやたら多いことなど、意外とわかりづらい部分が多いのがこの映画の欠点。本作でも、主要キャラだったジル、レオン、エイダなどが最初からいないものとされていたり(笑)けっこう適当な部分が目立つ。
まぁその反面、ストーリーを熟知してなくても楽しめるのが長所かな。ようはアンブレラ社が開発した生物兵器が暴発。それに主人公アリスが立ち向かってるというだけ。
ただしこの完結編ですべてが補完されたわけではなく、なにやらエンドロール後にも次作を匂わせる映像があったりと、ファンにとっては消化不良のファイナルになってしまった印象。クオリティとしては相変わらず高いものの、ストーリー的に満足のいくものではなかったのは残念。
そして注目のローラ出演は、やっぱりというか何というかチョイ役。いつの間にかいなくなってました(笑)

 

監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、ショーン・ロバーツ、ルビー・ローズ
2016年 106分
原題:RESIDENT EVIL:THE FINAL CHAPTER