インデペンデンス・デイ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

インデペンデンス・デイ

61点
1996年に公開され、迫力あるCG映像が話題になったSFパニック作。2016年には20年ぶりに続編が公開された。
アメリカ都市部を突然巨大な宇宙船が襲い、次々と破壊していく話。
例えば『宇宙戦争』だとほぼ一方的にやられるだけだったところが、本作ではアメリカ軍隊が総力をあげてエイリアン軍と戦う展開になっている。まぁ日本で言う宇宙戦艦ヤマトみたいな感じ。
ここで出てくる宇宙人は思想が全然違ってて、和解する気がゼロという部分に絶望感を描いたり、内容的にも当時としては斬新だったイメージ。
ただあんだけ圧倒されてるわりに、最後は結局地球側が勝ち「アメリカ万歳」で終わるところがなんとも短絡的で能天気(笑)
さらにこの映画、2時間半近くあるためとにかく退屈なとこが多いんだな。出演者がたくさんいて無駄にエピソード抱えてたりと、中盤にかけて意外とダラダラムード。
けどそんなのいらないから、そこはシンプルにサクサク進めてくれていいと思った。続編はその辺改善されてることを祈る。

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ウィル・スミス、ジェフ・ゴールドブラム、ビル・プルマン、ランディ・クエイド、アダム・ボールドウィン
1996年  145分
原題:INDEPENDENCE DAY