オデッセイ | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

オデッセイ

69点
『ブレード・ランナー』『エイリアン』『グラディエイター』などでお馴染み巨匠リドリー・スコット監督作品。
火星で探査中の宇宙飛行士マーク(マット・デイモン)が、事故で一人取り残されてしまう話。
前半から中盤にかけては、期待通りの火星でのサバイバル。あれこれ知恵を振り絞って生きのびるさまが面白い。
ただ後半はNASAがマークを助けるため、なぜか中国の助けを受けて延々と救助ミッションの展開。
こんなとこで中国ぶっ込むなよみたいな(笑)
そしてそもそもこの映画、140分じゃ長いんだよねぇ。もう終盤は露骨に飽きる。クライマックスの感動シーンが丸々無駄に感じられたのは俺の感性の問題なのか。
見ごたえはたっぷりだけど、個人的には思ったのと少しズレた印象。

監督:リドリー・スコット
出演;マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ペーニャ、ケイト・マーラ
2015年  141分
原題:THE MARTIAN