スーパーマン | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

スーパーマン

47点
2016年に『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』が公開されたが、これは1978年に公開されたスーパーマンの劇場公開1作目。
監督は70年代~80年代に『オーメン』『グーニーズ』『リーサル・ウェポン』『3人のゴースト』などの名作を撮ったリチャード・ドナー。
時代が時代だけど意外と特撮技術に違和感は少ない。空を飛ぶシーンなんてキッチリとワイヤー消してるので、ホントに浮いてるみたい。まぁ古さは隠せないけどね。
ストーリーもいい意味で単純。なんでスーパーマンが誕生したのか、そして何で地球に来てクラーク・ケントとして生活してるのかがきちんと語られてるので、とりあえずこれを見るとスーパーマンが何なのかがよくわかる。
終盤では、死んだ恋人を生き返らせるために地球を逆回転させて時空を戻すという暴挙を成し遂げる。そんなことして本当に時間戻るんでしょうか?(笑)
『バットマン』も『スパイダーマン』も、今でこそ深く切り込んだ作風になってるけど、初期はどれも似たような勧善懲悪だった印象。まぁ日本で言う仮面ライダーとかウルトラマンみたいなもんかな。

監督:リチャード・ドナー
出演:クリストファー・リーヴ、マーゴット・ギター、マーロン・ブランド、ジーン・ハックマン
1978年  135分
原題:SUPERMAN