ニュー・シネマ・パラダイス | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ニュー・シネマ・パラダイス

55点
1989年公開のイタリア映画。日本では小規模公開だったものの、当時の単一映画館の興収記録を樹立し、その記録は今だに破られてないほどのマニア性の高い映画。
そして母国イタリアでも知らない人はいない有名作品。内容的にも名作との呼び声が高い。
主人公の映画監督・サルバトーレの回想物語。映画好きの彼が、子供の頃に地元の映画館に入り浸る。そこで勤める映写技師との交流を通じて、徐々に大人になっていく展開。
劇場版は123分だけど、オリジナルは155分バージョン。まぁ名作なんだろうけど、個人的にはもう途中飽きたイメージしかない。
昔のシーンが主なので、当然古臭い映像がメイン。ぶっちゃけ子役もあんまり可愛くないので、今見ると全体的に渋めの退屈な印象。万人に受け入れられるタイプではない感じ。
昔の名作を今見ると面白くないってことはよくあると思うけど、その典型例。でもラストはやっぱりちょっと泣ける。

監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ、ジャック・ペラン、サルヴァトーレ・カシオ
1989年  124分
原題:NUOVO CINEMA PARADISO