ハリー・ポッターと炎のゴブレット | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

54点
シリーズ4作目。興味薄の人が適当に見ると、この辺から最後まではもうごっちゃになってくるはず。
1~3はまぁ似たような雰囲気、しかし本作からはヴォルデモートの陰謀が前面に押し出され、奥深さも一気に加速。
なのでハリポタの内容よくわからんって人は、逆にここからじっくり見直すと理解しやすいと思う。
監督は『フォー・ウェディング』『フェイク』などのベテラン、マイク・ニューウェルだけど、なんでこの人に決まったのか謎。雰囲気はかなりダークで、アメリカではPG-13にもなった内容。まぁ子供向けというか、万人向けではないね。
ただその反面、ハリーの恋のエピソードなんかも出てきて、なるほど新アイデアは諸所にバラ撒いている。その辺はさすがの人気シリーズかな。
最後は上手く締めているけれど、でもやっぱり色々と謎を残しつつ終わるラスト。ただめんどくさい人はもうこの後5、6、7と飛ばして完結編見ちゃってください(笑)


監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリント、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン、ロバート・パティンソン、レイフ・ファインズ、トム・フェルトン
2004年  142分
原題:HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE