ストリート・オブ・ファイヤー | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

ストリート・オブ・ファイヤー

24点
1984年に公開され、今だに語り継がれる人気の高い映画。『48時間』『ウォリアーズ』でおなじみウォルター・ヒル監督作品。
ダイアン・レイン演じる人気女性ロック歌手が誘拐され、主人公が助けに行く。その単純なストーリーを仰々しく派手に表現した構成。
当時サントラ盤が大ヒット、今聴いてもどれも素晴らしい名曲ばかり。
しかし残念ながらヒロインのダイアン・レインは歌っていないわけで、劇中でノリノリに口パクしてる彼女の姿は見てる方が恥ずかしくなってくる。ストーリーは夢物語みたいなもんなんだけど、歌の場面でいきなり現実に引き戻される印象。
『フラッシュ・ダンス』や『フットルース』など当時の歌やダンスの吹き替えは露骨だったね。
公開当時はどうだか知らんけど、今見ると悪い意味で時代を感じる。


監督:ウォルター・ヒル
出演:マイケル・パレ、ダイアン・レイン、ウィレム・デフォー、リック・モラニス、ビル・パクストン
1984年 94分
原題:STREETS OF FIRE