スタンド・バイ・ミー | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

スタンド・バイ・ミー

51点
1987年に日本公開。当初はそれほどヒットしなかったけど、ビデオ発売やテレビ放送を経て、なぜか今は伝説的扱いとなっている名作。
ベン・E・キングの1961年発表のシングルがモチーフ、でも曲としては日本ではジョン・レノンのカヴァーのが有名かな。それをスティーブン・キングが非ホラーとして表現した短編を映画化。
とある事件をきっかけに、小さい頃4人組で遊んでいた事を思い出す展開。
4人で線路を歩くシーンは映画見ない人でも知ってるくらい有名。日本のドラマでもあちこちがパクったりしてたっけ(笑)
印象に残る映像やセリフは数多く、確かに雰囲気のある作品ではあるけれど、致命的に話が面白くないんだな。死体を探しに行く、という一見刺激的な題材なのに、意外と起伏は無くオチも弱い。感動とか衝撃とかはないね。
若き日のキーファー・サザーランドやリヴァー・フェニックスなんかも出ていて記録的価値も高いが、内容は一度見たらもういいやって感じ。


そういやこの頃けっこう見た記憶がある、子役のコリー・フェルドマンって今何してだろう。

 

監督:ロブ・ライナー
出演:ウィル・ウィトン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル、キーファー・サザーランド、ジョン・キューザック、リチャード・ドレイファス
1986年  89分
原題:STAND BY ME