インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

59点
1989年に公開されたシリーズ3作目。前2作の大成功を受け、今回はインディ・ジョーンズの父にショーン・コネリー、若き日のインディにリヴァー・フェニックスを起用した話題性十分の大作。
しかしそのわりに、前2作に比べるとはっきり言ってつまらん。
冒頭インディの過去のエピソードは迫力十分、相変わらずつかみはバッチリ。けど今回は美人ヒロインが登場せず。代わりに父親と冒険するもどこかぎこちないんだな。これは脚本が悪いのか、キャスティングが合っていないのか。
そもそも肩の力を抜いて楽しめるストーリーが売りだったシリーズなのに、ヒットを狙いすぎたためか裏の策略が映画にも見え隠れしている感じ。名場面は多いけど、最初から最後まで通して見ると退屈、なんかチグハグな印象。
まぁひとまずここでシリーズを打ち切ったのは正解かな。

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ハリソン・フォード、ショーン・コネリー、ジョン・リス=デイヴィス、リヴァー・フェニックス
原題:INDIANA JONES AND THE LAST CRUSADE
1989年  127分