土竜の唄 潜入捜査官REIJI | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

土竜の唄 潜入捜査官REIJI

55点 
ヤングサンデーのマンガを実写映画化。監督はここ数年メッチャ映画撮りまくってる三池崇史、脚本は『あまちゃん』の宮藤官九郎。
キャストも超個性派をズラリ揃え、まぁなんとも破天荒な作品に仕上がった。
全編がクライマックスかのように、次々とアニメのような演出が飛び交う。現実にはありえないような描写が連続、ギャグマンガを読んでいるような印象。
ただストーリー自体はそれほど面白くなく、そして映画もヤクザ中心の暴力的描写メインのため、意外と途中で飽きてしまう部分がある。
三池映画に例えるなら『クローズZERO』『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』『愛と誠』あたりをごちゃまぜにした感じ。個性があるようで、意外と予想通りだったかな。

監督:三池崇史
出演:生田斗真、仲里依紗、堤真一、上地雄輔、山田孝之、岡村隆史、遠藤憲一、吹越満、皆川猿時、的場浩司、渡辺哲、伊吹吾朗、南明奈、大杉蓮、岩城滉一
2014年  130分