謝罪の王様 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

謝罪の王様

42点
『泣くもんか』『舞妓Haaaan!!!』でお馴染み水田伸生監督&阿部サダヲ主演作品。脚本は『あまちゃん』の宮藤官九郎。
架空の職業「謝罪師」を題材とした展開。映画は6つほどの事件を謝罪によって解決していく構成。オムニバスではないけど、各エピソードは独立してる感じ。
序盤は謝罪というよりは身近なトラブルで、不快なエピソードが続き正直面白くない。
ただ中盤から終盤にかけては、国際問題なんかが出てきてスケールアップ、いい具合に壊れる印象で徐々に画面に引きこまれる。全体的に破天荒気味が心地よい。
まぁ良くも悪くも水田さんらしい作風。コメディ色が前面に出て、ぶっちゃけアホらしい内容。これは好き嫌いがはっきり別れそう。映画をじっくり堪能したい人には向いてない。

なんでラストにE-GIRSが歌ったのか謎だが(笑)


監督:水田伸生
出演:阿部サダヲ、井上真央、岡田将生、尾野真千子、高橋克実、松雪泰子、竹野内豊、濱田岳、荒川良々、川口春奈、柄本時生
2013年  128分