真夏の方程式 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

真夏の方程式

70点
『容疑者Xの献身』に続く劇場版ガリレオの第2作。今回も重厚で、前作同様に内容もダークな構成。
基本的にドラマを見てなくても十分楽しめる。よく考えたら俺、ドラマ1回も見てないし(笑)
地方開発の説明会で玻璃ヶ浦という地に呼ばれた湯川(福山雅治)が、殺人事件に遭遇する展開。
地元民と湯川の出会いから進んでいくので連ドラ題材にしてはとてもわかりやすく、2時間枠のサスペンスものとしては適度な濃さも魅力。
ただ結局誰も得しないラストは相変わらず。ガリレオでここまで暗いストーリーにしてるのは賛否両論かな。
全体的にはソツなくまとまった印象。可も無く不可も無い、そこそこ安心の一作って感じ。
まぁこの映画で一番謎なのは、柴咲コウがどこ行っちゃったのかって事(笑)

監督:西谷弘
出演:福山雅治、吉高由里子、杏、前田吟、風吹ジュン、山崎光、塩見三省、西田尚美、田中哲司、北村一輝
2013年  129分