プラチナデータ
53点
東野圭吾の小説を嵐・二宮和也主演で実写映画化。
国民のDNA情報保管により、検挙率100%となった近未来の日本が舞台。だがある殺人事件で、このシステムを作った科学者(二宮)がなぜか犯人と断定されてしまう展開。
警察から逃げる二宮を単純に描いた前半はかなり面白い。
ただし真相が明らかになっていく後半は徐々に失速。ストーリーはぶっちゃけ可もなく不可もない内容で、正直期待したほどの意外などんでん返しはなかったのが残念。
主人公の○○人格の設定もいいアイデアだと思うけど、映画ではあまり深く描かれなかったのは中途半端。
2時間を超えるそこそこ大作。けど二宮のファン以外にアピールするものはやや薄かったかな。