脳男 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

脳男

58点
推理作家・首藤瓜於が2000年に江戸川乱歩賞を獲った原作を、2013年に実写映画化。
冒頭5分でかなりグロ映像満載だが、全体的にはそれほど刺激的な描写はない。
連続爆破事件で捜査上に浮かぶ謎の青年(生田斗真)と、刑事(江口洋介)、精神科医(松雪泰子)。三者三様で事件に関わる物語。
ただ小説ではともかく、映画だとかなり低レベルな部分がちらほら。爆破シーンのCGがショボかったり、登場人物のセリフが稚拙だったり、PG-12指定なのに内容が子供っぽかったのは皮肉なところ。
内容はかなり厚めでキャストも豪華なので、まぁ細かい欠点には目をつぶればそこそこ満足。
続編が作られそうなラストだけど、この路線だと次はちと厳しいかも。
不覚ながら、二階堂ふみが出てた事は見終わった後に気付いた(笑)

監督:瀧本智行
出演:生田斗真、松雪泰子、江口洋介、染谷将太、二階堂ふみ、光石研、石橋蓮司、夏八木勲、太田莉菜、大和田健介、甲本雅裕、山崎ハコ
2013年  125分