リーピング | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

リーピング

31点
『エスター』『ゴシカ』『13ゴースト』などでお馴染みホラー専門プロダクション「ダークキャッスル」の2007年作品。
田舎町で起こった不気味な怪現象の数々を、女性教授(ヒラリー・スワンク)が科学的に分析する話。謎の少女は『ソウル・サーファー』のアナソフィア・ロブが演じている。
現実味ある興味深い導入部。しかしストーリーは徐々に飛躍し、後半はなんでもアリの世界。
極限まで凝りまくった映像だけどそれが逆にありえない物語へと展開してしまい、ラストはもはや失笑するのみ。コミカルな要素は一切ない正統派ホラーなだけに、終盤のなんだかよくわからない加減は残念。奇抜すぎる設定が映画を悪い方に壊してしまった印象。
クライマックスのイナゴ大群描写は、伝説の駄作『エクソシスト2』を彷彿させた(笑)

監督:スティーブン・ホプキンス
出演:ヒラリー・スワンク、アナソフィア・ロブ、デヴィッド・モリシー
2007年 99分
原題:THE REAPING

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