スネーク・フライト | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

スネーク・フライト

59点
『デッドコースター』『セルラー』のデビッド・R・エリス監督作。2006年に公開されて、当時の全米週末ランキングで1位を獲得したかなり話題だった映画。日本じゃ話にならない大コケだったけど。
飛行中の旅客機内に数千匹の毒蛇が放たれるというトンデモ設定。
発想はさすがに斬新。けど実際に映像化してみると、意外に面白くない。舞台は狭い飛行機の中で、暴れるのは蛇だけ。見せ場は少なく、中盤かなり飽きる。妙にコミカルな描写で緊張感もダウンしており、恐さも全くなし。予告は何やら楽しそうだったのに実際見てみると「あれっ?つまんないぞ?」みたいな(笑)突飛な題材に、アイデアがついてこなかった惜しい作品。
ちなみにエリス監督、今年(2013年)の1月に60歳で急逝している。好きな監督だったのに残念。

監督:デビッド・R・エリス
出演:サミュエル・L・ジャクソン、ネイサン・フィリップス、ジュリアナ・マルグリーズ
2006年 106分
原題:SNAKES ON A PLANE

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