388 | ☆テツコの部屋☆~映画評論館~

388

52点
『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリ監督が製作総指揮を務めた、相変わらずの不条理サスペンス。主演は『ターミネーター3』でジョン・コナー役だったニック・スタール。
ここはネタバレ。
388番地の一軒家に住む若い夫婦。しかし家の中に第三者の気配を感じる展開。パソコンが勝手についていたり、見に覚えのない音楽がダウンロードされてたり。
序盤で早々と妻が行方不明になるも、その後は話がなかなか進まず。身内や友人を疑い警察にも連絡するが、不審な状況は続くばかり。けど単純な分オチが気になる構成。
ただ期待に反して、結局ラストも犯人が誰なのかわからず終い。また別のターゲットを見つけてエンディング。
せっかくドキドキさせたのに、この締めではガッカリ。全体的に良い出来だっただけにこれは残念すぎる。

監督:ランドール・コール
出演:ニック・スタール、ミア・カーシュナー、テヴォン・サワ
2011年  87分
原題:388 ARLETTA AVENUE

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